スプリントステージでランダをサポート、序盤の山岳はアタック合戦に|ユキヤ通信
Bicycle Club編集部
- 2023年03月25日
スペイン・カタルーニャ州で開催中のボルタ・シクリスタ・ア・カタルーニャ。第4ステージはフランスに囲まれて位置するスペインの飛地領土、リビアをスタートしてすぐに第3ステージのフィニッシュとなった1級山岳ラ・モリーナを越え、途中2回の3級山岳と細かなアップダウンを繰り返しながら南下。バルセロナにほど近いサバデルでフィニッシュする188.2kmを走る。フィニッシュは平坦なレイアウトで、スプリンターにとって数少ないチャンスのスプリントステージとなった。
スタートから駆け上がる1級山岳で集団はバラバラになり、逃げを狙うチームのアタック合戦に。終盤はリーダーチームはもちろん、スプリンターを擁するチームが集団をまとめ、激しい位置取り争いに発展。新城も現在総合4位に着けているミカエル・ランダ(スペイン)を守るため、集団の先頭で位置取りに加わった。
集団でのゴールスプリントで無事にトップと同タイムフィニッシュしたランダは総合4位をキープ。新城は31秒遅れの144位でフィニッシュしている。
新城のコメント
「今日は逃げが決まるステージになるかと思ったので、スタート直後からの1級山岳の頂上を越えてからのアタック合戦は何だったんだろうか……結局はスプリントのステージとなった。最初の1時間で、疲労した脚は1日中痛かった(苦笑)。しかしランダが同タイムで現在4位。今後、同タイムの場合は、着順で総合が入れ替わる可能性があるので、少しでも良い順位でフィニッシュしてもらうために最後まで位置取りをする必要があったので、フィニッシュまでしっかりとサポートした。久しぶりのスプリントでの位置取りはストレスフルだったけど、うまくこなせて良かった。第5ステージもランダの総合アップのために、最後の上り口まで安全にみんなを導きたいと思う」
- TAG :
- BRAND :
- Bicycle Club
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。