メゾン『メゾンマム』がフレッシュなシャンパーニュ『マムグランコルドン』を発表

buono 編集部

2017年11月21日

「DARE, WIN, CELEBRATE（挑戦、勝利、祝福）」をブランドコンセプトとし、パイオニア精神を守り続けるシャンパーニュの名門ブランド『メゾンマム』から、今秋11月に新しく『マムグランコルドン』が発売。セラーマスター（最高醸造責任者）を務めるディディエ・マリオッティ氏の来日にあたり、『マムグランコルドン』誕生までのストーリーやテイスティングなど魅力を伺った。

_n8a6720 — Didier Mariotti（ディディエ・マリオッティ）／メゾンマムセラーマスター（最高醸造責任者）

フランスの名門メゾンが発信する新たなシャンパーニュ

『マムグランコルドン』は、マムを代表するピノ・ノワール種を中心とした、メゾンスタイルの決定版となる１本。ピノ・ノワール種で力強さとストラクチャー、シャルドネ種で優雅さとミネラル感、ピノ・ムニエ種でまろやかさとバランスを表現している。さらに、約30%のリザーブワインが深みと複雑さを加えることで、最終的なブレンドに一貫性と気品をもたらしている。メゾンのセラーで熟成させた後、8g（1リットル当たり）の低いドサージュを施して完成を迎えた『マムグランコルドン』は、従来とは一線を画すフレッシュながらも力強い味わいが特長だ。

「世界で一番シャンパーニュを消費していると言われるフランスの中でもNo.1（※）を誇るメゾン『メゾンマム』は、ピノ・ノワール種に特に重点を置いています。自社畑の中でも優勢を占めている品種であり、表現の度合いを変えながらもすべてのワインでピノ・ノワール種を中心に展開。今回発表をした『マムグランコルドン』では、フレッシュな生のフルーツを感じる味わいを表現している。もぎたての果実を口にしたようなフレッシュさと同時に熟れた果実味が広がり、さらに後口の良さを演出してくれる酸味も。アロマは柑橘系を感じる仕上がりに。グレープフルーツからリンゴやナシのような白い果物の香りへ移り、その背景には黄桃やアプリコットなど、熟れた黄色い果物を感じることができる。理解しやすく飲みやすいワインと言えます」

ブランドの象徴を彫り込んだ革新的なボトルデザイン

斬新なデザインのボトルにも注目したい。『コルドンルージュ』で知られるフランス最高勲章“レジオン・ドヌール”をモチーフに、ブランドを象徴する赤色のリボンがボトルに彫り込まれたデザインは、これまで、アップル、アルテミデ、日本航空、スワロフスキーなどの企業とのコラボレーションを手がけてきた世界的デザイナー、ロス・ラブグローブ氏によるもの。フランスの権威ある「グランプリストラテジー・デュ・デザイン」の金賞をはじめとして、計4つのデザイン賞を受賞している。

「ロス・ラブグローブ氏には、白紙の状態からデザインをお願いしました。以前サブラージュ用のサーベルのデザインで組んだことがあり、メゾンのことも良く知っているので信頼はしていましたし、完成したものは『メゾンマム』のエスプリを体現するデザインとなりました。これまで、シャンパーニュのボトルデザインを変えることは他のメゾンでもありましたが、私たちが革新的だったのはメゾンのシンボルである赤いリボンをボトルに刻印したような、立体的かつユニークなデザインに仕上げたことだと思います」

CEOには陸上選手のウサイン・ボルト氏が就任

CEO（チーフエンターテインメントオフィサー）には、陸上競技短距離選手として数々の記録を打ち立てたウサイン・ボルト氏を起用。彼が出演する『マムグランコルドン』のスペシャルムービーは、大胆でゴージャスな演出で話題となっている。ボルト氏が積み重ねてきた勝利と祝賀のイメージに『マムグランコルドン』のセレブリティなコンセプトが相まったムービーとなっている。

ウサイン・ボルト氏が出演するスペシャルムービーはこちら

「『マムグランコルドン』の発表にあたり、メゾンのモットーを体現するようなアンバサダーが必要だと思い、『メゾンマム』のヴィジョンに叶う人物として、偉大なアスリートのひとりであるウサイン・ボルト氏の名前があがりました。彼はあれだけの勝利を体現し、その度にまさにセレブレイトしていた人物。ボルト氏のモットーである『不可能はない。限界は考えない。』は、メゾンマムの理念『Only the Best 〜最高のシャンパーニュだけを〜』や、メゾンのエスプリである『Dare. Win. Celebrate. 〜挑戦、勝利、祝福〜』とも重なります」

「祝祭のワインとして何かお祝いをする時に開けていただけるような、昼でも夜でも楽しめるワインをイメージしています。けれど、もし今日一日何も祝うことがなくとても悪い一日だったとしても、このシャンパンを開けて、やっとこれでいい日になったと言いながら飲んでほしいですね！」