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雹降るスペインバスク地方で新城幸也がステージレース出場|ユキヤ通信

4月1日~6日、スペイン・バスク州を舞台に開催される6日間のUICワールドツアー、イツリア・バスク カントリー)が開催、雹(ひょう)が降る中おこなわれた第1ステージではプリモッシュ・ログリッチ(ボーラハンスグローエ、スロベニア)が勝利、新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)が135位でフィニッシュしている。

悪天候のなか上位選手からスタートする珍事も

雹に打たれながらのタイムトライアルになった新城                  Photo Miwa IIJIMA

第1ステージはスペイン、バスク州のフランスとの国境に面したイルンの市街地に設定された円を描くような10kmのショートタイムトライアル。コースの半分が上りで石畳も含まれ、街中ということもあり、縁石が飛び出ているコーナーなどがあり、トリッキーな難しいコース。

本来、個人タイムトライアルのスタート順は、コースの状況をよく見極められ、スタート時間の間隔が1分ではなく、2分になる最終盤でのスタートとなる終盤に各チームのエースや優勝候補選手らがスタート。この日は後半になるにつれ、にわか雨の予報が出ていたため、各チームのスタート順はエースを最初にスタートさせるという作戦に変更した。

新城が所属するバーレーン・ヴィクトリアスも、エースのペイヨ・ビルバオ(スペイン)がチームでは一番最初にスタートし、好タイムを叩き出す。

優勝候補たちがコースミスや、落車などのアクシデントが続出する中、バーレーンの最高位は14位にサンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア)、15位にヤッシャ・ズッタリン(ドイツ)、16位にペイヨ・ビルバオとエースがしっかり好位置につけた。

新城は、不運にも天気予報どおりに新城のスタートカウントダウンとともに激しい雹に見舞われる悪条件のタイムトライアルとなったが、安全に走り切り135位でフィニッシュしている。

最後まで気を抜かず悪条件の中安全に走り切った新城   PhotoMiwa IIJIMA

新城幸也のコメント

「今日はいつもとは違ったイレギュラーなスタート順だった。普段ならリーダーのためにリーダー以外の選手が先にスタートし、コースの状況やレーススピードでのコーナーの情報を伝えるのだが天気が下り坂の予報だったので、チームは普段とは逆の順番でのスタートとなった。

タイムトライアルのスタート順がチームで一番最後になったのはおそらく初めての経験だ(笑)  その天気予報どおりに僕のスタートに合わせるように雨&雹が降ってきた(苦笑)

走る順番を変えて、エースに代わって雹に打たれるのもアシストの仕事のうち! ドライでも転ぶ選手がいる路面だったので、コーナーを安全に走った。そのため、タイムは全然ダメだが……他のセクションでは良い感触で走れた。上りや他のセクションはパフォーマンス良かったので、少し安心できる内容だった。第2ステージからはリーダーのペイヨのために力の限り頑張るだけ!」

レース公式サイト

Itzulia Basque Country

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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