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憧れの手組みホイールに挑戦! 振れ取りの基本もマスターしてレベルアップ

外を走るのがツラい寒い冬こそ、セルフメンテナンス&自転車DIYをやってみよう。時間があるときこそチャレンジしたいホイール組み。自分でやるにはなかなか難しいだけに、完成したときの達成感もひとしお。今回はそんなホイール組みにチャレンジ。数をこなしてホイールマイスターを目指せ!

ホイール組みの面白さはなんといっても達成感!

時間があるときにおすすめなのが、サイクリストの編み物ともいうべきホイール組みだ。スポーツ車は完組みホイールが主流だが、一般車の世界ではまだまだ手組みが主流。
手組みなら、高品質なホイールをリーズナブルに入手できるメリットも。とはいえホイール組みは、こなした数がモノをいう。最初は基本のイタリアン組みをマスターして腕を上げていこう。
振れ取りをマスターしておくと、ホイールが歪んだときに修正できる。曲がった方向を逆に引っ張るようにスポークテンションをかける。そうするとホイールは修正される。ホイール組みのときも振れ取りのキホンは同じだ。

手組みのもっともベーシックなパターンは、32穴イタリアン6本組みだろう。ほかにもJIS組み、8本組みなどスポークのあやの取り方や、何本めのスポークを交差させるかで、違いがある。
イタリアン6本組みは、進行方向にハブから引っ張る方向にあるスポークがフランジの内側から外側に出ており、6本めのスポークが交差しているパターンだ。言葉にすると意味がわからないが、まずは現物をよく見てみれば理解できる。初めて組むときには、現物か写真などを用意して、お手本とするといいだろう。

スポーク長計算など、難しい関門も多いが、ホイール組みができればセルフメカニック上級者だ。達成感も大きい。

ホイール振れ取りのキホンをマスター

振れ取りを知っておけば、持っているホイールに歪みが生じたときにも対処できる。携帯ツールにもニップル回しがついていることもあるので、出先でのトラブル対処にも。基本は、ホイールが曲がっている方向の逆を引っ張るようにスポークのテンションを上げる。スポークにはネジが切ってあり、ニップルをホイール内側から見て反時計回転させるように回すと、ネジが締まってスポークテンションが上がる。振れ取り台に装着して、ホイールの振れを確認するが、ない場合はブレーキシューとのすきまを見て応急処置できる。ホイール組みの際の振れ取りも手順は同じだ。

振れ取り台、ホイールの振れを確認するもの。畳んで収納できる簡易なタイプから、プロ用の重厚なものまである
ニップル回し。ニップルの番手に応じた溝に入れて回す。クロモリ製のしっかりしたニップル回しを使うのがオススメ

ニップルを回すキホン

ニップルをホイール内側から見て反時計回りに回すとスポークテンションは上がる。振れている逆を引っ張る位置にあるスポークのテンションを上げる。もしくは逆位置のスポークテンションを下げると振れは解消される傾向に
ゲージにリムが接触している
リムを反対に動かすように引っ張る方向のスポークのテンションを上げると、左のように修正されて振れが解消される
縦振れもある。縦振れを確認するゲージをリムの上端ぎりぎりにセット。接触したら、その部分が縦に振れているということ
縦に振れている部分の2本のスポークテンションを上げて縦振れを解消。隣り合う2本を同じように上げるのがポイント

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PROFILE

ニシヤマ

Bicycle Club / 副編集長

ニシヤマ

自転車暦35年以上。中学時代からランドナーに乗る、ヴィンテージ(ジャンク)自転車大好き人間。バイシクルクラブのバイク&キャンプなアウトドア系記事、自転車レストア&カスタム記事など製作。またマニアックな自転車ムック職人。加えて最近は、付録職人でもある

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自転車暦35年以上。中学時代からランドナーに乗る、ヴィンテージ(ジャンク)自転車大好き人間。バイシクルクラブのバイク&キャンプなアウトドア系記事、自転車レストア&カスタム記事など製作。またマニアックな自転車ムック職人。加えて最近は、付録職人でもある

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