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マトリックスパワータグが群馬2DAYSを完全制覇、小林 海がリーダージャージをキープ|JBCF

JBCFのJプロツアーが、4月23日(土)、24日(日)に群馬サイクルスポーツセンター(群馬CSC)で行われた。初日の第4戦では、レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)が優勝。翌日の第5戦ではリーダージャージを着る小林 海(マトリックスパワータグ)が優勝し、マトリックスパワータグが連日ワン・ツーフィニッシュを決めた。以下、大会公式サイトよりレースレポートをお届けする。

レオネル・キンテロが逃げ切りで優勝

東日本での今シーズン最初のレースは、おなじみの群馬サイクルスポーツセンターでの2連戦。初日のDAY1は、20周120kmのレースが行われた。
スタート直後からアタックが繰り返されてハイペースで周回が進み、3周目にはこの日最速の8分9秒台のラップタイムを記録する。これをきっかけに集団が分断され、その後も続くハイペースにより7周目終了時までにコース上に残ったのはおよそ半数、先頭集団は30名ほどまで絞られた。
7周目、小森亮平(マトリックスパワータグ)と井上文成(シマノレーシング)の2名が先行。その後冨尾大地(CIEL BLEU KANOYA)が合流して3名となったが、9周目に入ると小森が単独先行を始める。シマノレーシングと愛三工業レーシングチームが中心となってコントロールする後続集団との差は最大で35秒まで開く。
13周目まで続いた小森の独走が吸収されると再びアタックと吸収が繰り返され、15周目に渡邉 歩(愛三工業レーシングチーム)とレオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)の2名が先行する。残り3周となる18周目に入ると、キンテロは渡邉を振り切って独走。後続との差を一気に1分まで広げ、そのままフィニッシュまで逃げ切った。
2位には、最終周回残り3km付近で後続集団から単独抜け出しに成功した小林 海が入り、マトリックスパワータグがワン・ツーフィニッシュ。3位には地元チーム群馬グリフィンの金子宗平が入る健闘を見せた。

結果  JPT 120km

1位 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ) 3時間0分5秒
2位 小林 海(マトリックスパワータグ) +1分9秒
3位 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム) +1分16秒
4位 中井唯晶(シマノレーシング) +1分17秒
5位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +1分17秒
6位 大町健斗(備後しまなみeNShare) +1分17秒

【敢闘賞】
該当なし

【スプリント賞】
1回目 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)
2回目 小森亮平(マトリックスパワータグ)

【Jプロツアーリーダー】
小林 海(マトリックスパワータグ)

【U23リーダー】
山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

Jフェミニンツアーは植竹海貴が今季2勝目

女子のJフェミニンツアーのレースは8周48kmで行われた。
4周目、植竹海貴(Y’s Road)のペースアップによって先頭集団は一気に4名まで絞られる。メンバーは、植竹、米田和美(MOPS)、岩元杏奈(日本体育大学)、伊藤優以(Team ZERO UNO FRONTIER)。後続との差は4分以上まで開き、勝負は先頭の4名に絞られた。最終周回の心臓破りの上りで植竹がアタックすると、先頭集団は崩壊。植竹はそのままフィニッシュまで独走し、今季2勝目を挙げた。

結果 JFT 48km

1位 植竹海貴(Y’s Road) 1時間22分21秒
2位 岩元杏奈(日本体育大学) +9秒
3位 伊藤優以(Team ZERO UNO FRONTIER) +18秒

【Jフェミニンツアーリーダー】
植竹海貴(Y’s Road)

JBCF群馬ロードレース DAY1(Jプロツアー第4戦)

日付:2022年4月23日
開催地:群馬県利根郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキット(1周:6km)
距離:120km(JPT)、48km(F)、90km(E1)、54km(E2)、42km(E3)、42km(M)

▼Jエリートツアー(JET)、マスターズ(JMT)のレポートはコチラ。
JBCF群馬CSCロードレース
DAY1レポート

怒涛の快進撃、小林 海が今シーズン4勝目

2日目のDAY2は、前日より2周短い18周108kmのレース。スタート直後からプロリーダージャージの小林 海(マトリックスパワータグ)が集団前方で積極的な動きを見せ、抜け出しを図ろうとする。何度かのアタックと吸収が繰り返されたのち、5周目までに7名の先頭集団が形成される。
メンバーは、小林、レオネル・キンテロ(以上マトリックスパワータグ)、松田祥位(TEAM BRIDGESTONE Cycling)、岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)、入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)、井上文成(シマノレーシング)、大町健斗(備後しなまみeNShare)。
6周目、ネクストリーダージャージの山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling)、全日本チャンピオンの草場啓吾(愛三工業レーシングチーム)らを含む10名ほどの第2集団が形成され、先行する7名と1分ほどの差で追従する。

8周目には後続のメイン集団に吸収されるが、先頭集団との差はその後拡大。10周目には2分近くまで広がる。レース終盤に入ると愛三工業レーシングチームが集団のペースアップを図るものの差は縮まらず、勝負は先頭集団の7名に絞られた。
残り4周となる15周目、先頭集団から小林、キンテロ、松田の3名が先行する。残り2周となる17周目、上り区間で小林が加速すると松田が脱落。マトリックスパワータグの2名がそろってフィニッシュを目指し、DAY1に続きワン・ツーフィニッシュを決めて開幕5連勝とした。

結果  JPT 108km

1位 小林 海(マトリックスパワータグ) 2時間34分11秒
2位 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ) +0秒
3位 松田祥位(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +24秒
4位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) +2分5秒
5位 入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)  +2分6秒
6位 大町健斗(備後しなまみeNShare) +2分6秒

【敢闘賞】
該当なし

【スプリント賞】
1回目 該当なし(該当者DNF)
2回目 入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)

【Jプロツアーリーダー】
小林 海(マトリックスパワータグ)

【U23リーダー】
山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

日本体育大学の岩元杏奈が植竹を僅差で下し優勝

10周60kmで行われた女子のJフェミニンツアーは、2周目の上りで岩元杏奈(日本体育大学)がペースアップしたのをきっかけに約半数まで集団の人数が絞られる。7周目に入ると、フェミニンリーダージャージの植竹海貴(Y’s Road)と岩元の2名が先行。後続を大きく引き離して最終周回に入る。上りでの植竹のアタックに耐えた岩元は最後のスプリント勝負に持ち込み、植竹を僅差で下して優勝した。

結果 JFT 60km

1位 岩元杏奈(日本体育大学) 1時間42分4秒
2位 植竹海貴(Y’s Road) +0秒
3位 伊藤優以(Team ZERO UNO FRONTIER) +3分16秒

【Jフェミニンリーダー】
植竹海貴(Y’s Road)

JBCF群馬CSCロードレース4月 DAY2(Jプロツアー第5戦)

日付 2022年4月24日
開催地・コース 群馬県利根郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキット(1周:6km)
距離:108km(JPT)、60km(F)、84km(E1)、54km(E2)、42km(E3)、48km(Y1)、30km(Y2)

▼Jエリートツアー(JET)、弱虫ペダルPresents Jユースツアー(JYT)のレポートはコチラ。
JBCF群馬CSCロードレース
DAY2レポート

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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