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奇跡の果実「羅漢果」って知ってる?

海外でも話題の甘味料『ラカントバリスタセレクト』をプロデュースしたバリスタ世界チャンピオン・井崎英典さんが原材料「羅漢果」の秘密を探りに日本を飛び出しましたよ!

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まさに秘境。羅漢果の栽培にかける想いとは?

2017年9月某日、道なき道をひたすら走るバン。さながらオフロードレースのような道が猛烈な揺れをもたらす車の中に、井崎英典氏の顔があった。バリスタチャンピオンシップで日本人初の優勝に輝いた経歴をもつ男は、自身も開発に携わった甘味料『ラカント バリスタセレクト』の原材料「羅漢果」の農園を訪れようとしていた。
その農園は中国・桂林の市街地からバスで3時間、小さな車に乗り換えて1時間、さらに登山の如く山道を徒歩で登ること20分の場所に位置する。

「本当にこんな山奥に農園なんてあるのか」。そんな言葉が口をつきそうになった頃、ようやく、山の中腹にある斜面に広がる樹木が見えてくる。そんな場所に農園を作る意味とは、果たして。

この過酷な旅に同行してくれた、ラカントシリーズの開発者である村田雄司博士は理由をこう語ってくれた。「山の斜面で栽培しているのは、日照を最大限に確保するため。ここは、寒暖差と水、土、そして前述の日照。3つの条件が羅漢果に最適だったんです」。

確かに納得の理由だが、そんな場所は道のりのどこにでもあったはずだ。ここまで奥地である理由はない。するとその疑問が想定内であるかのように「実はここまで来なくても、何だったら市街地の平地でも栽培は可能です。しかし、我々は他社とは違う品質管理、つまり安全・安心であることを最大のポイントにしています。これだけ山奥、周りに何もない場所まで来ないと、他所の農場で使われた農薬が飛散して付着する可能性は否めません。恐らく、こんなに徹底しているのはサラヤだけでしょうね」と言葉が返ってきた。

さらに、農園で働く従事者たちには、無農薬栽培を徹底するための説明会や栽培指導もしっかり行っている。驚くべきは、受粉が全て手作業で行われているということ。何億と咲く一つひとつの花に、筆で受粉をしていくのは想像するだに果てしない作業である。そのすべてに手間と、栽培に賭ける想いを窺い知ることができるだろう。

「コーヒーに合う甘味料はないと思っていたんです。でも、こんなにこだわって高品質なものを作っているんだったら、絶対に合う甘味料を作ってみせるぞと思って、ラカントバリスタセレクトのプロデュースを引き受けたんです」と井崎氏。

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筆に花粉を付けて手作業で受粉させていく。広大な急斜面の農園でひと花ずつ行う手間に頭が下がる。
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自分が手掛けた製品を担う農園なだけに、井崎氏の興味も尽きない。あれは、これは? と熱心に質問をしていた。
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農園近くの小川は山奥ならではの清流で、透明な美しい水が印象的。

研究から抽出までを日本企業の品質管理でこだわる

ラカントSは、羅漢果の高純度エキス(サラヤ特許成分)とエリスリトールという天然成分から出来ている。誤解されることも多いが、エリスリトールはブドウ糖を発酵させて作る天然の糖アルコール。アスパルテームやスクラロースなどに代表される人工甘味料はラカントシリーズには使用されていない。

天然にこだわるサラヤの桂林工場には研究所も設置。ラカントSの生みの親である村田雄司博士は、まだどの企業もカロリーゼロの甘味料を用意していなかった頃から、甘味料の研究を行う。

「ラカントシリーズは、羅漢果の栽培から製品化まで全てをトレーサビリティできるのが強みです。カビや農薬の付着、傷みなど、果実の選別も三段階で行う。こんなことを本気でやっている会社は他には無いですよ」と力強く語る。

品質管理だけでなく、羅漢果の皮や種など、本来はゴミになってしまうものを粉砕・発酵、土に変え、さらにその土で羅漢果を育てるという、循環型農業のテストなども行われている。ヤシノミ洗剤などの商品に代表される、環境負荷を減らすという企業理念は、甘味料においても守られているのだ。

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研究所では村田博士を筆頭に研究者たちが生産プロセスの新しい方法を探っている。
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研究所内では、様々な実験器具を稼働させ、品質管理を厳格に行っている。
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他の中国企業とは比較にならないほど厳密な品質を求めるサラヤの工場。羅漢果の洗浄から抽出、精製まで、一貫して品質コントロールが行われている。

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ラカントバリスタセレクト開発秘話

ここまでお読みになった方ならば、ラカントシリーズがいかに高品質なものなのかお分かりのことだろう。その中でも、特にこだわり抜いて開発されたのはこの『ラカント バリスタセレクト』だ。美味しいコーヒーをカロリー、糖類ゼロで手軽に飲めるようにしたい、もっとコーヒーに親しんでもらいたい、と熱い思いで井崎氏が開発に参画した製品である。

「今では味も香りも豊かで、そのままでも本来の甘みを感じられるスペシャルティコーヒーを飲める場も増えてきましたが、まだ日本のコーヒー市場の中では5%程度。95%はコマーシャルコーヒーで、飲みづらいと感じる人も多いんです。でも、そのせいで美味しくない、とコーヒーを嫌いになってほしくない。そもそも、そういうコーヒーって甘みと相性がいいし、甘さをオンすることで飲みやすくなるんですよ。そこで考えたのが、美味しく飲めて、しかも糖質ゼロの甘味料の開発だったんです」。と井崎氏は話す。

しかし、原料のひとつであるエリスリトールはコーヒーと相性が悪く、エリスリトールを極限まで減らすピーキーなバランスを0・1%単位で調整したのだという。

「コマーシャルコーヒーに合わせて、甘さのピークを後にもってくる、砂糖と真逆の味わいをデザインしたのも特徴です」。

高品質なだけがコーヒーじゃない。そんなコーヒー愛に溢れた井崎氏からの提案。普段使いの豆でぜひ一度試してみてほしい。

aいつもの一杯にプラスするだけで、バリスタが求める味に近づく。まさにコーヒーのために生まれた甘味料がコレ。その味わいは試行錯誤の結晶である。

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ラカントS 公式サイト
http://www.lakanto.jp/

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buono 編集部

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使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。

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