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ポガチャル勝利のリエージュ、新城幸也はビルバオをアシストしリタイア | ユキヤ通信

2023年4月21日、ベルギー・ワロンヌ地域で開催されたUCIワールドツアー1日レース「リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ」に新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)はチームのサポート役として活躍したものの、最終的にリタイアした。

レースはポガチャルが独走、2度目の勝利を収めた

A.S.O./Gaëtan Flamme

「リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ」は、アルデンヌクラシック3連戦の最終戦として知られ、このレースは別名「ラ・ドワイエンヌ」とも呼ばれる。コースはワロン地方の丘陵地帯を舞台に、4500mの獲得標高がある254kmの長丁場で行われ、レースはタデイ・ポガチャル(UAEエミレーツ、スロベニア)が圧巻の独走で勝利を収めた。ポガチャルはゴール前34kmの地点であるラ・レドゥートの坂で決定的なアタックを仕掛け、彼にとってリエージュでの2度目の勝利、クラシックレースでの6度目のモニュメント勝利をマークした。

つづいてロマン・バルデ(フランス、DSM-Firmenich PostNL)が1分39秒遅れで2位に入り、スプリント争いで3位にはマチュー・ヴァンデルプール(オランダ、アルペシン・デケニンク)が入った。

落車に巻き込まれたビルバオを集団まで引き上げた新城

序盤から集団の先頭で走る新城 Photo:Cor Vos

レースは2℃という極寒の中、雪交じりの天候のなか、新城は序盤からチームのエース、ペイヨ・ビルバオをアシストする活躍をした。しかし、97km地点での大規模な落車事故を免れたものの、ビルバオと共に集団から遅れる形となった。その後、懸命の追い上げを見せるも、最終的には力尽きリタイアした。いっぽうペイヨ・ビルバオは9位で無事フィニッシュしている。

新城幸也のコメント

カメラに笑顔を見せる新城 Photo:Cor Vos

「ブイトラゴ、ビルバオ、ティベリ、プールスと強力なクライマー4人を、151kmから始まる狭い道幅のアップダウン区間へ良いポジションで入ることが今日のポイントだったので、そのために残りの3人で働いた。しかし運が悪く、落車で集団分裂。ビルバオが巻き込まれたので、できる限りメイン集団の近くまで引き上げて、自分は集団から遅れた。振り返れば、後ろにはまだ大きな集団がいたし、そこで力を使いきるべきだったのかわからないけど。最善は落車に巻き込まれないポジションにペイヨを運ぶべきだったと、反省している。これにて、シーズン前半戦は一段落した。少し休みを入れて、まずは体とメンタルをリセットして、その後、後半戦に向けてまた準備して行きたい。日本でもライブ放送があったのに、良いところを見せられず残念だった。応援ありがとうございました!」

レース公式サイト: リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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