旅で出会った絶品グルメ【ベトナム・フーコック編】
buono 編集部
- 2017年02月25日
INDEX
グルメなものに目がない料理紳士なら、旅先や出張先の美味しい食べ物への探究にお金と手間をも厭わないだろう。そんな諸君にお届けしたい今企画は、取材で国内外を飛び回るライターが現地で出逢ったローカルフードや絶品グルメを紹介するというもの。
第一弾は、アジア料理の中でも人気の高いベトナム料理。米粉を使ったフォーや生春巻き、日本でも大人気のパクチーが有名。本場・ベトナムの人はどんな物を食べているのか? また、初めての旅行ではどんな物を食べたら良いのか。今回は、ホーチミンとリゾート地として注目されている離島・フーコックのフードの中からいくつかをピックアップ。
地元民からも愛されるホーチミンの大人気カニ料理店
軒先でカニをさばいて調理してくれる、「Quan 94 GOC」。ベトナム通の人に教えてもらって行ったところ、ほぼ満席状態! このお店で食べた料理の中で一押しは、ソフトシェルクラブのフライ。ふわふわの衣とサクサクの殻の食感、濃厚なカニの旨さが味わえる一品。
ベトナムの味を色々味わいたいならランチブッフェへ
ホーチミンには有名なベンタイ市場やローカルフードが味わえるお店も多くあるけれど、場所を調べて何軒もハシゴするのはちょっと面倒……という人におすすめしたいのが、『Hotel Des Arts Saigon Mgallery Collection(ホテルデザールサイゴン-Mギャラリー by ソフィテル)』内にある、レストレン『Saigon Kitchen』のランチブッフェ。
多種のベトナム料理やフルーツをはじめ、オーダーしてから作ってくれる生春巻きやフォー、デザートのクレープシュゼットなどが約50万ドン(2000円)で好きなだけ食べられる! あれこれ食べたいという欲張りな人には◎。ベトナム料理に飽きたら、ランチにハンバーガーを選ぶも良し。
海に囲まれたフーコック島の海鮮料理がすごい
ローカルの人が足繁く通う港の近くにある食堂では、生け簀から活きた食材を選んで調理法を相談して食べることができる。例えば、大きな鍋で丸ごと茹でたカニ、油で素揚げし、ガーリックとフーコックの特産品のコショウを振った巨大シャコなど。地元の人は、カニやエビなどの殻をテーブル脇にあるゴミ箱か床にポイっと捨てるのが当たり前の様子で、お世辞にも衛生的な環境とは言い難い。
新鮮食材を使った食堂や露店、マーケットでは、安価で手軽にローカルフードを楽しめるが、気温が高いベトナムでは生ものは極力避け、水や調理内容にも十分に注意するのことをお忘れなく!
ちょっと贅沢にリゾートホテルの料理に舌鼓
ベトナム料理には、白身魚の包み焼きやライスペーパーを器に見立てた手の込んだ料理などがある。それらに欠かせないのが沢山のハーブ系野菜(日本で流通している香菜とパクチーはベトナム人からすると香りも葉の大きさも違うそう)。
これらの料理は、トルオンビーチが望める4つ星ホテル、『Novotel Phu Quoc Resort Hotel(ノボテルフーコックリゾート)』の夕食に頂いたもの。宿泊費と別に料金が必要だが、アラカルトで選んで贅沢な時間を過ごしたいという人にはおすすめだ。また、ライムとハーブの香りが爽やかなジンベースのカクテルとのペアリングも試す価値あり。
初のベトナム旅行は、ローカルの食べたい料理やお店に加えて、ホテルのレストランを上手く活用すると、より美味しい&楽しい幸福感が堪能できるはず。
※2016年の情報です。
SHARE
PROFILE
buono 編集部
使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。
使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。