カンパニョーロから新ホイール、ハイペロンが発売｜Campagnolo

Bicycle Club編集部

2023年10月24日

超軽量ホイールで話題をつくったハイペロン・ウルトラを展開するカンパニョーロが、新たなホイールとしてハイペロンを展開することを発表した。重量は1340ｇ（前後ペア）、ハイペロン・ウルトラに比べ100gの重量増となる。

最も洗練されたカンパニョーロ最新のホイール

ハイペロンはハイペロン・ウルトラから始まった、超軽量で、ハイパフォーマンスホイールから直接インスピレーションを受け、カンパニョーロのテクノロジーとノウハウの最高の部分を取り入れながら、最先端の機能とテクノロジーを新たに融合させ、設計を行っている。

また、リムは最高水準のH.U.L.C.テクノロジーで成形され、理想的なアライメントと最適化されたカーボンファイバーとレジンの比率を採用し、その結果、卓越した剛性と耐久性が実現。カンパニョーロのシングル・ジョイント構造の恩恵を受け結合点をひとつにすることで弱点を減らしている。さらに、左右非対称のリムプロファイルにより、優れた剛性コントロールと全体的なテンション管理を可能にし、最高の安全性と下りでの良好な操作性を実現した。

創造性と傑出することを追求するカンパニョーロの “Dream Bigger” 精神を忠実に守りながら、ハイペロンの鏡面のようなC-LUXフィニッシュは完璧なほどに滑らかな表面を生み出し、塗装の必要は一切ない。軽量化にも貢献し、チューブレスタイヤを安全かつ容易に装着できるため、気密性が向上し、ビードが摩耗するリスクも軽減した。

リムハイトが37mm、リム内幅が21mmのハイペロンは、熱狂的なライダーのニーズに適応し、あらゆるバイクの見た目すら向上させることできる。重量は100g増となるが、ハイペロンウルトラが591,800円なのに対して、ハイペロンでは46万7500円（2Way Fit、N3Wで比較）と12万円ほどコストを抑えている。また、ハイペロンではチューブラーもラインアップされるが、ハイペロンではチューブレスタイヤ対応の2WayFitのみの設定となる。