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新城幸也が日本チャンピオンジャージでジロ・デ・イタリアの表彰台に立つ|ユキヤ通信

ジロ・デ・イタリアに参戦中の新城幸也。

3週間の最終日を迎える第21ステージの舞台はローマ。中心地に設定され1周13.6kmの周回コースを6周する平坦な126km。コロッセオなどローマのシンボル的な建造物をめぐるような周回コースで行われた。

ミランを守りながら走る新城 Photo Miwa IIJIMA

19ステージから体調を崩していた新城のチームメート、スプリント賞ジャージ「マリア・チクラミーノ」を着るジョナタン・ミラン(バーレーン・ヴィクトリアス)だが、最終日もステージ優勝を狙って、新城らチームメートが最後の最後まで集団の先頭でバーレーンのポジション取りをしながらミランのスプリントのお膳立てをする。

その結果ステージは14位となったミランだが、初のグランツール出場で、第2ステージの優勝から着用し続けたマリア・チクラミーノを守り切った。

エースのダミアーノ・カルーゾも表彰台まであと一歩の個人総合4位、そして、バーレーンはグランツールでのチーム総合優勝という最高の結果で今年のジロを終えた。8選手全員がフィニッシュしたチームは、バーレーンと個人総合優勝に輝いたプリモッシュ・ログリチ(スロベニア)のユンボ・ビスマの2チームのみという、今年のジロの過酷さを物語る結果となった。

新城は、最終日を114位でフィニッシュし、総合は125人中123位で16回目のグランツール完走を果たした。これで、これまで新城が出場したすべてのグランツールを完走していることになる。

最終日のスタート前にマリア・チクラミーノのジョナタン・ミランと新城  Photo Miwa IIJIMA

新城幸也のコメント

「最終日までステージ優勝を目指して走ったことは初めてかもしれない。ローマに来たのも初めてだったが、石畳もありレースに集中していて、全然街並みを楽しむことができなかった(苦笑)。最終日の表彰台は格別だった! 僕は一度もチーム内で3番手以内でゴールしてないけど、強いチームメートおかげで、このベストチームの表彰台に上がれて、本当に最高の気分‼ 突然出場が決まった16回目のグランツールも無事に走り終えることができてホッとしている。今はそれだけしか言葉が見つからないけど、時間がたてば、いろいろな思いが出てくるだろうね。今は疲れたと言うよりは、突然の招集で慌てて家を出てきたので、早く自宅に帰って、預けてきた愛犬を迎えに行くのが楽しみだ」

Race公式サイト
Giro d’Italia 2023 | Official site (giroditalia.it)

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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