補給食はカブ? 栃木県那須高原エリアで初開催のロングライドイベント「ぐるとち」
ハマダ
- 2022年05月28日
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5月21日、栃木県で開催された「ぐるとち2022」。今年初開催となるロングライドイベントで全6コースから自分に合ったコースを選択。今回BC編集部が78㎞の「チャレンジ日本遺産コース」をブラーゼンの選手と走り、那須塩原エリアの自然や食、歴史を楽しんできた!
さすが栃木県! 知事や市長、ブリッツェンにブラーゼンも登場!
やや曇りがちな空の下、スタート会場の那須野が原公園に集まったのは数百人を超えるイベント参加者。こうしたイベントライドが長い間開催されていなかったからか、マスクをしていても参加者のワクワク感が伝わってくる。主催側も初開催のプレッシャーを感じさせつつも県知事や市長、地元選手たちを呼んで、盛り上がりをサポート。さすが日本屈指の「自転車県」栃木だ。
さっそくグループごとにスタート。新開選手と倉瀬さんと同組に!
幸運なことに那須ブラーゼンの新開選手とブリッツェンラヴァーズの倉瀬さんと同じグループに入り、「チャレンジ日本遺産コース」を走りだす。太陽の光はないものの、ライドするにはベストの気温。那須の道を走りながらエイドステーションへ向かう。
やっぱり「食」は外せない。エイドを巡って土地の食べ物をゲット
しばし走ってたどり着いた道の駅「那須与一の郷」エイドでは、地元産のミルクジェラートや「さんたからあげ」をゲット。いっしょに走っている仲間と食べる土地の味はさらにおいしく感じるから不思議だ。
走りやすい道の途中に、思わず立ち止まってしまう「映える橋」も!
市街地を抜けて走っていると田園地帯からやや離れたところで緑色のでっかい「りんどう大橋」が突如として現れた。参加者たちもそのスケールの大きさに思わず自転車を降りて端に寄り、仲間あるいはマイバイクと撮影タイムに!
いっしょのグループで走ってくれていた倉瀬さんは宇都宮ブリッツェンの応援隊であるとともに、ショップのメカニックでもあり、今回のぐるとちでも工具を多めに携帯し、参加者のトラブルに備えていた。
第2エイドではお菓子をゲット。久々のチームウエアのライダーたちを紹介
第2エイドの那須高原友愛の森では「御用邸の月」やきゅーびークッキーなどをゲット。78kmコースライドも後半戦だが、あまり疲れている参加者はおらず、みなさんとても元気。「まさかこれも栃木のレベルの高さか?」と思ったが、あとで聞いたら参加者の2/3が県外から来ていたとのこと。たんにタフなだけ??
最後のエイドではみずみずしいカブをゲット! そのままかじりつけちゃう
第2エイドを過ぎた時点で天候はやや下り坂だったが、道路もちょうど下り基調になり快適に走行。頼りになる新開選手の後ろに付かせてもらって続く第3エイドへ。たどり着いてみるとそこで待ち受けていたのは、野菜のカブ……。新開選手ふくめ、ほとんどの参加者が「!?」といった表情に。
「甘くてみずみずしいよ~」と手渡されたそれに塩を振ってかじってみる。するとしっかりかみ切れるくらいの税妙な柔らかさに加え、溢れるほどの汁気が口のなかに広がる。予想以上に食べやすく、おいしいのだ。
雨が降り出すも無事にゴール! 記念品もたくさん!
あとはゴールへ向かうだけ。しばらくすると雨が降り出してしまったが、みなモチベーションと安全走行の意識を高く持ちながらペダルを回し、那須野が原公園に戻ることができた。ゴール後にも玄米ロールケーキや栃木の牛乳をもらえて大満足だ。こうして初開催のぐるとち2022を無事終了。みなさんお疲れさまでした。
イベント後の新開選手のコメント
「コロナの自粛期間が明けてのイベントだったので、みなさんと走ることが純粋に楽しくて、またこういったイベントがあったらぜひ参加したいです。今日一番印象に残ったエイドはやっぱりカブですね(笑)。塩付けて食べるのがインパクト強かったな~って」
「那須には観光地が多く、今日まわった場所だけではまだまだ那須の魅力を伝えるのには足りません。自転車でもっとまわってほしいですね。……ちょっと、答えが真面目過ぎましたか(笑)?」
問:ぐるとち実行委員会
https://gurutochi-cycling.com/
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
- TEXT&PHOTO:浜田幸紀
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