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小石が総合3位! モンゴル人選手の強さが光る大会に|ツアー・オブ・タイ

現在タイで開催中のTour of Thailand(ツアー・オブ・タイ)に参戦しているJCL TEAM UKYO。最終ステージはレイモンド・グレダー選手がスプリントで3着となるが、審議判定の結果繰り上がりの2位に。総合では小石祐馬選手が3位入賞となった。以下、プレスリリースより。

チームワークで勝ち取った小石選手の総合3位!

Tour of Thailand 最終ステージ、海に近いチャンタヤブリをスタートし、一度は内陸のアップダウンを越えて残り25kmは海に向かいフラットなレイアウト。

JCL TEAM UKYOは前半に隣接する2度の山岳ポイント(22.8km/24km )、そして、ボーナスタイムを獲得できる1度目のスプリントポイント(51km)が距離が近い関係にある事から、この3つのポイントに向けた集団の活性化に乗じてペースアップで集団を絞り、小石選手に2度目の116km地点のボーナスタイムを稼がせて逆転2位を狙うという作戦を前半に。後半は集団ゴールであればクレダー選手のスプリント勝利をトレインを組んでアシストするという2つの流れを想定してレースに挑みました。

レースは序盤15km地点から飛び出した6名のエスケープが決まります。ツール・ド・台湾で総合優勝したトレンガヌのジェロエン選手を筆頭にタイ、ラオス、マレーシア、アルアマティ・アスタナが協調関係を保ちながらハイペースで逃げ続けます。

前日のステージ優勝を遂げた韓国のジャング選手がすでに多くの山岳ポイントを保有しておりこの逃げを危険視しなかったことから、プロトンは活性化せずにリーダーチームのルージャイのコントロールで距離を保つ展開が続きます。

前半の2回の山岳ポイントは先行6名のなかからタイコンチネンタルのチャイヤソンバット選手が立て続けに獲得します。次第に広がっていくプロトンとの差、51km地点のスプリントポイントでは3分に広がってしまいます。

残るスプリントポイントは116km地点の1カ所のみ、ここでJCL TEAM UKYOは当初の作戦を遂行すべくベンジャミ・プラデス選手が小石選手を番手に付けて上りでアタックし、後方を絞りに入りますが、上りの距離が短く決めきれない状況が続いてしまいます。

2回目のスプリントポイントも先行6名が通過する流れが濃厚になると、小石選手の総合3位をキープしながらクレダー選手をゴールスプリントで勝たせる作戦に切り替え、ネイサン・アール選手と岡 篤志選手が先頭に立ちゴールに向けて差を縮めに入ります。

ここで協力関係にあるのはセント・ジョージの選手たち、ゴールまでに先行をキャッチできる絶妙なペースで引き続けます。ラスト10km、先行の6名をキャッチするといよいよスプリントに向け各チームがトレインを形成します。

JCL TEAM UKYOもメンバーを総動員してラインを作ります。ゴールまで200m、クレダー選手がプラデス選手のリードを受けてスプリントに入りますが、ゴール直前でトレンガヌの選手にラインを阻まれクレダー選手はスプリント中にやむなくブレーキに手を掛けることになります。

結果3位でゴールとなりましたが、審議判定の結果繰り上がりの2位と認められレースを終えました。

最後に少しスッキリとしないレースフィニッシュとなりましたが、選手たちはスプリントに向け一丸となって戦ったお互いを称えあい、6日間のレースを締めくくりました。

総合優勝はルージャイのバトサイカン選手、2位がトレンガヌのサインバヤール選手とモンゴルの選手2人が表彰で並ぶ結果。第1、第3ステージで強さを魅せた小石選手の健闘もありましたが、彼らの総合的な強さを思い知る結果となりました。

JCL TEAM UKYOは日本人の小石選手をエースに戦った6日間、国籍を越えてチームワークが光ったレースを印象付けました。UCIポイントも選手全員で合計93点獲得し、ツール・ド・台湾の95点に続き高得点と得る事ができました。

小石選手コメント

「逆転のモーションにもトライしましたが、平坦基調のステージに崩すことができずゴールスプリントへ気持ちを切り替えました。総合2位、3位を行ったり来たりしたレース。最後が3位は悔しい部分ですがトレンガヌのサインバヤール選手が強かった結果。気持ちを切り替えて次のレースに向かいます」

清水監督のコメント

「今日は勝てたというスプリントの流れで審議のレースに勝利は持ち越しとなってしまいました。振り返れば6日間選手たちはよくやってくれたと思います。これだけ多くのUCIポイントを稼げたのもチームがひとつになって毎ステージ向き合ったからだと感じています。次のTOJに向けさらなる走りができるよう準備していきます」

第6ステージ リザルト

1 SIRIRONNACHAI Sarawut THAI CONTINENTAL 3:48:52”
2 KREDER Reymond JCL TEAM UKYO +00:00”
3 PHONARJTHAN Patompob THAI NATIONAL +00:00”

総合順位

1 BATSAIKHAN Tegshbayar ROOJAI 23:38:00”
2 SAINBAYAR Jambaljamts TRENNGANU +00:42”
3 KOISHI Yuma JCL TEAM UKYO +00:43”

JCL TEAM UKYO 公式サイト

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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