水郡線サイクルトレインプロモーションイベント「篠さんと走る! 奥久慈里山ヒルクライム2022」レポート【前編】
ハマダ
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2月20日、茨城県のJR水郡線沿線で、奥久慈里山ヒルクライムルートの一部を体験できる水郡線サイクルトレインプロモーションイベント「水郡線サイクルトレイン最前線2022 ヒルクライマー篠さんと走る! 奥久慈里山ヒルクライム2022」が行われた。篠さんと走った約50km、獲得標高約700mのイベントの様子をレポートするが、まずは前編から!
JR水郡線の一部区間をサイクルトレインが走る!
自転車をそのまま列車に載せてOKなサービス
このイベントは、水戸駅から団体臨時列車「水郡線サイクルトレイン最前線2022号※以降『サイクルトレイン』」を利用しつつ、ヒルクライマーの篠さんと一緒に冬の地産食材を使ったグルメ&ヒルクライムライドを堪能しようというもの。新たに生まれた茨城県サイクルトレインの「こけら落とし」といったところだ。
まずは今回の「サイクルトレイン」についてお伝えしておこう。この水郡線サイクルトレインは、水郡線の一部区間において、自転車を専用の袋に収納せずにそのまま列車に持ち込める、土日休日限定のサービスだ。これまで期間限定で実施していたが、2022年4月以降は通年のサービスとなる予定だ。専用ウェブでの事前登録により利用が可能で、追加料金はなし。乗降可能な駅や登録方法など詳しくはこちら!→https://www.jreast.co.jp/mito/suiguncycletrain/
いよいよ篠さんと走る! 奥久慈里山ヒルクライム2022がスタート
水戸駅係員からお見送りを受けつつ、サイクルトレインが発車!
水戸駅のホームに集まった参加メンバーは篠さんを含め25人ほどで、それを4~5人の小グループに分けてスタート。県外からの参加者も多く、はじめて「サイクルトレイン」というサービスを利用する人も多かったようだ。
ホームで記念撮影をしているうちに列車が到着。水戸駅係員に見送られながら、車内に自転車を持ち込んでいく参加者たち。2両編成のローカル線がいつもよりちょっぴり特別になって走りだす。
ローカル&シンプルスタイルのサイクルトレインが今後のトレンド?
サイクルトレイン内部には自転車専用スタンドがあるわけではなく、簡易的なバンドが貸し出されて自転車を壁際に立てかけつつ、各々固定していく方式。電車の揺れはあまりないため、きちんと固定さえすれば自転車が倒れてしまうというのは稀だろう。なにしろ作業が非常にラク(笑)! この手軽さは全国のローカル線の新たなトレンドになるかも?
常陸太田駅から奥久慈里山ヒルクラムルートへ
ほどなくして常陸太田駅に到着。自転車を下ろしたらいよいよライドのスタートだ! 水郡線沿線の奥久慈里山ヒルクライムルートへと走り出す。じつは現地の天気予報は前日まで雪と表示されていたのだが、実際の当日の天気は曇り。一同胸をなでおろしながら快調にペダルを回していく。
健脚ライダーたちよ、竜神大吊橋へと上れ!
50㎞ルートの中盤にたどり着くのが、今コースの最大の難所、竜神大吊橋へ至るヒルクライムだ。そのクライム距離自体は短く、10分以内に上り切れる坂だが、平均勾配は10%近くとかなり厳しい! しかしヒルクライマーである篠さんや、それについて行こうとする健脚ライダーにとってはそれほどではないらしく(⁉)、みんなグイグイ上っていく!
上り切った参加者を待っていたのは「橋から見る大絶景!」……ではなかったが(曇りだったので)、エイドステーションのあったかいおそばとおまんじゅう。おいしい地元食材の味で体力を回復したら、記念撮影をしてから下りへ。
そして各グループは、次のチェックポイントとなる大子町「袋田の滝」へ向かうのだった。そちらは様子は後半のレポートにて!
問:JR水郡線
https://www.jreast.co.jp/mito/suiguncycletrain/
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
- TEXT&PHOTO:浜田幸紀
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