パリ～ルーベを前に新城幸也が決意「モホリッチ、そしてコルブレッリのために」｜ユキヤ通信

新城幸也（バーレーン・ヴィクトリアス）が、4月17日（日）開催のパリ～ルーベに初めて参戦するが、レース前の試走を終え、そのコメントが入ってきたのでお伝えする。

パリ～ルーベはワールドツアーの1Dayレースの中で歴史と格式あるレースである称号『モニュメント』と言われるレースの一つで、新城は3月には同じくモニュメントの一つである、ミラノ～サンレモに出場し、チームメイトのマテイ・モホリッチ(スロベニア)が優勝している。

このパリ～ルーベは、昨年は新型コロナウイルスの世界的パンデミックの影響で、異例の10月開催となる中、チームメイトのヨーロッパチャンピオン、ソンニ・コレブレッリ(イタリア)が見事優勝を飾っている。しかし、コレブレッリは現在、病気療養中のため今回は不参加となっている。

これまで新城は長いプロキャリアの中で「自分の出るレースではない」と語っており、パリ～ルーベについては出場機会がなかったが、イツリア・ペイバスコを終えた時点で、突然チームから打診され出場に至りった。新城所属のバーレーン・ヴィクトリアスは、ミラノ～サンレモで優勝しているモホリッチに2つ目のモニュメント、そして、コレブレッリに良い報告ができるようにという目標で北の地獄に挑む。

※写真　コースを試走する新城(右)中央は台湾チャンピオンのフェン　Photo Team  BAHRAIN・VICTORIOUS

新城幸也のコメント

『今年はこういうことが多い年なんだろうか(苦笑)、突然と訪れたパリ～ルーベの出場機会。コースも全く知らなかったので、こんなにも荒れたパヴェは2014年のツールドフランスのステージで経験しただけで、全くの素人だけど、これは走った方が良いぞ！って巡って来たチャンスだと思ってます。モニュメントなんて望んでも簡単に走れるものではないですしね。昨日の試走では楽しめて走れたが、レースは別物なので、楽しむというよりは苦しむことになるけど、モホリッチのために走るという役割は明確。同年にモニュメント2つ目を獲ったらスゴいよね！　そして、コルブレッリのためにも……昨年のチャンピオンである彼が誰よりも1番このレースを楽しみにしていたと思うので、彼のためにもチームで良い結果を持って帰れるように頑張りたいと思う』

レース公式WEBサイト
https://www.paris-roubaix.fr/en/

ライブ配信
J SPORTS4 午後5時55～
https://www.jsports.co.jp/cycle/classic/