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最新eバイク「RAIL ACTIVE-e」の意外な利点とは? ワイズロード新橋店でのeバイクセミナーレポート

近年スポーツ自転車界で伸びているジャンルが「eバイク(電動アシストバイク)」。スポーツ自転車専門店ワイズロードの新橋店で、その魅力や最新トレンドを解説するプレスセミナーが開催された。最新RAIL ACTIVE-eのペダリング体験と合わせてその様子をレポート。

体力の有無を問わず楽しめるのがeバイクの魅力

eバイクを多く展開するワイズロード新橋店でセミナーが行われた。解説するのは田渕喬介店長

eバイクとは基本的なスポーツ自転車の性能はそのままに、ペダリング時に電動アシストがされるモデルをさす。そしてその魅力をワイズロード新橋店の店長田渕喬介さんはこう語る。

欧米世界では広く普及し、日本でも利用者増。お客さまの声は?

「体力の有無を問わず楽しめるのがeバイクの魅力。モーターの力でライダーをアシストしてくれ、だれもがスポーツ走行の面白さを味わえる点です。男女ペアや夫婦間での脚力の差を埋めて、山でも一緒にサイクリングができる。また年配のサイクリストの方もロングライドや峠道のヒルクライムを楽しめるなど、実際購入されたお客さまからのポジティブな声を頂いています」

電動アシストバイクブランドのBESV(ベスビー)。太いダウンチューブの中にバッテリーが内蔵されている

「また通勤や通学、買い物を含めた街乗りについては、特に都市部での信号待ちのストップ&ゴーやアップダウンに対してアシストの効果が大きく、これもeバイクの魅力といえます」

「すでにスポーツ自転車の本場である欧米諸国で広く普及し、日本国内でもその流れを受け、年々利用者が増加しています。街乗り用のオシャレなモデルも増え、男女問わず人気が出てきています」

BESV(ベスビー)の小径車。オシャレな街乗りに最適で女性人気も高い

ワイズロードでは電動アシストバイクブランドのBESV(ベスビー)やBENELLI(ベネリ)、などをそろえ、価格帯にして20~100万円台で展開しているとのこと。通常のスポーツバイクブランドのTREK(トレック)やCANNONDALE(キャノンデール)、MIYATA(ミヤタ)、TERN(ターン)もeバイクを展開中だ。

世界初のシステムを搭載した最新eバイク「RAIL ACTIVE-e」のペダリング体験!

コーダーブルームのレイルアクティブe。世界でもっとも進化した規格のeバイクといえる一台

最新eバイクであるRAIL ACTIVE-e(レイルアクティブe)は、世界的メーカーHondaとスポーツ自転車専門店のワイズロードがパートナーシップを組んだコーダーブルームブランドのeバイク。世界初のSmaChari(スマチャリ)を搭載し、今年9月に発売予定の一台だ。今回、編集部がサイクルトレーナー上でペダリングを体験してみた。

「RAIL ACTIVE-e」
詳細はこちら

ペダリングのアシストは標準的な出力。より優れている点は?

レイルアクティブeペダリングの感触はこれまで体験してきたeバイクと大きな差はない、というのが率直な感想だ。すでに各ブランドのペダリング時の加速やその後の加速度合いなどの完成度は一定値以上に高められ、ごく「自然」であることが基本的である。数値化されているものではないが、レイルアクティブeのペダリング感覚もそれと肩を並べる値にあると感じた。

ダウンチューブ上にバッテリーがあるレイルアクティブeに、サイクルトレーナー上で試乗

そんななか、その他のブランドとは異なりレイルアクティブeが優れている点は、スマホアプリによるシステム設定やその拡張性にあるといっていい。つまりペダリングのアシスト機能以上に、ユーザーインターフェースにこそ他社には無いアドバンテージがあるということ。

スマホ上に表示される「スマチャリ」の画面。アプリのため、将来的に機能が拡張・更新されていく可能性も高い

使い慣れた自分のスマホで見やすさや操作感覚に優れる

通常eバイクではハンドルまわりに小さく電動アシスト専用コンピューターが設置され、それらを操作することでアシストの有無や強さレベルを調整する。これはギヤシフトシステム操作部分と距離的にもボタン操作的にも近いため、eバイク初心者にとって「ギヤ変速をしていると電動アシスト操作を忘れる、あるいは電動アシスト操作をしているとギヤ変速がおろそかになるor混同する」という事態を招きやすい。

アシストのパワーやレスポンスのレベルを段階別に操作できる。

いっぽうスマチャリはスマホのアプリであり、ハンドル中央に使い慣れた自分のスマホを設置するため、解説付きのカラー画面で非常に見やすい。タッチやフリック操作の感触もダイレクトで、ギヤシフト操作とはまったくの別物。混同する要素が少ない。さらにその画面で設定できる項目は多数ながら、それは結局「自分が見るべき(=必要とする)要素をしっかり絞り込むため」につながっている。

マップをメインに速度や電池残量、アシストレベルなど表示

地図で自分の移動ルートを把握しながら今速度が何km/hなのか? アシストレベルはいくつなのか? アシスト用電池はどれほど残っているのか? こうした要素をまとめてクリアに確認できる。計測用サイコンや電動アシスト用コンピューター、ギヤレバーやボタン、スマホ単体地図などなどあちこちに意識がぶれないのだ。スポーツバイク初心者、あるいはeバイク初心者にとって目や頭が疲れにくいという表現が適切だろうか? これは快適性、安全上で意外に大事な点と思われる。

これからも広がるeバイクの世界

田渕店長が持っている右のバイクは、ベスビーの新型グラベルバイクのサンプル品。今後の新作にも注目だ

こうしたセミナーを開催するほど、世の中の認知や注目度が上がってきたeバイク。スポーツサイクリングのみならず、日常生活や最新テクノロジーとも深くつながっている「新しい乗り物」として今後広まっていくことは間違いない。eバイクの今と未来に、今後も要注目だ。

ワイズロード オンライン

問:ワイズロード

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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