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マンセボとガルシアはスタートラインの最前列で待機。写真撮影:對馬由佳理

マンセボ、ガルシアも参戦したスペインのお祭りクリテリウム、往年の名選手が集まった

2021年11月27日、スペイン・マドリード北部の街中で行われた自転車レース「メモリアル・マリア・イザベル・クラべーロ」。ロードレースがシーズンオフになると、選手たちはMTBやシクロクロス、そしてクリテリウムのレースに出走するようになる。そのなかでもファンと選手との距離が非常に近いクリテリウムのレースは、町中で開催されることも多く、レースを身近に感じることができる。

しかし、現在スペインではこのシーズンオフのクリテリウムのレースの数が激減している。そんななか、30年間に渡りこのクリテリウムの伝統を守り続けているのが、今回ご紹介する「メモリアル・マリア・イザベル・クラべーロ」のレースだ。

例年、現役のプロ選手やプロ選手のOBたちがたくさん集まるレースイベントだが、今回は子どもたちに向けたイベントも開催された。

マドリードの年末恒例レース
メモリアル・マリア・イサベル・クラべーロ

11月27日に開催された「メモリアル・マリア・イザベル・クラべーロ」の舞台は、マドリードの北に位置するラス・ロサスに作られた、1周300mほどのコース。そのコースを子どもたちも走ることが発表されたのは、11月上旬のこと。そして、この日4歳から13歳までの子どもたち100人以上がコースに集まった。

この日のイベントで、オーガナイザーから参加する子どもたちに2つのことが「お願い」された。一つは「自転車に乗る時には、必ずヘルメットをかぶること」、もう一つは「今日のイベントは『レース』ではないので、競争せずに自分のペースで走ること」。このオーガナイザーの「お願い」のとおり、この日の子どもたちのイベントはレースではない。そのため、オーガナイザーは参加者全員にメダルやお菓子そしてホットチョコレートまで準備し、子どもたちみんなが楽しむことができるようにしていた。

一番小さい5歳以下の子どもたちが走るときには、彼らのお父さん・お母さんも参加する。子どもと一緒に自転車に乗りながら、あるいは大人は歩いて子どもたちとコースをひと回りするのが、この日のメインイベントである。

まだ小さい子どもたちのため、補助輪を付けている子どもも多かったが、オーガナイザーは手際よく参加者を誘導。中にはスタートしたもののゴールにたどり着くことができず泣き出す子どももいたりしたが、みんな楽しく自転車に乗っていた。

プロ・サイクリストの部ではオマール・フレイレが2連覇

子どもたちのイベントが終わってから、プロとかつてのプロ選手のクリテリウム・レースでは、約100人のサイクリストが参加した。

現役プロのレースは約300mのコースを20周する。レーススタート直後はマンセボを含む4人の選手が逃げることになったが、終盤になると一気に集団のスピードが上がり、ゴール前で抜け出したのは現役スペインチャンピオンで来季はイネオス・グレナディアーズへの移籍が決まっているオマール・フレイレだった。「アスタナのジャージで走るのは、たぶん今日が最後になるでしょうね」と話したフレイレ。今年1年の好調さを、しっかりと見せつける形になったレースとなった。

かつてチーム右京で走り、現在はコメンテイターとして活躍するオスカル・プジョルと談笑するフレイレ。写真撮影:對馬由佳理

帰国したパコ、来季も日本で走るガルシアも顔をそろえた

マンセボとガルシアはスタートラインの最前列で待機。写真撮影:對馬由佳理
マンセボとガルシアはスタートラインの最前列で待機。写真撮影:對馬由佳理

このレースには、日本で活躍する選手たちも参加した。パコの愛称で親しまれているフランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)とマルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム)が今年も出走。2選手ともここしばらくはMTBのレースに参加していたこともあり、「ロードレースは久しぶりだよね」と笑顔を見せた。

今年日本での出走機会のなかったガルシアは、「今年1年間日本で走れなかったのに、来季の契約をしてくれたキナンには本当に感謝しています。来年は日本で走ることができるように、いま必要書類などを準備している最中なんです」と話した。一方、今年も日本のレースで活躍したマンセボは「来年はもっと楽に日本とスペインの間を旅行できるようになるといいですね」と語った。

プロOBレースではオリーリョが優勝、マヨが3位に

元プロサイクリストのレースの表彰台。左からアメテ・チェルーカ、ペドロ・オリーリョ、そしてイバン・マヨ。写真撮影:對馬由佳理
元プロサイクリストのレースの表彰台。左からアメテ・チェルーカ、ペドロ・オリーリョ、そしてイバン・マヨ。写真撮影:對馬由佳理

ちなみに同じ日に開催された元プロサイクリストの部のレースでは、では、ペドロ・オリーリョ(Pedro Horrillo)が優勝し、かつてオスカル・フレイレの名アシストとしてマペイやラボバンクで活躍した経歴を思い出させるには十分な走りだった。

毎年、11月に開催されるメモリアル・マリア・イサベル・クラべーロ。選手の家族も集まり、いつもの和気あいあいとした雰囲気は変わらず、今年も2021年のジーズンが終わることになった。

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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