
スプリンターの祭典、ベーマー ・サイクラシックに参戦|ユキヤ通信

Bicycle Club編集部
- 2023年08月21日
8月20日、ドイツ北部の港湾都市ハンブルクで開催されたワールドツアー1Dayレース「BEMER Cyclassics(ベーマー・サイクラシック)」に参戦した新城幸也。
ワールドツアー1Dayレース「BEMER Cyclassics(ベーマー・サイクラシック)」に参戦
このレースはドイツの国際サイクル月間に合わせて開催されるドイツ最大のワンデーレース。平坦基調なコースのため“スプリンターの祭典”などと言われている。
距離はハンブルクを発着とする205.6km。勝負のカギとなるのは3周する周回コースに設定されているヴァーゼベルグ(700m/平均9.7% 最大勾配15%)の丘。
ここでペースアップを図るチームの攻撃により、次々とピュアスプリンターが脱落する中、新城はチームの位置取りをしなから1周目をこなし、2周目にポジションを下げるものの、終盤は50名ほどに絞られた集団に。フィニッシュまで10kmを切るとチームのエーススプリンター地元ドイツのニキアス・アルトンのために集団の前方にポジションを上げ、スプリントに備えた。

残念ながらチームの連携がうまくいかず、ニキアス・アルトン(ドイツ)が25位に終わり、新城はトップと同タイムの集団スプリントの中、37位で無事にフィニッシュしている。

新城幸也のコメント
「今日のレースは獲得標高は少ないが、急坂を含む道幅の狭い周回や、コース上で工事区間があったり、大都市の中心地がフィニッシュなので、位置取りが重要なレースだった。狭い急勾配の上り区間を3回通過するのだが自分の役割はまず1回目の上りをチームで良いポジションで通過すること。これは難なくこなせたが、一度ポジションを下げてしまったら、道幅いっぱいに広がった集団で前に出る事が困難で、2周回の上り区間を耐えるだけになってしまった。
結局ゴールスプリントとなったが、チームとしてまとまる事が出来ずに終わってしまった。久し振りのハイペースレースでの位置取り合戦に苦戦したが、落車も多発する中、無事にフィニッシュできて良かった。来週からのドイツツアーに向けて、再始動した感じだね!!」
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