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新城幸也が蜂に刺されるも、2024年初レースを無事走りきる|ユキヤ通信

1月31日新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)が2024年シーズンのレースをスタート。スペイン・バレンシア州で開催される5日間のステージレース、プロツアーレース「ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ」(2.Pro)に出場、途中蜂に刺されるアクシデントもありながら第1ステージを無事走り切った。

集団の先頭で一人引きする新城にアクシデント

集団の先頭で牽引する新城     Photo Cor Vos/SPC

ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナの第1ステージはバレンシアの北に位置する、地中海リゾートの海岸沿いの町、ベニカシムをスタートし、海岸線を北上したのち、内陸の山岳地帯に入り2級、3級、2級と山岳ポイントを越え大きく周回する形で、再び海岸にほど近いカステリョの街にフィニッシュする167km。

海岸線から内陸に入ると、丘陵地帯の細かなアップダウンが続くタフなコース。

序盤からワールドツアーチームを含まない7名の逃げグループが形成され、メイン集団との差を広げていきます。すぐにタイム差が縮まるだろうという集団の読みは外れ、その差は広がるばかり。残り50km手前で7分以上の差に業を煮やして、新城が集団の先頭で一人引きを始める。

順調にその差を詰めている矢先、新城にアクシデントが。集団の先頭でヘルメットをかぶり直し、おでこを気にしている様子を見せた新城は、すぐにそのまま集団の先頭で走り続けますが、その瞬間、蜂に刺されてしまった。

最終的には2名の逃げ切りを許す形となったが、チームは先頭から1分19秒差の7位でマテイ・モホリッチ(スロベニア)がフィニッシュし、サンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア)やペイヨ・ビルバオ(スペイン)も2分以内でフィニッシュしている。

新城は11分53秒遅れのグルペットの中、116位でフィニッシュ。蜂に刺された影響で顔がはれ上がり、目も開けづらい状況のため、第2ステージのスタートは明日の状況を見て判断される。

新城幸也のコメント

チームプレゼンテーションのステージにて Photo:Cor Vos/SPC

『2024シーズンが開幕しました。スタートからアタック合戦で、心拍数は高い状態で、これぞ開幕戦という感触がうれしい。チームは今日は大人しくしているつもりだったのだけど、逃げを追いかけるチームがいなく、結局、動くことになった。久しぶりのレースだが、良く走れたと思う。チームも総合タイムを失わかったので、成功なステージとなった。ただ、先頭引いてるときに、蜂がヘルメットの隙間から入り込んで額を刺されてしまい、今は顔がかなり腫れている状態で……。明日(2月1日)、起きてみないとどうなるか分からないね。腫れがまぶたまで下がって来ないことを願うよ』

レース公式WEBサイト
VCV – Volta a la Comunitat Valenciana – Official Website (vueltacv.com)

 

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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