Kaeの日本体験記！　シーズンオフは日本を満喫｜竹下佳映のグラベルの世界

アメリカで活動するグラベル界の第一人者、竹下佳映さん。今年はシーズンオフを日本で過ごした。帰国はじつに7年ぶりで、気分はまさに海外からの観光客さながら。
今回の記事では、そんな竹下さんの日本体験記（？）をお届けします。

いろんな出会いを楽しめた7年ぶりの帰国

2022年は、シーズンオフを早めに取ることにしました。その前には北海道で開催されたパナレーサー・ニセコグラベルに行く機会があり、その際に久々に日本への一時帰国となりました。

ニセコグラベルに参加、北海道ならではの景観を楽しむ｜竹下佳映のグラベルの世界

2022年10月29日

また秋には、本州にも行く用事があり、ここぞとばかりにバイクも楽しんできました！

2022年の帰国はじつに７年ぶりで、その前はさらに７年前だったので、気分は外国人観光客寄りだったかもしれません。

木曾御嶽でグランフォンドを満喫

木曽おんたけグランフォンドでは、日本スタイルのグランフォンド初体験。グラベルではないですが、私のグラベルバイクLauf Seiglaで参加しました。
これでもかと言うほどグルメなライドで、全ての休憩所がおいしい地元の飲食物で溢れていました。

特に印象深かったのが、「中乗りさん」で有名な蔵元 中善酒造店で飲ませていただいた甘酒。甘酒は小さい缶に入ったものしか知らなかったので、甘酒を試飲した時に甘酒だったことに驚きました、こんなにおいしいものだったんですね！

イベントの模様はこちらへ

御嶽と乗鞍の絶景に感動、絶品料理を堪能できるぜいたくな「木曽おんたけグランフォンド」

2022年10月31日

そのほか、長野県では特別講師として松本情報工科専門学校スポーツバイク学科の授業にお邪魔したり（そういう学科があることにびっくり！）、奈良井宿で私の出身地の北海道にはまずない「これぞ日本」というような風景を楽しみました。

東京・稲城のCross Coffeeへ！

東京滞在時は、稲城市にあるサイクリストのためのカフェCross Coffeeでイベントを開催して頂きました。朝はイベントのコースの下見と、稲城クロスのコース試乗。Cross Coffeeでランチをした後、午後はわいわいと大勢の参加者と舗装路・未舗装路ミックスのライドを楽しみました。

この日の様子は、バイシクルクラブ誌１月号にも掲載されていますので、ぜひご覧ください。

ちなみに稲城クロスのコース準備は、草刈りを手作業で行うところから始まるんですって。結構な範囲で、固い地面に硬い草なので作業は本当に大変だと思います。相当なバイク愛がないとできないですよね！

バイシクルクラブの表紙撮影も

バイシクルクラブ１月号の表紙撮影のため、カメラマン中本隆太郎さんと編集長山口さんと楽しく騒がしく撮影会です。朝に「Kaeさんに似合うと思って」とアンティークの椅子と登場する中本さん。さすが、わかってらっしゃるわ。

レース中に出現したグラベル家具は映えスポットだった｜竹下佳映のグラベルの世界

2021年10月18日

写真ではパッと見て分からないですが、がくがくするほど寒い日でした！　頂いた熱いコーヒーが本当においしかった……。

 

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念願のパナレーサー工場見学へ

長年お世話になっているパナレーサーさんの本社工場にやっと訪問してきました。タイヤ作りって想像できなかったですけど、かなりの労力が必要とされる作業現場を目にして驚きました。チューブとケーシングをミシン掛けする職人技にも脱帽です。

その後、スタッフの方々にグラベルライドに連れて行ってもらいました。工場から数キロのところにあるコスモス畑と森林グラベルロードが素晴らしい！

筑波Pedal Day Go

天気に恵まれて、この日もライド日和でした。グラベル・ファンライドイベントではまた多くの方に集まって頂きました。ありがとうございます。
ガレたグラベルロードの上りも良かったですが、31ものカーブが連なる舗装の下りは普段経験することがないので、スラロームみたいで楽しかったですね。

ライドの後は、Whatineed（ワラニー）の佐藤シンゴさんとBC Stationの収録です。話すのが大好きなので、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

イベントの模様はこちらへ

グラベルプロ竹下佳映さんと行く筑波山！　バイシクルクラブメンバーとライドを楽しむ

2022年11月20日

日本の魅力を再確認できました！

日本はとにかく山が多いですね。もちろん分かっていたことではありますが、改めてそう思いました。そして至る所にあるコンビニがなんて便利なんでしょう。「今日は長いライドで休憩できるところもないし、4リットルは水持っていかないと……」なんてことはまずしなくていいですものね。

日本でもこれから次々にグラベルイベントが出てきそうなので楽しみにしています。日本では多くの出会いがあったので、2023年シーズンも機会があればぜひ帰国したいと思います。

山口編集長には随分とお世話になりました。ぜひ、アメリカにも取材にいらしてください！