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総合争いが激しいスピードバトル、山本は順位を上げ総合39位に|サウジツアー2023

UCI2-1のステージレース「SAUDI TOUR 2023(サウジツアー)」に参戦中のJCL TEAM UKYO。各ワールドチームが総合順位を狙いアタックを続ける第4ステージでは、スプリントを制したアルメイダ・ゲレイロ(モビスターチーム)が優勝。JCL TEAM UKYOは山本大喜選手が総合順位を上げる健闘を魅せた。以下、プレスリリースより。

ワールドツアーチームが勝負を賭けたステージ

SAUDI TOUR 第4ステージ、天気が北風に変わったこの日は正午近くになっても肌寒さを感じる気候となりました。いよいよ残るステージも2日、総合トップのジョナサン・ミラン選手から20秒以内に21名のライダーが上位にひしめいているだけに、どのチームも重要なステージと捉えている様子です。コースは特徴的で、60kmの大周回を約2周半した後、レースのクライマックスはラスト10km付近から頂上にスプリント賞を設置した2.8km 平均12%/最大17%の急勾配とその頂上からゴールまでは吹きさらしの風を受け続ける平地レイアウトです。

レース前の山本選手
オープニングセレモニーで出走サインをする岡選手

サウジツアーの総合優勝に王手を掛けるコースプロファイル、JCL TEAM UKYOは総合上位の可能性がある山本選手がどこまで食らいつけるか、そしてクライム能力の高いプラデス選手の活躍に期待しレースはスタートしました。

連日序盤からロングエスケープを打ち続けているJCL TEAM UKYO。この日もチャンスがあれば飛び出す作戦で機を狙いました。しかし、序盤はワールドツアーチームがアタックを繰り返す緊張状態が続く展開。岡 篤志選手もチャンスを狙って飛び出しますが、同調するワールドツアーの選手たちの強烈なスピードにプロトンにバックしてしまいます。20km地点までアタックの応酬が続いたのち、この日のリードアウトを決めたのは総合成績で1分差につけているQ36.5(PRT)のニコラス・ズコウスキー選手を含む4名。

高いスピードで逃げ続ける彼らを警戒して総合リーダーのジョナサン・ミラン選手を擁するチーム バーレーン・ビクトリアスがプロトンをリード。2分の差をキープして先行を捉えつつ、他チームの攻撃を受けない距離を保ちます。この絶妙なコントロールの末、勝負の上りに入る直前にエスケープグループをキャッチ。上りに向け一気に各チームが先頭に押し寄せます。岡選手は山本選手を上手くエスコートして不利なポジションから回避させ、上りの前に良いポジションに位置させる流れを作ります。急勾配の山場へ各チームのアシスト勢が道を開くと、いよいよ本命の選手たちの勝負を賭けた戦いがはじまります。

一気に絞られたトップグループの後方にはプラデス選手、そして15mほど後ろには数名で山本選手も渾身の力で粘ります。山頂へ向け昨年のジロで山岳賞を獲得しているモビスターのアルメイダ・ゲレイロ選手が強烈なペースを作り出します。彼に続いた選手はワールドツアーチームの3名のみ、そのまま後方とは20秒の差を保ちゴールへ突き進みます。山本選手は第4パックの5名で必死のペダリング、差を最小限に抑えます。ゴールはアルメイダ・ゲレイロ選手が先着し優勝。山本選手は2分20秒離されましたが総合順位を上げる健闘を見せゴールを切りました。

上り前に縦に伸びる集団
上り始める集団
上りを走る岡選手
上りを走るレイモンド選手

コメント

山本大喜選手コメント

「前日の逃げで刺激が入り、今朝は『これはイケるかもしれない』という前向きな体調でした。上りはチームメイトのプラデスが見える位置でクリアーして、持てる力を全てゴールへの向かい風に走りました。トップとの差はこの先力をつけていけば埋められない差ではない。自分の目指すモノが確実に見えてきました」

岡 篤志選手コメント

「今日はどのチームも勝負のステージ。かなりのハイペースでアタックが繰り広げられました。この状況で自分の力でチーム、総合で可能性のある山本選手のために何ができるか。このことを念頭にレースに集中しました」

清水裕輔監督コメント

「ワールドツアーチームが序盤から主導権を握る展開に苦しめられましたが、プラデス選手と山本選手が勝負どころの上りを良い位置でクリアーできました。レース後に山本選手の前向きなコメントを聞いて、このレースで新たなモチベーションを得たことがチームとしてどれだけポジティブな事であるかと感じています」

SAUDI TOUR 2023

大会期間:2023年1月30日~2月3日
カテゴリー:UCI 2-1

第4ステージ(163.5km)

リザルト

1. Almeida guerreiro MOVISTAR TEAM 3h45’01”
2. Formolo D. UAE TEAM EMIRATES +00″
3. Buitrago sanchez BAHRAIN VICTORIUS +00″

44. MASAKI YAMAMOTO JCL TEAM UKYO +2:20”
52. ATSUSHI OKA JCL TEAM UKYO +3:17”

JCL公式サイト

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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