新城幸也の「自転車7台」に増田成幸が驚き! 五輪代表参加メリダプレミアムトークショー
ハマダ
- 2021年12月07日
12月4日にメリダエックスベースでプレミアムライド&トークショーが行われた。五輪代表の日本代表として走った新城幸也選手(バーレーン・ヴィクトリアス)と増田成幸選手(宇都宮ブリッツェン)が出演する特別イベント。ここでは後半のトークショーの内容をお届けする。
トークショー、プレゼント抽選会、サイン会で盛り上がった!
イベント後半はプレミアムトークショーとして、二人がさまざまな話題で語り合うとともに、会場に来てくれたファンへのプレゼント抽選会やサイン会も行われた。その様子をお届けするとともに、直前に行われたライドイベントやメディアインタビュー、トークショーのなかからいくつかコメントをピックアップして紹介する。
イベント前半、ライドの様子はこちらから
プレミアムトークショーは約1時間。壇上に上がった二人がシーズンを振りかえったり、事前に集めた会場からの質問に答えたりした。ふだんのシリアスなレース現場とは異なり、非常に穏やかな雰囲気で対話が進んでいたのが印象深い。
トークショーの後半はプレゼント抽選会が行われ、サイン付きのジャージやキャップ、ポスターなど豪華賞品が準備され、二人がくじ引きボックスから当選者を選んでいく。
最後は、新城選手と増田選手が事前に応募をしてくれた人に対しサイン&記念写真を行った。じつに90組以上の人々に対応することになったが、スタッフの助けもあって密を避けながらスムーズに対応。最後まで笑顔を絶やさず、ていねいにファンへ感謝の意を示した。
こうしてイベントはすべて終了。この後新城選手は海外へと戻り、チームのキャンプへと合流、トレーニングを開始する予定だ。増田選手も徐々にトレーニングを増やし、シーズンインに備える。二人にとってはリフレッシュする機会となり、会場に集まった多くのファンも大満足! まさにプレミアムなイベントになったようだ。
ズバリ質問! 新城、増田両選手インタビュー
前半のライドイベントを終えての感想は?(メディアインタビューにて)
新城(以下敬称略)「2年前も同様のイベントをやらせてもらっていて、みなさんといっしょにゆっくり走るというのはとてもいい機会だなと改めて感じました。僕らはふつうに面と向かって話すより、自転車の上でしゃべるほうがみなさんと話しやすいんです。きっと参加者の人も同じで、やっぱり同じサイクリストってことなのかな?って思いましたね」
増田「こんなにファンの人と和気あいあいと近くでおしゃべりできて、すごく濃い時間が過ごせるいい企画だなぁと思いました。僕の地元である仙台出身の人がいらっしゃって、そういうところで話も盛り上がったりしました。幸也も言っているように、自転車に乗っているとお互い心の垣根みたいなものがとれて、老若男女問わず自然に話せる気がします」
新型メリダ・スクルトゥーラについて(トークショーにて)
新城「ひと言でいうと速いです! 軽い、速い! それに尽きます。僕の完成車で7㎏。旧型と乗り比べたらすぐわかるし、実際気に入ってすぐ乗り換えました。ハンドルが一体型になり好みが分かれるかもしれませんが、僕らライダー自身がそこにフィットしていくことで合わせられます(笑)。じゃないとスクルトゥーラの空力や速さは発揮されないので。下りとかとくにその速さがよくわかりますよ」
増田「(本日初めて乗車し、2022年から本格的に乗り始める)今作のスクルトゥーラは見るからに空気を切り裂きそうな形をしていますよね。僕はそうした流れるフォルムのものが好きなので、早く乗りたいですね」
チームから与えられている自転車の数は?(トークショーにて)
増田「いやでもワールドチームのバーレーン・ヴィクトリアスでしょう? (幸也は)自分のバイク、3台とか4台とか持っているんでしょう?」
新城「7台です(笑)」
増田「7台‼⁉ 僕3台なんですけど。……全部は使わないよね?」
新城「トレーニングバイク1台、トレーニング用TT1台が必ず自宅にありますね。で、レース用1台、第1チームカー用1台、第2チームカー用1台、TT1台、予備TT1台。7台っす」
増田「あの~……勉強になりました。……すごい(笑)」
上り、下り、平坦の走り方の違いについて(ライドイベントにて)
新城「上りは当たり前だけど、自分という重りを運ぶわけだからパワーや体重がモノをいう。でも下りと平坦はテクニックで対応できる面が多い。他人についていけばいいし、慣性で進めるから。例えば平坦でもこういう風に進めば、ペダルを回さずとも……ほら!(実際に特殊な乗り方をして見せてくれ、参加者一同驚く)」
ロードバイクのブレーキの違いについて(ライドイベントにて)
増田「ぼくらプロ選手は当然ディスクブレーキを使っていていいところもたくさんあります。でもリムブレーキも全然いいと思っています。選手としても簡単に調整しやすかったし、実際よくいじっていたと思います。ディスクブレーキになって自分でいじる機会は少し減ったかな?」
参加者の少年との子ども時代の食べ物について(ライドイベントにて)
新城「(少年が魚釣りが趣味ということを聞いて)魚釣り、いいよね。僕も島出身だから魚は好き。島(石垣島)には一件もコンビニがなくて、子どもの頃は毎日魚とか果物とか旬の物ばかり食べていた気がする。工場で加工されたものをほとんど食べなかった。今思うとそれはとてもいいことで、よかったのかもしれない」
ほか気になるトークショーの様子は以下アーカイブから見られる。
問:メリダエックスベース
https://www.merida.jp/x-base
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