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地元出身の高校生、佐藤后嶺がスプリントを制し150km総合優勝|ニセコクラシック2023

2022年6月18日~19日、UCIグランフォンドワールドシリーズのニセコクラシックが開催された。国内外のトップ市民レーサーが集結して150kmで開催され、地元北海道の高校生・佐藤后嶺さん(150km Men Age of High Schoolの部、石狩南高校)がトータルタイムトップでフィニッシュした。

数々の逃げが繰り広げられた150km、最後はスプリント勝負に

トップ市民レーサーが集った150km、獲得標高は2,609mを超える本格的な山岳コースで行われた。序盤からファーストアタックからニセコパノラマラインの上りでは5人の逃げが形成されたが、日本海への下りで集団に吸収され先頭集団は1つにまとまった。

100km付近では小出樹さん(ロードレース男子部)や高岡寛亮さん(Roppongi Express)などがアタックを仕掛けるが吸収され、先頭集団は日の出関門へ向かう最後の上りでは森本 誠さん(GOKISO)、田中裕士さん、松木健治さん(VC VELOCE)といった歴代の入賞者を含む30人ほどに絞られていった。

そして最後はニセコ グラン・ヒラフの上り坂のフィニッシュ地点へ向かう上り坂でスプリント勝負となり、佐藤さんが同じく地元北海道の牧野郁斗さん(YURIFitCyclingTeam)や城所皐輔さん(Route365)、佐々木 遼さん(TeamGOCHI)など、150km Men Age of 19 to 34の先頭集団を振り切ってトップタイムでフィニッシュした。

佐藤后嶺さんのコメント
(150km Men Age of High Schoolの部 優勝、石狩南高校)

「私は高校3年生で来年から北海道から出ようと思っています。なので、北海道ラストでニセコクラシックに一度も出ないのはもったいないと思って出場しました。私は体重もあるので山岳が多くて厳しいのかなと思っていました。前日インターハイ予選があり、自分を追い込んだので脚がないかなと思っていました。逃げもスプリントも思うように行けてよかったです!」

JPオリベイラさん(150km Men Age of 40 to 44の部、
フォーミュラ・ニッポンやSUPER GT GT300で活躍のレーシングドライバー)

ニセコクラシックは、はじめて参加しましたが本当に楽しかったです。序盤は集団が渋滞してしまって、ライン選びが難しかったですが先頭集団についていくことができました。事前にコースチェック(特に下り)したので安心して下ることができました。ファンタスティックなイベントで、みんな本当にいい人でした。ありがとうございました!

内間康平さん(150km Men Age of 19 to 34の部 リオ五輪日本代表選手)

「ニセコクラシックは、ラインレースのなかで素晴らしいと思っているレースの中のひとつです。自転車の楽しさを伝えるためにも、ニセコクラシックに実際に参加してみることにしました。テクニカルな下りから、ハイスピードで気持ちよく走れるコースもあり、自転車の性能差が出るような素晴らしいコースレイアウトでした。自転車を通して沖縄と北海道の雰囲気の違い(空気のつめたさ)を感じることができました」

仲村陽子さん(150km Women Age of Over 19の部優勝、FIETS)

ニセコクラシックは来週全日本選手権があるため、練習含め出場しました。クライマー向けの自分としては苦手なコースだったので、きつかったです。なるべく単独にならずに男子の第2集団くらいでゴールしたかった。非常に疲れましたが、達成感がありタイムも4時間半ほどで5時間を切れてよかったです。

150kmコース

西谷雅史が独走し、トップタイムで駆け抜けた85km

85kmでは西谷雅史さん(55₋59の部、チームオーベスト)がトップタイムでフィニッシュ、田渕君幸(19₋34の部、TRYCLE.ing)を引き離して勝利した。このほかロードレース界のレジェンドも多く参加し、ゲストライダーの三船雅彦さん(50₋54の部、masahikomifune.com Cycling Team)をはじめ、三浦恭資さん(60₋64の部4位、TriX-JAPAN)も参戦した。

西谷雅史さん 85km Men Age of 55 to 59の部優勝、オーベスト)

「ニセコクラシックは、もともとのキッカケは年代別に出場できることを知って、6、7年前に出たのが最初です。コースレイアウトは後半に厳しい上りがあるので、僕が大好きなコースです。作戦は上りで徐々に崩して仕掛けようと思っていましたが、逃げを容認してしまったので追いかける展開になりましたが無事追いついて楽しかったです。上りが調子よかったので、気持ちよく走れてよかったです」

中鶴友樹さん (85km Men Age of 50 to 54の部優勝、TEAM OKINAWA)

UCIグランフォンド世界選手権の出場権利獲得のため、ニセコクラシックに出場しました。スタートしてすぐ上りで、そこからアタックし、逃げました。今年は肋骨を骨折していたので、スプリントできないと思って0kmから逃げそのまま勝つことができました。今年向かい風がきつくて、とてもきついレースでした」

三浦恭資さん (85km Men Age of 60 to 64の部4位、TriX-JAPAN)

「ニセコクラシックは友だちに出よう出ようと誘われて出たのが最初です。コースレイアウトはもう少しきつくてもいいかもしれない。作戦はなかったが、今年は落車があったので、自分の思ったレースができなかった。何度も走っているが、日本のロードレースの中では本当にいい大会です」

85kmコース

リザルトはこちら

https://nisekoclassic.com/news/results

「NISEKO CLASSIC 2022」2023年6月17日~18日

大会種目

ロードレース
150km & 85km

タイムトライアル

リザルトはこちら
https://nisekoclassic.com/news/niseko-classic-2023-result

公式サイト:ニセコクラシック
https://nisekoclassic.com

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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