別府史之とコラボした「Fumy BEPPU」シリーズが登場、選手人生を象徴するデザイン｜EKOI

Bicycle Club編集部

2022年05月27日

「EKOI（エコイ）」から新製品が登場。別府史之とのコラボレーションコレクション「Ltd 2022 Fumy BEPPU by EKOI 2022」がラインアップに加わった。グラフィックデザイナーの奥野真行氏がデザインを手掛けており、レースジャージやビブショーツ、サマーグローブ、ソックスなどがそろう。以下、プレスリリースより。

EKOI×Fumy コラボレーションコレクション

フランス生まれのEKOI社と、日本を代表する業界のアイコンである “Fumy “こと別府史之氏とのコラボレーション企画。洗練されたイメージの強いモノトーンを基調に、音楽をモチーフにしたデザインや別府氏の所属チームの変遷をグラフィック化したりと、卓越したファッション性だけでなくメッセージ性にもこだわったコレクション。
デザインは日本人グラフィックデザイナーの奥野真行氏によるもので、「FB」のロゴは幸運のお守りである四つ葉のクローバーをモチーフにしています。

プロサイクリストの人生を１つの音楽として捉えたデザイン

Main Graphic

これまで別府氏が所属したプロチームのウエアデザイン、カラーを引用したもので、別府氏の選手人生の象徴とも言うべきグラフィックとなっている。ピックモチーフはバックポケット内部にプリントされている。

Sub Graphics

・別府史之を表すロゴタイプ「FB」
・「ATTACCA」とは「止まらずに、次の楽章を続けて演奏」という楽譜指示
・「第二楽章」を表すタイポグラフィ「現在→未来」を表す
・Fumyの総走行距離は地球から月への距離すでに超えている
・タフなサイクリストFumyをイメージしたハードな演奏用の「HEAVY」ピックモチーフ
・Fumyの顔には落車でおった30針の傷が残るそれらを乗り越えた競技人生
・「今ペダルを踏みなさい」という意味の鍵盤楽器の楽譜記号

デザイナーメッセージ

Fumyは、観客の声援を受けてゴールしたときの爽快感は、ロックスターがステージで感じるそれと同じかもしれないと語りました。私は熟練したプロサイクリストだけが味わえるその爽快感をデザインに昇華できないかと考えました。その結果、プロサイクリストの人生を１つの音楽として捉えたデザインが完成しました。
前回の黒基調のジャージに呼応する真っ白なジャージ。カラーバリエーションとして極薄いグレー、そしてフォリッジグリーンを合わせて提案しています。新しい人生という意味も込めて葉の色を選びました。要素として使われる鮮やかな色の邪魔にならないアースカラーです。
私は2009年、シャンゼリゼを走るFumyの姿をテレビ中継で見ながら、彼の走りを讃えたグラフィックをデザインしました。そのグラフィックが同年Fumyと会うきっかけとなりました。それから親交は続き、2022年にこのようなヒストリカルなジャージをフランスのブランドであるekoiと共に実現できることを大変うれしく思っています。