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憧れの手組みホイールに挑戦! 振れ取りの基本もマスターしてレベルアップ
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ニシヤマ
- 2022年01月03日
外を走るのがツラい寒い冬こそ、セルフメンテナンス&自転車DIYをやってみよう。時間があるときこそチャレンジしたいホイール組み。自分でやるにはなかなか難しいだけに、完成したときの達成感もひとしお。今回はそんなホイール組みにチャレンジ。数をこなしてホイールマイスターを目指せ!
ホイール組みの面白さはなんといっても達成感!
時間があるときにおすすめなのが、サイクリストの編み物ともいうべきホイール組みだ。スポーツ車は完組みホイールが主流だが、一般車の世界ではまだまだ手組みが主流。
手組みなら、高品質なホイールをリーズナブルに入手できるメリットも。とはいえホイール組みは、こなした数がモノをいう。最初は基本のイタリアン組みをマスターして腕を上げていこう。
振れ取りをマスターしておくと、ホイールが歪んだときに修正できる。曲がった方向を逆に引っ張るようにスポークテンションをかける。そうするとホイールは修正される。ホイール組みのときも振れ取りのキホンは同じだ。
手組みのもっともベーシックなパターンは、32穴イタリアン6本組みだろう。ほかにもJIS組み、8本組みなどスポークのあやの取り方や、何本めのスポークを交差させるかで、違いがある。
イタリアン6本組みは、進行方向にハブから引っ張る方向にあるスポークがフランジの内側から外側に出ており、6本めのスポークが交差しているパターンだ。言葉にすると意味がわからないが、まずは現物をよく見てみれば理解できる。初めて組むときには、現物か写真などを用意して、お手本とするといいだろう。
スポーク長計算など、難しい関門も多いが、ホイール組みができればセルフメカニック上級者だ。達成感も大きい。
ホイール振れ取りのキホンをマスター
振れ取りを知っておけば、持っているホイールに歪みが生じたときにも対処できる。携帯ツールにもニップル回しがついていることもあるので、出先でのトラブル対処にも。基本は、ホイールが曲がっている方向の逆を引っ張るようにスポークのテンションを上げる。スポークにはネジが切ってあり、ニップルをホイール内側から見て反時計回転させるように回すと、ネジが締まってスポークテンションが上がる。振れ取り台に装着して、ホイールの振れを確認するが、ない場合はブレーキシューとのすきまを見て応急処置できる。ホイール組みの際の振れ取りも手順は同じだ。
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ニップルを回すキホン
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