四国初の地域密着型プロロードレースチーム、ヴェロリアン松山始動！　地元選手を含む10人のメンバーを発表

Bicycle Club編集部

愛媛県、そして四国初のプロロードレースチームとなるVelolianMATSUYAMA（ヴェロリアン松山）がついに始動。1月9日に伊予鉄会館にて記者会見が行われた。以下、会見時のコメントならびにチームリリ－スより。

地域との絆を重んじるプロロードレースチーム「ヴェロリアン松山」

3年前から構想されていた、愛媛県松山市を拠点とする新チーム、「ヴェロリアン松山」がついに始動。2023年10月に清水裕輔氏の監督就任が発表されたが、今回の記者会見ではチームの所属選手10人や今後のレーススケジュールなども発表された。

3年前から構想された同チームは、2023年10月に清水監督就任を皮切りに、一部選手の発表を続け、今年度から新チームとしての正式にUCIコンチネンタルチームに登録。Ｊプロツアーを中心に国内外のレースに参戦予定だ。愛媛県のみならず、四国としても初のプロロードレースチームの発足となる。

また、チーム名の由来はヴェロ（=フランス語で自転車）、リアン（=絆）を組み合わせたもので、自転車で地域との絆を大事にし、同時にスポーツ文化を盛り上げることを強調した。

また会見では10人のチームメンバーやスタッフ、使用機材を発表。元愛三工業レーシングの鈴木譲をキャプテンに、ベテランの阿部嵩之や堀孝明、小坂光を据え、大学在学中の若手も在籍。村上裕二郎、森海翔、森本凛太郎は地元愛媛県の出身選手となる。

鈴木譲（すずきゆずる）
堀孝明（ほりたかあき）
阿部嵩之（あべたかゆき）
小坂光（こさかひかる）
桂慶浩（かつらよしひろ）
新開隆人（しんかいりゅうじ）
村上裕二郎（むらかみゆうじろう）
吉田晴登（よしだはると）
森海翔（もりかいと）
森本凛太郎（もりもとりんたろう）

清水裕輔（しみずゆうすけ）

嶋村健太郎（しまむらけんたろう）

早川祐司（はやかわゆうじ）

WHEELER（バイク）
ODIN（ホイール）
Panaracer（タイヤ）
XPLOVA（サイクルトレーナー＆コンピュータ）
SUNVOLT（ウェア）
LIMAR（ヘルメット）
TSURUYA（シューズ）

さらに、2024年度のチームレーススケジュールも発表。JPTツアーをメインに戦うことを示した。ただし、下記表内の黄色部分は正式に決まったレースではなく、チームの現状のリクエストとしてのものとなる。

清水監督は2024シーズンの目標として「一勝」を掲げるが「始まったばかりのチームなので、わからないことも多い。参加できるすべてのレースで全力を出すつもりだが、強いてあげるなら地元の今治クリテリウムで勝ちたい。スプリンターはいないが、別の勝ち方でも狙えるはず」と語った。

歴史上初の愛媛県内、そして四国内プロロードレースチーム「ヴェロリアン松山」の今後に期待だ。

問：サイクルドリームプラス　https://www.velolien.co.jp/

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