新城幸也が4月なのに雪の中でレース! GP・ミゲル・インドゥライン|ユキヤ通信
Bicycle Club編集部
- 2022年04月03日
3月30日にベルギー「ドワース・ドール・フラーンデレン」に参戦した新城幸也。一度自宅のあるアンドラで過ごしたあと、4月2日にスペイン・バスク地方で開催された『Gran Premio Miguel Indurain(グランプリ・ミゲル・インドゥライン)』に出場した。
かつてツール・ド・フランスで個人総合5連覇を達成したミゲル・インドゥラインの偉業を称え、本人の名前を冠としインドゥラインの出身地、スペイン・パンプローナがあるバスク地方のナバーラ州を舞台に開催される190kmのレース。
終盤に上りが連続し、クライマーに有利なワンデーレースと言われるこのレースで、直前まで石畳のスプリンターのレースで仕事をしていた新城がどのように対応できるかが課題だったが、序盤に逃げを試みるなど積極的に動き、明後日からのワールドツアー、イツリア・バスクカントリーにいい感覚でチームの役割を果たし、無事に85位で完走した。
新城幸也のコメント
『まさか4月に雪の中でレースするとは思わなかったので、フル装備でレースに望んだが、コースは中盤の上りがカットされて、周回コースのようになった。
チームは明後日から始まるバスクカントリーがメインターゲットなので、今日はレースの主導権を取らず、厳しい展開にしないように、疲労しないようにということでスタートした。
天候が雨なので、疲労するなというの無理なのだが、なるべく脚を使わないように走った。と、言っても大人数の逃げに乗せないと追いかける事になるので、序盤のアタック合戦には参加。
序盤は調子も良かったので、何度か試みたが決まらず、他の逃げグループができてからは、集団でおとなしく過ごした。
天候も雪降ったり、晴れてみたりと安定せず、さすがバスク地方(笑)
1日で雪も太陽も雨も経験した。
残り20kmの重要ポイントだけ、前に出てみんなを良い位置で見送って、残りはゴールを目指した。
脚にパワーはあるが、さすがにベルギー走ってからだとリフレッシュが足りてなかった(苦笑)
明後日からのバスクカントリーは第1ステージが個人タイムトライアルなので、総合に関係のない僕は時間制限内に走りきるだけ。
明日、明後日(第1ステージ)でしっかりと回復させて、第2ステージからの仕事に備えたいと思う。
今日のレースと同じメンバーでバスクカントリーも走るのだが、今日の感じを見てるとみんな調子も良さそうで、楽しみだ!!』
新城の次のレースはイツリア・バスクカントリー
4月4日~9日
スペイン・バスク地方『Itzulia Basque Country (2.UWT)イツリア・バスクカントリー』
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