【2021年総括】ゴルフギア・オブ・ザ・イヤー ウェッジ部門ベスト3!
EVEN 編集部
- 2022年01月14日
ゴルフギアに一家言持つ識者3名にゴルフ専門誌『EVEN』代表のイケメンゴルファーを加えた4名が、2021年発売のゴルフギアから、個人的に打って良かった“推しギア”を選定、各カテゴリー別にベストバイを決めるべく徹底討論します。今回はウェッジ部門です。
2021-2022ウェッジベスト3
ウェッジと言えば、ボーケイ! 日本仕様のこだわりフォージドが堂々の1位!!
選定及び採点方法
2020年12月1日~2021年11月末発売の全モデルの中から、選定委員の採点によりノミネートモデルを選定。採点ルールは各部門ごとに持ち点25点とし、最大で10点まで、推しのモデルに点数を配分。同点の場合は審査員4名の多数決で順位を決定した。
【第1位】タイトリスト「ボーケイフォージドウェッジ」
フェースやソール形状を日本向けに最適化した鍛造モデル。また浅重心設計にすることで、スクエアインパクトに導き正確で安定したアプローチに。33,000円(問:アクシネット ジャパン インク/0120-935-325)
【RECOMMENDED】
浅重心で操作性アップ
ヘッド内部構造に工夫を凝らし、浅重心化によって操作性がいいウェッジに仕上げられています。前作よりヘッド形状にこだわりが感じられ、打感も向上しています。(鶴原)
【第2位】フォーティーン「TK-40 フォージド」
特徴的なグースネックとリーディングエッジ側の形状を緻密に計算したTankソール、さらには軽量化されたヘッドなど、グリーン周りのザックリ防止を突き詰めソールが抜けやすい。14,000円~(問:フォーティーン/027-387-8760)
【RECOMMENDED】
軽いイップスなら治せる性能!
特徴のあるグースネックですが、打てばその力に惚れ惚れ。ヘッドを鋭角に入れても差さりにくく、きっちりと抜けてくれる。プレッシャーのかかるシーンでも力まず打てる。(肥野)
【第3位】クリーブランド「RTXフルフェイスウェッジ」
フェース全面のグルーブによりトゥ側のヒットでも高いスピン性能を発揮。重心と実打点を近づけたことで安定した初速とバックスピンを生む。(問:ダンロップスポーツマーケティング カスタマ―サービス部/0120-65-3045)
【RECOMMENDED】
名器の伝統と視角的効果
名機『588』シリーズから受け継ぐ伝統と全面に溝を配したスピンが掛かりますよと訴えかけるビジュアル。(マーク金井)
ただ、自分が使うならボーケイかな(笑)
肥野:ウェッジの話をしたいんですが、やっぱり「ボーケイ」シリーズですか?
鶴原:『SM8』から重心が浅くなって、『ボーケイ・フォージド』ではさらに前になっています。打てば違いは歴然。操作性が高く、ヘッド形状や打感も向上しています。
鹿又:重心が高いところにあるから安定したスピン性能で、距離感が合いすいのもメリットだと思います。
鶴原:ヘッドのバリエーションが相変わらず豊富なのもポイント。
マーク:ボクは試作の段階で『TK-40』を打ったんだけど、「これをよく作ったなぁ」って驚かされた。
肥野:自分も同じ印象で、特徴的なグースネックとソールは本当に球が拾いやすかったです。冬場の薄芝とかで威力を存分に発揮しそう。ただ、自分が使うならボーケイかな(笑)。
鹿又:『ミルドグラインド3』も忘れちゃダメでしょ。デザインも洗練され、シェイプも綺麗、雨でもしっかりとスピンが入るのが魅力です。
審査委員会メンバー
(左から)
鶴原弘高(ゴルフライター)
ゴルフ雑誌やWEB、YouTube動画で活躍するゴルフライター。プライベートで弾道計測器を所有し、スイングの研鑽に励む理論派。
鹿又芳典(クラブコーディネーター)
ゴルフショップ「マジック」ではクラフトマンとしての顔をもつ、パーツブランドの伝道師。本企画では審査委員長を務める。
マーク金井(クラブアナリスト)
自称ゴルフ芸人。ゴルフライター、YouTuber、クラブデザイナーなど、マルチに活躍する業界のご意見番。
肥野竜也(ファッションモデル)
本業のモデルの他、ゴルフ関連メディアで幅広く活躍するゴルフが好き過ぎるモデル。競技ゴルフにも熱心なガチ系アスリート。
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PROFILE
EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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