ログリッチ首位陥落、新城のチームメイトのビルバオが総合3位に浮上「イツリア・バスクカントリー」|ユキヤ通信
Bicycle Club編集部
- 2022年04月09日
4月4日から9日まで、スペイン・バスク地方を舞台に開催されているワールドツアー「イツリア・バスクカントリー」に新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)が出場している。第5ステージはスタートからアップダウンを繰り返し30kmで急こう配の2級山岳に突入、中盤からは3級山岳が連続し、フィニッシュまでは激坂を上る石畳区間となっている164kmで行われた。
一日中曇りがちで風も強くフィニッシュ直前からは冷たい雨が降り出し、選手たちを消耗させる1日となりレースの総合も大きく動く中、カルロス・ロドリゲス(イネオス・グレナディアーズ)が優勝、チームのエース、ペリョ・ビルバオ(スペイン)は登坂スプリントをトップから11秒遅れの6位でフィニッシュし、総合も3位と浮上。
いっぽうこの日までリーダージャージを確保していたプリモッシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ、スロベニア)が1分5秒遅れでフィニッシュ、レムコ・エヴェネプール(クイックステップ・アルファヴィニル、ベルギー)がリーダージャージを獲得した。なお新城は20分遅れの100位でフィニッシュしている。
新城幸也のコメント
『今日は手助けもなにもできなかった。27km地点の2級山岳で集団から遅れて、グルペットで1日過ごす事となった。これぞバスクカントリーと言えるレースだった。遅れてしまってはどうにもならないので、明日へ向けて消耗しないようにゴールを目指した。ペイヨ(ペイリョ・ビルバオ)は今日も頑張ってくれて、総合3位まで上がった! 明日が最終日は、おなじみの、と言うべき135kmのショートステージに、8個も上りがてんこ盛りなステージ。自分のできる限りの事をするしかないので、少しでもペイヨの力になれるように頑張りたいと思う』
レース公式WEBサイト↓
Itzulia 2022 — Itzulia Basque Country
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