家でゆったり楽しむ“自分へのご褒美の1本”を、伊勢丹新宿店で
buono 編集部
- 2017年06月08日
INDEX
伊勢丹新宿店でこだわりの1本を見つける
ひと仕事終えて家へ帰宅。疲れ切った身体を潤してくれるご褒美の一杯があれば、プライべートのリラックスタイムもより充実するのでは? 今回は、伊勢丹新宿店に揃う「クラフトジン」「ウイスキー」「熟成酒」の3カテゴリーからbuono編集部がおすすめをセレクト。ただ高級なものを選べばいいというわけではない、ストーリーのあるセレクトだからこそ、その余韻に浸りながら過ごす最高のひと時を味わうことができるのだ。
話題のクラフトジンを揃えてみる?
最近よく耳にするのがクラフトジン。数年前よりビールやコーヒーなど、クラフトという言葉を冠したものが流行しているが、クラフトジンはその名の通り、生産地域におけるアイデンティティを宿したジンのことである
業界では、今年はジンが来ると予測されており、伊勢丹新宿店でももちろん取り扱っている。ジンは、ジュニパーベリーだけでなく、様々なボタニカルの個性をがあるので、それに合わせて料理をペアリングする、なんてのも面白い。例えば、京都蒸溜所の「季の美」だったら、柚子など日本のボタニカルが使われているので、和食でなくても日本の食材を合わるとぴったりハマる。
(左から)
コッツウォルズ蒸溜所 コッツウォルズ ジン(700ml 46% 6,200円)
ロンドン・ドライタイプで、ウィートと9種のボタニカルを使用。シトラス、コリアンダーが香り、アフターにラベンダーなど。リッチな香りを楽しみたい時に。
京都蒸溜所 季の美 京都ドライジン(700ml 45% 5,400円)
柚子や山椒、玉露、檜などのボタニカルを使った、まさにメイドインジャパンなジン。ベースにライススピリッツを採用するからこその、丸みが感じられる仕上がりもGOOD。
チェイス蒸溜所 チェイス GBジン(700ml 40% 5,800円)
ジャガイモを発酵・蒸留させたスピリッツをベースに、10種のボタニカルを使用。どこかスパイシーさを感じさせる英国のジン。ユニオンジャックのリボンがインパクト大。
スヴェンスカ・エルドヴァッテン ヨーテボリ ジン(500ml 45% 3,750円)
スウェーデンのヨーテボリ近郊で作られるクラフトジン。レモンとジュニパーが香り、ふくよかな甘みが心地良く、しっかりとしたボディを感じさせる。
■商品問い合わせ先/伊勢丹新宿店 本館地下1階=グランド カーヴ
ウイスキーの琥珀の誘惑に身を任せる愉悦
ゆっくりとした時の流れとともに少しずつ嗜む。贅沢の極みとも言うべきその楽しみ方は、ウイスキーならでは。ウイスキーは風土と時間が作るものなので、生産国ごと、原料ごとに個性がある。例えば「クセが無いものが好きだから、アイリッシュをいくつか飲んで好みを探そう」と、好みの味を手繰り寄せていくのも面白い。下記に挙げたおすすめの3本は、右からスモーキー、スパイシー、スイートとタイプが異なる。多様な飲み方で、繊細な味と香りの違いを飲み比べてみてはいかがだろう。
(左から)
ハイランドパーク12年(700ml 40% 4,536円)
世界最北端に位置することから、「北の巨人」としてその名が知られる蒸留所。スコッチウイスキーを仕込むのには適さない硬水を仕込み水として使う。12年物はファーストフィルのシェリー樽を20%使用し、残りをリフィルのシェリー樽で熟成された原酒で構成される。ストレートの場合、シェリーの味わいとともに優しいハチミツのような甘い香りが広がる。
ザ・グレンロセス ヴィンテージ・リザーヴ12(700ml 43.5% 5,940円)
「ザ・グレンロセス」は元々ブレンド原酒として使用され、ブレンダーたちから味わいとクオリティーの核となる“トップ ドレッサー”として珍重されてきた。最低熟成年数12年以上のヴィンテージを12種類織り交ぜ、厳選したわずか3%の最良の原酒(1970年代~2003年の樽)を組み合わせた逸品。甘くフルーティーな中に、スパイシーな余韻が光る。
ブルックラディ オクトモア 07.1 スコティッシュ・バーレイ(700ml 59.5% 1万8360円)
ヘブリディーズ諸島アイラ島の西海岸沿いにあるブルックラディ蒸留所は、1881年設立当時のままの伝統的な蒸留設備で、革新的なウイスキーを造り続けている。「オクトモア」は世界最強のスモーキーフレーバーとして知られ、スコットランド産の大麦のみを使用。麦の甘みをしっかりと残し、ピートのスモーキーさだけでなくバランスの良さも秀逸だ。
■商品問い合わせ先/伊勢丹新宿店 本館地下1階=グランド カーヴ
熟成酒は歳を重ねた男たちにこそ相応しい
仕事、プライベートを問わず、経験を重ねた者にしかわからない領域がある。「成熟」といった言葉で表現される男の”深み”は魅力的だ。これは酒の世界にも言えること。そう、熟成酒は、そのままでも飲むことができる日本酒を、さらに時間をかけることで魅力が増した酒だ。まろみと深みのある熟成酒は、大人の男に相応しい酒なのである。
(左から)
八海山 雪室貯蔵三年(720ml 3,348円)
八海山らしい”端麗さ”を楽しむならばこちらを。すっきりと飲みやすいため、熟成酒デビューをするには打ってつけの1本といえるだろう。酢で〆た青魚や、出汁が効いたツマミとあわせるのがオススメである。
熟露枯 大吟醸 ヴィンテージボトル 2015年(300ml 1,728円)
今回紹介する3銘柄のなかでも、甘みと熟成感は随一。日本酒特有の”米感”と深みを感じる熟成酒だからこそ、米に合うようなアテと好相性だ。魚卵や魚などとともに、時間をかけて味わっていただきたい酒といえる。
北雪 超大辛口 佐渡の鬼ころし「音楽酒」(1.8L 3,780円)
ワインで例えるならば、フルボディといったところか。つまり重厚感。どっしりとしたこの酒だからこそ、揚げ物など強さのある食事にも負けない。メインディッシュに合わせたい熟成酒といえば、これだ。
■商品問い合わせ先/伊勢丹新宿店 本館地下1階=粋の座
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今日は伊勢丹新宿店で、自分のためにとっておきの”ご褒美の1本”を購入してみてはいかがだろうか。
DATA
伊勢丹新宿店
住所/東京都新宿区新宿3-14-1
TEL/03-3352-1111(大代表)
営業/10:30~20:00
休み/不定休
https://www.isetan.mistore.jp/shinjuku.html
SHARE
PROFILE
buono 編集部
使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。
使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。