ポーエルスがジャパンカップで優勝、EFがワン・ツーフィニッシュ! 日本人最高位は新城
Bicycle Club編集部
- 2022年10月16日
10月16日、栃木県宇都宮市にある宇都宮森林公園でジャパンカップサイクルロードレースが開催され、ニールソン・ポーエルス(EFエデュケーション・イージーポスト)が優勝した。2021年にクラシカ・サンセバスティアンで優勝している実力者だ。おなじく2位はアンドレア・ピッコロでEFエデュケーション・イージーポストがワンツー・フィニッシュを飾った。大会発表ではロードレースに76,000人の観客が訪れたとあり、前日のクリテリウムで50,000人も含め、3年ぶりのジャパンカップ観戦を楽しんだ。
地元宇都宮ブリッツェンの増田成幸が山岳賞
3位はベンジャミン・ダイボール(チーム右京)。山岳賞はジェームズ・ショー(EFエデュケーション・イージーポスト)、ディラン・ホプキンズ(リュブリナ・グスト・サンティック)、増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、ジュリア・チッコーネ(トレック・セガフレード)の4名。日本人最高位は新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)の11位。
前半に20名を超える逃げ集団が形成、その後中盤に追走30名ほどが合流し、新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)を含む計56名の大所帯になり、これが以降のメイン集団にとってかわった。その後トレック・セガフレードを中心にレースは展開。さらに岡 篤志が積極的に集団をけん引し6周目には山岳賞を獲得した。
レース後半、9周目からはわずかな飛び出し&吸収を繰り返しながらレースは進行。9周目には今季限りで宇都宮ブリッツェンを去る増田成幸が山岳賞を獲得し、地元に花を添えた。
新城を含むエース級選手を多く含んだメイン集団は、13周回めには13名にまで絞り込まれ、大会2日間を通じて積極的なポーエルス(EFエデュケーション・イージーポスト)が強力なアタックで抜け出した。
そのまま逃げ切りを果たしたポーエルスが独走勝利。2位のピッコロと合わせてワンツーフィニッシュを達成した!
ニールソン・ポーエルス(EFエデュケーション・イージーポスト) コメント
純粋にうれしい。2019年以来ジャパンカップに戻ってこれ、さらにチームメイトとでワンツーフィニッシュできて最高にうれしいです。
リザルト
1 ニールソン・ポーレス(アメリカ、EFエデュケーション・イージーポスト) 3時間37分49秒
2 アンドレア・ピッコロ(イタリア、EFエデュケーション・イージーポスト) +12秒
3 ベンジャミン・ダイボール(オーストラリア、チーム右京) +13秒
4 ヘルマン・ペルンスタイナー(オーストリア、バーレーン・ヴィクトリアス) +14秒
5 マキシム・ファンヒルス(ベルギー、ロット・スーダル) +17秒
6 ギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス) +18秒
山岳賞
3周 ジェームズ・ショー(EFエデュケーション・イージーポスト)
6周 岡 篤志(EFエデュケーション・イージーポスト)
9周 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
12周 ジュリオ・チッコーネ(トレック・セガフレード)
アジア最優秀選手賞
新城幸也
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