ポイントはカスタマイズ! N‐VANで作る車が主役の快適キャンプ空間
フィールドライフ 編集部
- 2019年03月30日
キャンプで使いやすいよう車をカスタムしてみよう。
車をキャンプ道具のひとつとして考えることができれば、車はあなたのキャンプシーンを格段に快適にするポテンシャルを秘めた道具なのだ。では、キャンプでの使い勝手を考えると、どのような仕様の車がベストだろう。いっしょに考えてもらったのは、アウトドアコーディネーターの小雀さん。
「キャンプは荷物が多くなりがちなので、僕ならまずはたっぷりと荷物を積載できることが絶対条件。さらに、テールゲートが適度に低くて、荷室がフルフラットになるものなら、重たい荷物や自転車も出し入れしやすいし、車中泊をするのにも快適だよね。しかも、芝生や泥で荷室は必ず汚れるから、掃除をしやすい工夫があるといいかな。あとは、小物の仕分けにも便利な収納棚もいくつかほしいし、それからあれとこれと……」
溢れ出す小雀さんの車への愛(ワガママ?)に対する回答として、今回用意したのはホンダの「N‐VAN」。軽自動車とは思えないほどの荷室の広さと、キャンプ仕様にも対応するカスタムパーツの豊富さが特徴のモデルだ。パーツを選んで、使い勝手を想像しながら組み合わせる車のカスタム作業は、相性を考えて道具を選んでキャンプサイトを作り上げていく作業にそっくり。ギア好きのキャンパーなら、このワクワク感、伝わるでしょ?
キャンプ仕様にカスタムしてみました。
サングラスや地図、カード類など、運転中にすぐ取り出したいものは多いが、案外運転席周りの収納って少ないもの。大容量の棚がすぐ上にあれば、スムーズに出し入れが可能だ
「仕事が追いかけてきた。メールだけ返さなきゃ!」なんて状況には、スリットに差し込むだけで設置完了の簡易テーブルを。USBチャージャーでモバイル機器の充電もバッチリ
専用のクイックエアマットを敷けば、大人が足を伸ばしてゆったり寝られるほど、室内空間は広々。ピラーレス仕様なので、「お店もできちゃいそう」なくらい開放的なのも魅力
アクティビティ後の着替え時に、ウエアをかけておける場所ってありそうでない。そこでハッチバックの内側にテールゲートバーを配置。水や雪で濡れたウエアも干しておける
サイドオーニングは、ひさしのような屋根を張り出せるオプションで、簡易タープとして雨や陽射しを防ぐ。設営時間はわずか3分。タープを立てるのが苦手な人でも安心だ
ルーフインナーサイドパイプとルーフインナーラックを組み合わせて、収納棚を設置した。グローブやヘッドランプのような小物は、見えるところにしまっておくのが賢い選択
荷室はラゲッジマットを敷いておくことで、アウトドアにつきものの汚れに対応。スクエアな車体を活かした荷室の高さにも注目。自転車やサーフボードだって中に積み込める
この車がベースです
N-VAN +STYLE FUN・Honda SENSING〈FF/CVT〉
¥1,560,600
(全国メーカー希望小売価格消費税込み※1)
ボディーカラー:全7色
(写真はガーデングリーン・メタリック)
燃費:23.8km/ℓ(JC08モード※2)
※1 価格はメーカー希望小売価格(消費税8%込み)で参考価格です。販売価格は販売会社が独自に定めております。詳しくは販売会社にお問い合わせください。保険料、税金(消費税を除く)、登録などに伴う諸費用は別途必要です。自動車リサイクル法の施行により、リサイクル料金が別途必要です。
※2 燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。
N-VAN純正アクセサリーの詳細についてはこちら→ www.honda.co.jp/ACCESS/n-van/
そして20年以上温め続けた焚き火台が形に!
ステンレス焚き火台
¥33,333(税抜)サイズ:(約)259×115mm×2(焚き火台鍋2つ)/ 重量:8,050g / 素材:ステンレス
さらに、小雀さんが20年以上もの長きにわたり、温め続けてきたひとつのアイデアが形になった。それがこちらの「料理に使いやすい、一生モノの頑丈な焚き火台」だ。 見覚えのある特徴的なフォルムは、サビに強く、頑丈という特徴を併せもつステンレスダッチをベースにカスタムしているから。ふたつの鍋を組み合わせた独特なフォルムが煙突効果を生み、抜群の燃焼効率を誇る。シンプルな構造なので、手入れもしやすい。また、底部に空気穴を開けたことで火力の調整も可能になっている。まさに、「調理器具としても使いやすい焚き火台」に仕上がっている。アウトドア料理に取り組み続けてきた、小雀さんならではのアイデアだ。現在、「Circlehホンダアクセス店」でのみ、限定販売中。売り切れ次第販売終了となるので、この機会をお見逃しなく。
製造を手がけるのは、昭和38年創業、新潟県三条市の金属製品メーカー「双葉工業」。同社が長年培ってきた技術× 高品質なステンレスダッチ×小雀さんのアイデアの融合が生んだ焚き火台なのだ
上下の鍋をネジで固定したら、お皿の上にセットし、中に炭受けの網を入れるだけで組み立ては完了。簡単でしょ? シンプルな構造は壊れにくさにも繋がる。焼き網は別売り。お好みのものを組み合わせてどうぞ
小雀さんが「料理のしやすい焚き火台」を追求したといえば、使い勝手の良さは想像に難くない。サイズ感は3~4人でBBQを囲むのにちょうどいいくらい。台座側に食材を入れておくと蒸し料理もできる
ほかの焚き火台との大きな違いは、火力調整ができること。つまり料理に断然使いやすい。その秘密はボトムの空気穴にあり。本体の上下をずらせば、穴の大きさが簡単に変更でき、微妙な火力調整も思いのままだ
専用の収納袋も作っちゃいました
神奈川県葉山発のバッグブランド「スプーンフル」とコラボして、タフな造りの収納バッグも開発。両サイドのジッパーが、機能面でもデザイン面でもアクセント。¥10,000(税抜)
ホンダアクセス フリーダイヤル:0120-396-003(受付時間は10:00~18:00) www.circle-h.jp/shop/
文◎池田 圭 Text by Kei Ikeda
写真◎亀田正人 Photo by Masato Kameda
「フィールドライフ」最新号からバックナンバーを電子書籍で無料配信中
山、川、海などあらゆるフィールドでの遊び方を紹介する「フィールドライフ」の最新号はもちろん、バックナンバー(2015年春号~)を電子書籍で配信中です。ぜひご利用ください。
「フィールドライフ」一覧
フィールドライフ会員になると「フィールドライフ(電子書籍版)」の閲覧、新刊発売や各種イベント情報などを不定期のメールマガジンでお届けします。
フィールドライフ会員サイト
- BRAND :
- フィールドライフ
SHARE
PROFILE
フィールドライフ 編集部
2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。
2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。