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パワーアップした2度目のニセコグラベルへ|竹下佳映のグラベルの世界

アメリカで活動するグラベル界の第一人者、竹下佳映さん。今年9月に行われたニセコグラベルに参加するため、日本へ帰国。イベント盛りだくさんな充実の2日間を満喫した。

思ったよりも早く日本に戻ってきました

2022年にじつに7年ぶりに日本に帰国、じつはその前はさらに7年前だったので、この感じだと次の日本行きは2029年かもしれないと思っていました。思っていたよりずっと早くの再帰国。

今回はトンボ返りでしたが、私個人としては2回目となるニセコグラベル参加をとても楽しみにしていました(大会は2019年から開催)!

行ってきまーす。Photo: Kae

左側運転もしばらくぶりだったので若干心配でしたが、レンタカー借りた直後に、道道(県道や府道の、北海道版が道道です)へ入る一番初めの左折で手前の道に進入すべきか、中央分離帯の向こうの道に入るのか、とっさの判断が怪しかったのを除けば、問題なくクリア。

天気には恵まれて、去年知り合ったバイク仲間のおもてなし京極ライドでは、地元ガイドあってならではの素晴らしいグラベルと景色を堪能。ライド後は温泉して、夜はもちろんジンギスカン。

山のふもとには畑がたくさんありました。のんびりとライド。Photo: Yop
ニセコ入りする前に、羊蹄山を挟んで反対側の京極で友人と再開してライド。この景色、ぜいたくだなー。Photo: Yop
あら、どこかで花を拾ってきました。Photo: Kae

前日は脚慣らしのシェイクアウト・ライドへ

ニセコグラベルは2日間のイベントで、1日目からイベント盛りだくさん。午後の部の目玉イベントの一つ、パナレーサーさんとの企画のシェイクアウト・ライドは、多くの人に参加頂きました! 去年日本で知り合ったライダーや初対面のライダー、夏にアメリカ遠征に来た方もいらっしゃって、最初から最後まで和気あいあい。いろんな話題で盛り上がりながら、コースの一部の下見もできました。シェイクアウトライドは、メインの前日「脚慣らし」目的のライドですが、本場アメリカのグラベルシーンではイベントの一部として人を集めて行うことが多いです。大規模な大会だと、複数のシェイクアウトライドがある場合もあります。友達を作るいい機会だし、どの大会やイベントでも行くようにしています。

Panaracerシェイクアウトライド前のミーティング。Photo: Kae
森の中をスイスイ~。Photo: 田辺信彦
Panaracer Shakeoutライド後のグループ写真。また皆で走りたい! Photo: 田辺信彦
パナレーサーさんのブースでは、グラベルキングタイヤが特別価格での販売となっていました。使い続けてもう何年も経ちます。Photo: Kae

日本らしい丁寧な運営と走りやすいコースに感動

朝一スタートは、一番長いコースの参加者たちです。北海道は日の出が早いから、もう随分と明るいです。Photo: Kae

当日の朝は寒かった! 渡航前に天気予報を確認していて良かったです。なんだか随分去年より寒いなと思ったら、開催が1カ月遅いのですね。ベストとアームウォーマーを持ってきていて良かったです。晴天だったので、朝は寒いものの時間が経つにつれ最高のライド日和となりました。

ゼッケン番号1番を頂きました、光栄です。Photo: Kae
日本国内では珍しいLaufバイクがトリコロール3色で集合。Photo: Kae
リッチな雰囲気を醸し出すクージー(Koozies)を見るのは初めてかも。

登録者チェックインの際に貰える地図にはコース情報が満載です。こんなに細かくデータがあるのは面白いですね。実際に走るとグラベル区間の始まりには明確にサインが設置されていて、とても丁寧に作られたイベントという印象がしました。

事前勉強もできるし、あとから見返しても面白い。Photo: Kae

万一トラブルが発生したら地図を見て「今どこどこ区間にいます、ヘルプを送ってください」とすぐに本部と明確な連絡をつけやすく、主催側が安全を意識しているのがよく伝わります。私個人は「全て自己責任、自分で対処」というタイプのグラベルを十年前からやってきているのですが、こういう設定は安心感に溢れますね。パナレーサーさんのテントもいくつかのチェックポイントに設置されていて、チューブだとか必要なものはそこで入手可能でした。現代のグラベルシーン発祥の地のアメリカで、初期からグラベル機材の開発・発展に携わっていつもパナレーサーさんがたくさんのスタッフを連れてライダーとしてもサポート側としても参加されているのって、とても良いことだと思います。

朝からスカッと晴れています。空気はひんやりしているよ! Photo: Kae
今年も一緒に走る機会があったバイクラ坂本記者。後ろはメキシコのGlobal Gravel Guanajatoレース開催者・山田氏。Photo: Kae
バイクトラブルを呼ぶ男、バイクラ坂本記者。(嘘です、彼のせいではない。笑)。Photo: Kae

▼坂本さんのニセコグラベル参戦記はこちらをチェック!

ニセコグラベルに初挑戦でハプニングの連続【新米ライター坂本の参戦記-前編】

ニセコグラベルに初挑戦でハプニングの連続【新米ライター坂本の参戦記-前編】

2022年10月05日

コースはとにかく走りやすい。上りも下りも平坦も邪魔されずに「流れに乗る」感覚でずっと走ってられるのがとにかく楽しい。こんな場所、こんな未舗装路(または壊れた舗装路)よく見つけたな!と何度も思いました。大規模なイベントに適したコースを作るのって、費やす時間も労力も想像を超えます。私は北海道生まれ・育ちだけれども、改めて北海道の道の広さ、空の広さを実感しました。

コースで一番タフなクライムを上り終えたところ。Photo: 田辺信彦
日本のグラベルシーンで流行り始めた(?)グラベルソファ。思い出作りにもってこい。Photo: 田辺信彦

▼グラベルソファの記事はこちら

レース中に出現したグラベル家具は映えスポットだった|竹下佳映のグラベルの世界

レース中に出現したグラベル家具は映えスポットだった|竹下佳映のグラベルの世界

2021年10月18日

昨年も素晴らしかったこのイベント、今年のパワーアップしたコースと文句の付け所のない天気で、参加者全員が解放感に溢れる最高のライド体験ができたと思います。これは本当にたくさんの人に味わってもらいたい! 北海道で走ったことのない友人みんなを連れてきて経験してもらいたい!

全体的に女性の参加者も増えた気がします。Ladies、また集まりましょう!! Photo: Kae
ホテルのデスクに置きっぱなし?の謎のガムテープ。これには理由がありました。(分かった人IGでメッセージください)

エリアを一望できるニセコアンヌプリ1000M台地展望広場へ

1日目からエキスポに使われている屋外会場にはフードトラックも多く来ていて、たくさんのご飯チョイスがありました。ライド後に少し休憩して他のライダーとのお喋りに花を咲かせた後、何か面白いものが近くにないかと考えた揚げ句、会場のすぐ後ろの山にあるニセコアンヌプリ1000M台地展望広場に行くことにしました。
本気ハイキングっぽいトレイルだったので、ゴンドラで上まで上ることに。広場に着いてからさらに頂上まで歩けるようですが、最終の下山ゴンドラに間に合わない時間だったので、また次回へ持ち越しです。
ニセコグラベルで走ったエリアを一望できるいい場所でした。東には近くに羊蹄山、西には遠くに日本海、温泉のある場所の湯煙が肉眼で確認できて、いい一日の締めとなりました。

会場はフードトラックで溢れているので、ライド後もすぐに食べて補給が可能。パナレーサー大和社長、お疲れさまでした。Photo: Kae
今日走ったエリアが見渡せます! Photo: Kae
走った後も遊び足りずに会場の裏の山に登ろうと思ったら、時間がなさそうなのでロープウェイ。古いゴンドラで揺れる揺れる! 今日一番のスリル(笑)Photo: Kae

今回のセットアップ

バイク:Lauf Seigla(リーフスプリング・フロントサスペンション)
タイヤ:Panaracer Gravelking SK 43c(前日は SS43c。次回はSS45cで走ってみたい。)
ハンドルバー:Lauf Smoothie(カーボンファイバー・グラスファイバー)
ホイール:Zipp 303 Firecrest
ドライブトレイン:SRAM AXS XPLR(フロントシングル)
カセット:eThirteen Helix Race(12速:9-45t)
サドル:Fizik Vento Argo 00 Adaptive
サイクルコンピューター:Hammerhead Karoo 2
ペダル:Time ATAC XC8

あっという間に過ぎてしまった短期間滞在でしたが、お腹いっぱいです。皆さんありがとうございました、また次に一緒に走れる機会を楽しみにしています。来年のスケジュールはこちらで発表されました。

 

 

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日本に来たら必ず食べます。Photo: Kae
北海道来たら絶対に飲みます。自然の甘さが最高。Photo: Kae
いろいろ詰め込み過ぎて疲れました! 次の帰国の際にまたお会いしましょう。Photo: Kae

▼過去のニセコグラベル記事はこちらから

ニセコグラベルに参加、北海道ならではの景観を楽しむ|竹下佳映のグラベルの世界

ニセコグラベルに参加、北海道ならではの景観を楽しむ|竹下佳映のグラベルの世界

2022年10月29日

竹下佳映のグラベルの世界は
こちらから

▼2024年のニセコクラシックのスケジュール

SPRING RIDE 2024年5月12日(日)
AUTUMN RIDE 2024年9月21日(土) – 9月22日(日) ニセコグラベルのWEBサイト

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PROFILE

竹下佳映

竹下佳映

札幌出身、現在は米国シカゴ都市部に在住。2014年に偶然出会ったグラベルレースの魅力に引かれ、プロ選手に混ざって上位入賞するなどレースに出続けている第一人者。5年間グラベルチーム選手として活躍し、2022年からはプライベーターとしてソロ活動。ここしばらく飛んでいないが飛行機乗り。

竹下佳映の記事一覧

札幌出身、現在は米国シカゴ都市部に在住。2014年に偶然出会ったグラベルレースの魅力に引かれ、プロ選手に混ざって上位入賞するなどレースに出続けている第一人者。5年間グラベルチーム選手として活躍し、2022年からはプライベーターとしてソロ活動。ここしばらく飛んでいないが飛行機乗り。

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