ウェッジ 最新ランキング(2020-2021年)&選び方やおすすめクラブを徹底紹介
EVEN 編集部
- 2021年01月08日
ウェッジ選びの基本
スコアに直結するショートゲームで使用することが多いウェッジ。フルショットとは異なり、スイングやフィーリングによる距離感が必要になり、トップやダフリといったミスショットも出やすくなる。特に芝の抵抗も大きくなる夏ゴルフでは、活躍する場面もより多くなることからショートゲームのストレスを軽減してくれる一本が重要になる。そこで、ウェッジの選び方を徹底紹介しよう。
教えてくれたのは 小暮博則プロ
1972年生まれ。PFGA代表。企業ゴルフコーチ。アメリカで最先端スイングを学び、ジュニアから一般アマチュア、プロまで幅広く指導をおこなう。新サイト「ゴルフ総合病院」内にて、オンラインゴルフレッスンも開始。
やさしさ重視の幅広ソール
ソールが地面に当たる面積が広い幅広ソールは、アプローチではソールが芝の上を滑りやすく、バンカーでは砂に潜りにくいのが長所。幅広・ハイバウンスのウェッジは、打点のズレをカバーしてくれる寛容性の他にも、インパクトの衝撃を受けてもフェースの向きが変わりにくい特徴もあり、方向性が上がるソール形状でもある。
操作性の高い多面ソール
ウェッジに操作性を求めるプロの要望に応え、トゥやヒール部分、ソール後方などを大きく削った多面ソールは、フェースを開いたり、バウンスを操って球筋のコントロールを行う技巧派ゴルファーに合うソール形状。実際のバウンス効果は小さくなるので、インパクト付近では正確なヘッドコントロールも必要となる。
リーディングエッジ
クラブの機能任せでスイングしたいならスクエアに構えやすい直線的な形状。フェースを開きたいなら違和感のない丸みのある形状のリーディングエッジを選択したい。
バウンス角
クラブのシャフトを地面と垂直にした状態で、リーディングエッジとソール面が作る角度のことをいう。一般的には8度以下をローバウンス、10度以上をハイバウンスと呼ぶ。
幅広ソールの特長とおすすめウエッジ
地面との設置面積が広くなる幅広ソールのウエッジは、ボールの手前にヘッドが落ちてしまっても、ソールが芝の上を滑ってくれるのでボールに直接コンタクトしなくても、大きなミスにならない寛容性がある。
ボールが浮きやすい夏ラフで効果を発揮
芝が元気で立っている夏ラフでは、ティーアップしているボール同様、ボールが浮いた状態になるケースが多くなる。つい力んで強く打ち込んでも、深く潜りにくい幅広ソールはボールにコンタクトしやすい。
降雨に多くなる柔らかいライ
降雨などで地面が柔らかいライではダフリは禁物。バンカーでのエクスプロージョンイメージでショットするのがポイントで、地面に潜りにくい幅広ソールが好結果に繋がる。
芝の抵抗が増す夏ラフは脱出優先
夏は芝の成長も旺盛となり、スイングの際にかかる抵抗も大きくなる。芝の上を滑りやすい特性の幅広ソールで、突き刺さりを抑制し、脱出優先を心掛ける。
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PROFILE
EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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