ジロ・デ・イタリア出場中の新城幸也、ミニロンバルディアを走り切り最終週へ｜ユキヤ通信

ジロ・デ・イタリアに参戦中の新城幸也。
第15ステージは毎年10月に開催されるシーズン最後のモニュメント、イル・ロンバルディアのコースが多く含まれるステージで、まさにミニロンバルディアと新城もコメント。

1級山岳ヴァリコ・ディ・ヴァルカヴァからはじまり、2級山岳が3回繰り返される計4つの山岳が設定されている195km。スタート地点は雨模様だったが、レースが始まると雨も上がり久しぶりに太陽の日差しを浴びながらのレースとなった。

最初の1級山岳をメイングループで越えた新城は、現在スプリントリーダージャージ、紫のマリア・チクラミーノを着用するジョナタン・ミラン(イタリア)のためにポジションを下げてサポートにまわり、グルペットの中117位でフィニッシュしている。

これで雨が続いていた2週目が終わり、休息日を挟んでいよいよ最終週に入る。開幕2日前という、急きょ出場が決まり準備不足という不安もありながら迎えた新城にとってのジロ・デ・イタリアも残り1週間。最後の山場に突入する。

新城幸也のコメント

「久しぶりに太陽を浴びたね～。今日は最初1級山岳までアタック合戦が続くかと思ったが、意外にも早く逃げが決まって、無事に1級山岳をメイン集団で越えることができた。補給所を過ぎて2級山岳を登りはじめ、フィニッシュまで100km近くあったが、ジョナタン(ミラン)がグルペット過ごすことを選んだので、一緒にグルペットに入った。メイン集団もそんなに速いペースじゃなかったので、グルペットでも苦しむことはなかった。力をセーブできたのは良かった。3週目には大仕事が待ってるからね！　今夜はゆっくり寝られます！(笑)」

Race公式サイト
Giro d’Italia 2023 | Official site (giroditalia.it)