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最速試乗! 話題の新型スマートトレーナー「KICKR ROLLR」に乗ってみた|Wahoo

2月にWahoo(ワフー)が発表した新型スマートトレーナー「KICKR ROLLR(キッカーローラー)」。各社からダイレクトドライブ式のスマートトレーナーが発売されるなか、デュアルローラーベース設計を採用したタイヤドライブ式のモデルが発売となり、早くも話題となっている。今回、日本にまだ1台しかサンプルがないというKICKR ROLLRを試せる貴重な機会をいただいたので、タイヤの固定方法など、気になる疑問もぶつけてみた。

独自のセーフティタイヤグリッパーで前輪の着脱がスムーズ

KICKR ROLLRのいちばんの特徴ともいえるのが、前輪を固定するセーフティタイヤグリッパー。700Cのホイールであれば、2.1インチ/53mmまでのタイヤを装着した状態でも固定することができる。前後輪を外す必要がないため、ビギナーでも楽に着脱ができるだけでなく、屋外での実走と室内トレーニングを1台のバイクでこなすアマチュアライダーにもうれしい設計だ。また、家族や複数台のバイクでトレーナーをシェアできるという利点もある。

前後のホイールはそのままでOK。バイクをセーフティタイヤグリッパー部分に差し込むだけ
グレーのダイヤル部分を回すと幅が変化する
少ない力でもラクに固定ができた

気になる乗り心地とホイールへのダメージ

乗り心地は固定ローラーに近い印象だが、ローラーの自然な乗り心地とKICKRならではの安定感が感じられた。ホイール部分は想像以上にしっかり固定されており、乗車時にぐらつくこともない。グリッパーが付いているのでホイールキズがつく心配はなさそうだが、負荷がかかることによるダメージはないのだろうか?

担当者によると「開発時にいくつかの主要ブランドのホイールでテストを行っておりますが、ホイールへのダメージはありませんでした。最大負荷も1500ワットまで対応してますので、エクササイズから本格的なトレーニングまで問題なく行えます」とのこと。確かに、ダンシングしてもズレる感覚もなく、スプリントでも安定感があった。これなら安心だ。

POWRLINK ZEROと組み合わせることでパワー計測も可能

KICKR ROLLRの負荷装置には電磁式自動調整機能が採用されている。トレーナー本体でのパワー計測はできないが、同時期に発表されたペダル型パワーメーター「POWRLINK ZERO」を使用することで、ZwiftやRouvyなどのバーチャル空間でトレーニングやサイクリングを楽しむことができる。もちろん、ANT+などの接続に対応していれば他のパワーメーターでも利用できる。

なかにはスマートトレーナー側でパワーを測定したいという人もいるかもしれないが、実走時と同じパワーメーターを室内トレーニングでも利用できるという点では、測定データに誤差が出にくいのでおすすめだ。

試しにKICKR ROLLRをTrainerRoadと連携させてみると、負荷のかかり方が非常にスムーズだ。特にケイデンスをもとに目標となるワット数を割り出し、負荷を調整するERGモードでもズレが少ない。

写真は両側ペダル仕様。バンドルキットは片側ペダル仕様のみ

パワーメーターを持っていない、というライダーのため、KICKR ROLLR単体での販売のほか、POWRLINK ZERO(シングルサイド)とセットになったバンドルキットが16万7000円(税抜)で発売される。KICKR ROLLR単体での発売は3月下旬を予定しているが、POWRLINK ZEROシリーズが5月頃入荷予定のため、バンドルキットの販売も同時期となる。

▼「POWRLINK ZERO」の詳細はこちらをチェックしよう。

スピードプレイ待望のペダル型パワーメーター「POWRLINK ZERO」、国内販売は5月頃を予定|Wahoo

スピードプレイ待望のペダル型パワーメーター「POWRLINK ZERO」、国内販売は5月頃を予定|Wahoo

2022年02月22日

インテリアを邪魔しないスタイリッシュなデザインにも注目

KICKRシリーズの人気の理由のひとつが、デザイン性の高さだ。今回のKICKR ROLLRも、トレーニング用品にありがちな“いかにも”という感じがなく、自宅においてもなじみやすいデザインだ。
重さもありコンパクトに折りたためるタイプではないため設置スペースに余裕のある人が対象となるが、場所さえ確保できれば一時的なバイク置き場としても使えるうえ、先述のとおり着脱が容易なため、トレーニングのハードルを下げることができるはずだ。「バイクをセットしてトレーニングを始めるまでがめんどくさい」、「ホイールの着脱に自信がなく、いつもはパートナーにセットしてもらっていた」という、インドアトレーニングにありがちな悩みも解決してくれるだろう。

製品情報

KICKR ROLLR

希望小売価格:100,000円(税別)
※SPEEDPLAY POWRLINK ZERO Single-sidedとのバンドルキットは167,000円(税別)
販売:WahooFitness.comまたはWahoo正規販売店
国内での販売:3月頃を予定

SEPC

重量:22.6kg
幅:79.5cm
高さ:86.5cm
長さ:146~165cm(ホイールベース)
負荷装置:Magnetic
接続性:ANT+ FEC、Bluetooth、Direct Connect
最大ユーザー重量:113kg
フライホイール:4.8kg

▼「KICKR ROLLR」の詳細はこちらをチェックしよう。

実走感の高いインドアライドを実現、新型トレーナー「KICKR ROLLR」を一般発売|Wahoo

実走感の高いインドアライドを実現、新型トレーナー「KICKR ROLLR」を一般発売|Wahoo

2022年02月22日

サイクルモードでKICKR ROLLRを試してみよう

3月5日から開催中のサイクルモード大阪を皮切りに、3月~4月にかけて行われる下記イベントで、KICKR ROLLRを体験することが可能だ。ブースには話題のペダル型パワーメーター「POWRLINK ZERO」も用意され、Wahooグッズのプレゼントキャンペーンも実施予定だ(なくなり次第終了。ぜひ、足を運んでみよう!

イベントスケジュール

3月5日、6日  CYCLE MODE RIDE OSAKA 2022
3月19日、20日 名古屋サイクルスポーツデイズ
4月2日、3日  CYCLE MODE TOKYO
※そのほかの最新情報はWahoo Fitness Japan公式サイトまたはTwitterをご確認ください

 

<問い合わせ>
インターテック https://www.intertecinc.co.jp/
Wahoo Fitness Japan https://jp.wahoofitness.com/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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