新城が石畳のベルギー「ブラバンツ・ペイル」へ、次のレースへ向け準備|ユキヤ通信
Bicycle Club編集部
- 2022年04月14日
4月13日ベルギーのフランドル地方、ブラバン・ワロン州で開催されたブラバンツ・ペイルに新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)が出場した。
短距離ながら勾配が激しい激坂区間や、石畳区間が多く含まれることで有名なこのレース。今年のコースには26もの激坂区間が設定されており、坂ごとに集団が小さく振るい落とされるようなレース展開の中、選手たちに冷たい雨が襲い掛かった。新城は2013、14年と過去2回出場経験があるレースで、2014年には12位に入っているが、当時とはコースも大きく変わり、よりキツイコースとなっている。
新城所属のバーレーン・ヴィクトリアスは体調不良で当日出場を取りやめる選手がいるなど、不利な状況たったが、地元のディラン・トゥンス(ベルギー)が強さを見せ、優勝争いの集団でレースを進める。しかし、ディランは不運にも機材トラブルに見舞われ、先頭集団から脱落してしまい、優勝したマグナス・シェフィールド(イネオス・グレナディアーズ、アメリア)から41秒遅れの8位でフィニッシュ、新城は途中リタイアとなった。
この週末4月17日(日)にはベルギーからほど近いエリアで「パリ~ルーベ」が開催される。新城は選ばれるのか? チームからの発表に期待がかかる。
新城幸也のコメント
『全く走ることができなかった。序盤の冷たい雨で冷えてしまったのもあるし、周回に入ってからは位置を落とすばかりで、中切れも埋められなかった。これまでの調子なら耐えていたんだけど……急な出場で上手く調子を合わせきることができなかった。気持ちを切り換えて日曜日に備えます。移動疲れも抜けて、きっと今日よりは調子は良いはずなので、今日の分も何かできることを頑張りたいと思う』
レース公式WEBサイト↓
https://www.debrabantsepijl.be/
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