KHODAA BLOOM・FARNA Series【ハシケンのロードバイクエクスプローラー】
ハシケン
- 2021年11月17日
ここでは2014年から始まったコーダーブルームのレーシングモデルの変遷を振り返る。
ファーナプロの誕生から、アルティメイトへの進化。
エアロロード色を強めたファーナエアロなど、歴代モデルに光を当てる。
OLD vs NEW 新旧比較01
ファーナプロから始まった日本ブランドピュアレーサー追求の道
2014年、初のレーシングモデルとして登場したファーナプロ。使い勝手がよく乗りやすいオールラウンダーとして、実業団チームのホンダ栃木に供給。そこでのフィードバックを生かし、2017モデルとしてアップデートされたモデルがファーナアルティメイトだった。素材にはプロ同様にT800とT700カーボンを採用しつつも極めて高い反応性を獲得し、クライミング性能にもすぐれるモデルへと進化を果たした。
同じ2017モデルでは、エアロダイナミクス性能を追求したファーナプロ・エアロも誕生。角断面形状を積極的に採用し剛性を高めたアグレッシブな走りを特徴とした。
このようにファーナシリーズとしてプロとエアロをラインナップするなかで、2020モデルでは、まったく新しいモデルが登場する。それがストラウスだ。ディスクブレーキモデルとケーブルのセミ内装化を果たすなど、最新のレーシングモデルとしての機構を搭載。空力性能も高めたオールラウンドモデルのストラウスの誕生により、従来のファーナプロは快適性を重視したエンデュランスモデルへと特性を変え、現在は、ストラウスとファーナの2つのシリーズ展開となる。
2017年 FARNA ULTIMATE
世界と戦えるバイクを掲げ、ファーナプロをアップデートし、軽さと反応性を高めたファーナアルティメイト。つや消しのカーボンブラックカラーで、フレームとフォークセットで1165gを達成。ダイレクトマウントリムブレーキ、スクエアーダウンチューブ設計などが特徴。プロの万能性を生かしながらシャープな運動性能も獲得
2018年 FARNA PRO AERO
ファーナプロからフレーム形状を刷新し、性格の異なるモデルとして登場。チューブはボリュームをもたせながらエッジを利かせ、剛性感の強いフレーム性能を実現していた。ファーナプロ譲りのハンドル落差を出せるヘッド設計、リアの快適性を生む扁平シートステーを採用していた
2020年 STRAUSS PRO DISC
空力性能、軽さ、剛性のバランスをアップデートし、現在の最新ロードバイクの機構を搭載した最新ディスクブレーキモデルとして誕生。トップチューブには、ドイツスタイルの花束を意味するストラウスの幾何学デザインをあしらう
OTHER MODEL
KHODAA BLOOM/FARNA DISC 105
コンフォート系ロードにラインナップされるファーナシリーズの
ド真ん中モデル「ファーナ ディスク105」。
エントリースポーツバイクとして仕立てられた、シマノ105コンポーネント搭載の
アルミディスクブレーキロードの特徴を紹介する。
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