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白熱の総合成績争い、最終ステージ目前で小石選手が総合3位に|ツアー・オブ・タイ

現在タイで開催中のTour of Thailand(ツアー・オブ・タイ)に参戦しているJCL TEAM UKYO。第5ステージは、ほぼ平坦基調の169.0㎞。最初のスプリントポイントで小石祐馬選手と総合を争うサインバヤール選手がボーナスタイムを獲得。これにより総合順位が2位サインバヤール選手、3位小石選手という結果となった。以下、プレスリリースより。

総合成績争いはついに1秒を争う戦いに!

Tour of Thailand 第5ステージは海に近いチャンタブリまでほぼフラットの169.0km。この日は1位で通過するとボーナスタイムでマイナス3秒を獲得できるスプリントポイントが2回、総合成績で小石選手の2秒後ろに控えているトレンガヌのサインバヤール選手の動きに細心の注意を払いながらレイモンド・クレダー選手のステージ優勝を狙うという作戦で挑みました。
当日の天候は再び湿気の強い暑さ。慣れたとは言え連日の疲労が溜まっている選手たちは油断のないように入念に準備をしました。

レースはスタートするとエスケープを狙う動きが頻発します。しかし、見通しが良くやや狭い直線路に展開を決めかねぬまま1時間を進行していきます。そして、一瞬ペースが緩みプロトンが横に広がった隙を狙ってマレーシアとトレンガヌ、セントジョージの3名の選手のアタックが決まり1分ほどのギャップを作ります。

JCL TEAM UKYOとしてはこの3名に47.5km地点のスプリントポイントを奪取させるのが安泰の流れでしたが、残り数kmで吸収されるとプロトンが再び活性化してしまいます。そして最初のスプリントポイントに姿を現したのはトレンガヌのサインバヤール選手でした。クレダー選手がスプリントで対抗を試みましたが一歩届かずチームにとっては痛恨のマイナス3秒を奪われてしまいます。

さらにこの攻防が収まった直後にカウンターで3名のアタックが決まります。メンバーは連日アタックを繰り返している山岳賞ジャージを着るコリアナショナルのジャング選手とタイコンチネンタルのチャウチャングワング選手とLXサイクリングのジャング選手。

プロトンはこれを容認すると彼らのハイスピードのリードアウトは2回目のスプリントポイント(117.5km地点)で約5分の差を広げます。これまでリーダーチームのルージャイが先頭をコントロールしてきましたが、残り50kmでの5分差にトレンガヌのジェロエン選手とスプリンターのテリー選手を擁するインドネシアがコントロールに加わります。

これによりタイム差が刻々と短くなっていく展開へ一転します。

しかし、先頭グループでは残り25km付近で山岳賞ジャージのジャング選手がアタック、強調してきた2名を捨てて独走でゴールを目指します。残り10km、苦しみあげきながらもペースを落とさない彼の走りにプロトンとの差もなかなか縮まらずゴールまで数分のところへ差し迫ってきます。

JCL TEAM UKYOもクレダー選手のためにスプリントトレインを組みレースの流れを読みます。レースは残り1km、チャンタブリの市街地のテクニカルコーナーを抜けて上り基調のゴールへ現れたのはジャング選手、見事な逃げ切りを決めての優勝となりました。

それから30秒程してセントジョージのアイボリー選手を先頭にしてスプリントがはじまると、左手から差を詰めようと試みたクレダー選手は5位に沈みます。クイックコーナーが連続するゴール前のレイアウトにタイミングをずらしてしまったようです。

第5ステージはチームにとっては苦汁を味わうステージとなりました。明日はラストステージ、43秒の総合トップとの差を争う戦いは最終章を迎えます。最後までJCL TEAM UKYOの応援よろしくお願いします!

クレダー選手コメント

「以前勝ったレースだけに良い印象を持って挑みましたが。インサイドから勝った前回とは違ったラインになってしまい5位に沈んでしまいました。明日のスプリントステージはラストチャンス、頑張っていきます」

清水監督のコメント

「スプリント力もあるサインバヤール選手の強さは知っていましたし、警戒しておりましたがマークをかいくぐってスプリントポイントを先着されてしまいました。明日もこの1秒の戦いもさることながら、総合トップの43秒差をいかに奪うか?というのも念頭に作戦を組みたいと思います」

第5ステージ リザルト

1 JANG Kyunggu KOREA 4:00:29”
2 IVORY Cameron ST.GEORGE +00:42”
3 CARSTENSEN Lucas ROOJAI +00:42”

総合成績

1 BATSAIKHAN Tegshbayar ROOJAI 19:49:08”
2 SAINBAYAR Jambaljamts TRENNGANU +00:42‟
3 KOISHI Yuma JCL TEAM UKYO +00:43”

JCL TEAM UKYO 公式サイト

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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