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宮津が勝利、完走者5人のサバイバルレース|クップドジャポンXCO京都ステージ

国内マウンテンバイククロスカントリーレースの最高峰シリーズ、Coupe du Japon。全7戦が行われる今季、第5戦となる京都ステージのレースが京都府南丹市美山向山にある向山シクロクロスパーマネントコースで行われた。

前戦の石川県一里野大会から3カ月、間に予定されていた全日本選手権の延期もあって長いブランクの後の久しぶりのレース、男子エリートでは宮津 旭(PAXPROJECT)が勝利した。

Coupe du Japon MTB XCO #5 京都ステージ
男子エリートの出走は44人

京都ステージは、会場をこの美山向山シクロクロスコースに移しての開催となった。1周2.73kmのコースはパターゴルフ場を一部使用し、山を切り開いて作られたシングルトラックを主体として細かいコーナーとアップダウンを組み合わせている。

1周目、先頭を走る平林安里(TEAM SCOTT TERRA SYSTEM)
2周目、宮津 旭(PAXPROJECT)を先頭に副島達海(大阪産業大学)、平林安里(TEAM SCOTT TERRA SYSTEM)が続く

13時30分、定刻どおりに男子エリートがスタート。時差出走で男子ジュニアがスタートした。1周目から平林安里(TEAM SCOTT TERRA SYSTEM)、副島達海(大阪産業大学)、宮津の3人のパックが形成され後続を引き離し、2周目のシングルトラック上り区間では、その差を10秒ほどに広げた。第2集団には北林 仁(Athlete Farm SPECIALIZED )、萬谷和也(FUJIMOTO FARM)、詫間啓耀(NESTO FACTORY RACING)、そして戸谷亮司(岩井商会レーシング)が続いた。

3周目の木の根上りでバイクを押し上げて進む副島達海(大阪産業大学)と宮津旭(PAXPROJECT)

今回、テクニカルなセクションとしてギャラリーが集まっていた木の根が無数にある上り坂。木々が密集し、かつ木陰という事もあり路面は若干のマッドコンディション。コースの中でも乗車でのクリアが難しい区間となっていた。3周目に入り、平林が先頭パックから離され、先頭の副島と宮津が、バイクを押し上げながら木の根の上りをクリアしていく。パワフルな2人だが、滑りやすい路面コンディションに手こずっていた。


序盤、先頭を走るも徐々に遅れていった副島達海(大阪産業大学)

「暑くタフなコンディションだったので、早い段階から勝負をつけに行こうと考えていた。」とレース後語った宮津。4周目からは副島を引き離していく。前週、鹿児島県で行われたインカレのロードレースに出場し、32位で完走した副島は、ロードからマウンテンバイクへの切り替えが間に合わず後退していく。途中、「脚を攣った。」とサポートスタッフに声をかけながらの走行で、周回を追うごとに宮津にその差を広げられていった。

淡々と先頭を走る宮津

周回遅れを大量に作りながら、集中力を切らす事無く単独で先頭を走る宮津は、「ワールドカップを走る選手もいるので、そういった存在を気にしながら集中して走った」と振り返った。

時差出走ながら男子エリート上位に食い入る柚木伸元(Proride)
脚がつりながらも走った副島達海(大阪産業大学)。

「今年から新たに大学でのロードレースを経験する事で、レース中の状況が以前よりも把握できるようになり落ち着いて対処できた」とレース後に語った副島。ロードとマウンテンバイクでは使う筋肉が違うため全身がつって後退を喫したものの、シリーズ後半戦、そして11月に予定されている全日本選手権に向けて収穫のあるレースを2位で終えた。

太めのタイヤをチョイスし追い上げた戸谷亮司(岩井商会レーシング)

終盤、前を行く副島を捉えるか?という走りを見せた戸谷が3位に入った。「テクニックは他の選手たちに及ばないので、冷静によく路面を見て淡々と走った」という戸谷亮司(岩井商会レーシング)。テクニックがない分、他の選手達が2.1幅のタイヤを選ぶ中、2.35インチ幅のタイヤで空気圧を下げたセッティングで臨み、テクニカルな木の根の上りも乗車でクリア。粘り強い走りにギャラリーから熱い応援をもらってのうれしいCJ-1初の表彰台だ。

お決まりのウイリーでフィニッシュする宮津 旭(PAXPROJECT)

完走者5名というサバイバルレースを制した宮津、2位の副島とは6分以上の大差をつけ、完走者5人という状態を作り宮津がフィニッシュ。お決まりのウイリーにギャラリーが沸いた。

タイム差でスタートしたジュニア男子は柚木が優勝

男子ジュニア優勝の柚木伸元(Proride)

時差出走でスタートの男子ジュニアは柚木伸元(Proride)が優勝。8月に香川県で行われたインターハイロードレースでは8位という成績の高校3粘性の柚木。副島と同じくロードからの切り替えに戸惑いながら、久しぶりのマウンテンバイクレースを終えた。

デフ金メダリストも参戦した女子、優勝は矢吹

女子エリート、出走は9人

女子エリートレースは9人の出走。夏季デフリンピックブラジル大会ウクライナ代表でロード競技4種目で金メダルを獲得したエリザベス・トプチャニウクが参戦。蒸し暑い日本の残暑に苦戦しながらも、迫力のある走りを見せた。

スタートラインに並ぶエリザベス・トプチャニウク(ウクライナ)
スタートラインに並ぶエリザベス・トプチャニウク(ウクライナ)

女子エリートの優勝は矢吹優夏(NESTO FACTORY RACING)。1周目から後続を40秒ほど離し、終始単独で走行。「前戦の一里野大会から時間が空いたため、レース感が失われていて緊張したものの、スタートしたら自分のペースで走れて良かった。終盤は後方から男子アドバンスの選手が来ているのが分かったので、もう一回スイッチを入れてミスなく集中して単独で走り切れた」と、ぶっちぎりでの優勝を振り返った。

6分以上の大差で優勝した矢吹優夏(NESTO FACTORY RACING)

Coupe du Japon 次戦は9月24日25日に山口県下関市で行われる。

Coupe du Japon XCO#05 京都ステージ リザルト

女子エリート

1位 矢吹優夏 NESTO FACTORY RACING 53:57.83
2位 橋口陽子 AX MTB team eliet +6:37.28
3位 川崎路子 PAXPROJECT +10:10.22

女子エリート表彰

男子ジュニア

1位 柚木伸元 ProRide 1:03:31.54
2位 江越柾也 ProRide +6:07.78

男子エリート

1位 宮津 旭 PAXPROJECT 1:23:17.32
2位 副島達海 大阪産業大学  +5:45.81
3位 戸谷亮司 岩井商会レーシング  +6:04.06
4位 色川岳宏 PAXPROJECT  +6:37.95
5位 門田基志 TEAM GIANT +8:04.54

男子エリート表彰

レースムービー

男子エリート/男子ジュニア

女子エリート

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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