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セップ・クスが埼玉に? 来日したユンボ・ヴィスマの選手とファン交流会を開催

11月4日(土)、5日(日)に埼玉県さいたま市で開催されるツール・ド・フランスさいたまクリテリウム。それに向けて来日したユンボ・ヴィスマ所属のセップ・クス、ヤン・トラトニク、アッティラ・ヴァルテルの3選手を迎えたサーベロのファン交流会が11月3日(金)に埼玉県川口市にある東商会ショールームで行われた。

ファン15名ほどが集まり質問を投げかける

3選手が登場する前に、会場には1台の車体が運び込まれた。4番のゼッケンプレートを付けた車体はアッティラ・ヴァルテル選手のもの。この会場まで他の2選手がタクシーなどで移動するなか、彼だけは自走で現れ会場を沸かせてくれた。

突如現れたアッティラ・ヴァルテル選手の車体に開始前から会場が湧く

3選手が入場した後は参加者から事前にあつめていた質問を彼らに投げかけた。

問:この前のブエルタで優勝したときの思いを聞かせてください

セップ・クス「レースの途中でリーダージャージに袖を通すときから信じられない気持ちでいっぱいでした。また、チームとして自分が総合優勝したこともなかったので、最後まで、また勝った後でも現実だとは思えませんでした」

3選手を迎えて質疑応答。選手は向かって左からヤン・トラトニク選手、セップ・クス選手、アッティラ・ヴァルテル選手

問:レースで先頭を引くことについてどう思いますか

ヤン・トラトニク「プロトンの先頭を引くというのはプレッシャーというよりも非常に楽しいものです。ラッキーなことにとても強いチームにいるので、いつも先頭を引ける特別な立場です。集団を引いているんだという楽しさや誇りのほうがプレッシャーよりも大きいですね。来年もまた同じように先頭を引いていきたいです」

セップ・クス「レースをコントロールしている感覚がとてもいい。他が引いている集団で走るよりも、自分たちでコントロールしているときの方がとても楽しいです」

アッティラ・ヴァルテル「僕は移籍組で、この前までは集団の後ろの方で走ることの方が多かったです。でも、このチームに入ってから前で走れて集団のコントロールをできる立場っていうのは特別な役割で、自分がサポートしたリーダーが勝利する回数がとても多く非常にやりがいを感じます。逃げの集団に入ることもけど、それも同じように楽しいね」

問:いろいろな素晴らしい場所を走ったことがあると思いますが、どの場所が一番いいところでしたか?

ヤン・トラトニク「東京オリンピックのコースがとても良かったです。スロベニアのナショナルチームとして走ったのも楽しかった。富士山を常に見ながら走れるような自然の風景もとても良かった」

セップ・クス「今年は知った中ではジロで走ったドロミテのあたりが良かった。拠点としているアンドラ公国も素晴らしいし、僕の故郷でもあるアメリカのコロラドはやはり特別な場所です」

アッティラ・ヴァルテル「東京オリンピックのコースはやっぱり素晴らしかった。僕にとってはバッドデイだったけど(笑)。他にもイタリアは走っててとてもいいところだし、フランスとの国境近くのモンブランのあたりはとても良かったです」

サイン会も実施。写真などのほか、マイバイクにサインをもらう人も!

この日は質疑応答ののち、サイン会が実施された。参加人数を絞っていたこともあり、一人一人にとても丁寧に対応していた選手たちの姿が印象的だ。

ポストカードへのサインに応じるセップ・クス選手
ヘッドチューブ周辺にサインをするヤン・トラトニク選手
また、選手たちは2ショットの求めに気さくに応じた。ハンガリー王者の証であるナショナルジャージを着たアッティラ・ヴァルテル選手も笑顔で撮影

「画面の向こうの選手たちに会えて感無量」「選手たちの人間味を感じることができた」

今回実際に参加したファン2名に話を聞いた。

四ツ井聡太さん(25歳)。普段からトライアスロンなども嗜むスポーツ愛好家だ

「画面越しにしか見たことがない選手たちに会うことができて感無量です。強い人の余裕をとても感じました。また、クライマーの人とかはもっと細いイメージがあったんですが、思った以上にみんなガッチリした体型で驚きました」

群馬県前橋市から参加の萩原亜由菜さん。一昨年に自転車競技を始めた際にたまたま手に入れてバイクがサーベロだったとのことだ

自分が乗るバイクと同じブランドに乗る選手たちと考えると親近感がわいて、テレビとかでもよく見ていたとのこと。「普段はピリピリした状態の選手たちしか見ていないので、とても人間味を感じることができる貴重な機会でした」と語った。

終始非常に和やかな雰囲気の会だった。しかし、この土日のさいたまクリテリウムでは実際に走る選手たち。いったいどのような姿を見せてくれるのか、非常に注目だ。

解散直後の3選手。このあと左のアッティラ・ヴァルテル選手はこの自転車でさっそうと会場をあとにした

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PROFILE

坂本 大希

坂本 大希

元海上自衛官の経験を持つライター。1年間のドイツ自転車旅行をきっかけに自転車が好きになる。2022年秋ごろよりグラベルイベントに多数参加。2023年のUnbound Gravelで100マイル完走。グラベルジャーナリストになるべく知見を深めるため取材に勤しんでいる。

坂本 大希の記事一覧

元海上自衛官の経験を持つライター。1年間のドイツ自転車旅行をきっかけに自転車が好きになる。2022年秋ごろよりグラベルイベントに多数参加。2023年のUnbound Gravelで100マイル完走。グラベルジャーナリストになるべく知見を深めるため取材に勤しんでいる。

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