楽器をおいて空と飯|10品目 焚き火でサルティンボッカ
Keishi Tanaka
- 2023年03月09日
キャンプ好きのミュージシャン・Keishi Tanakaさんと、キャンプに憧れるミュージシャン・四本晶さんによる新連載。Keishiさんのキャンプギアを使い、下北沢の洋食居酒屋『おむかい』の店長でもある晶さんが作る料理を紹介します。
サルティンボッカとは?
文◎Keishi Tanaka
写真◎野呂美帆
協力◎NATAL DESIGN
40年生きてきても、料理名を聞いて何も連想できないということがある。今回の「サルティンボッカ」もそのひとつ。料理より先に、海外のサーカスが頭に浮かんだ人も少なくないだろう。イタリアの料理で、ヨーロッパでは割とポピュラーなその食べ物を、今回は焚き火で焼いて作ってみようということになった。チーズや大葉を挟むというアキラのオリジナルアレンジも飛び出し、子ども受けも良さそうだ。ぜひキャンプ場でお試しあれ!
「焚き火でサルティンボッカ」
材料(4人前)
豚フィレ肉……200g
生ハム……4枚
スライスチーズ……2枚
お好みの香草……適量
バター……2個
小麦粉……適量
白ワイン……適量
水……適量
つけ合わせ野菜……適量
ブラックペッパー……少々
1.豚肉を薄く伸ばす
ブロックで買った豚フィレ肉をスライスし、さらに叩いて薄く伸ばす。
この連載ではもうお馴染みとなっているが、今回もペグハンマーの出番。先端にラップを巻きつけて豚肉を叩く。キャンプ道具を使って料理をすると自然とテンションが上がる。
2.香草、生ハム、チーズを乗せる
セージの葉などの香草と生ハムを豚肉の上に乗せる。今回はさらにチーズをトッピングすることで、子どもも喜びそうな味にアレンジ。香草に大葉を使うと少しだけ和風にアレンジできる。
こうして挟む食材を変えられるので、キャンプの食材調達から盛り上がること間違いなし。
3.小麦粉を両面につけ焼く
一番上にもう一枚豚肉を乗せ、サンドした状態で両面に小麦粉をつける。フライパンにバターを溶かし、焚き火の火で焦げ目をつける。キャンプらしく鉄板でも良いが、このあとに水分を足して煮込むため、少し深さのあるギアを選択すると良い。
4.白ワインで煮込む
白ワインと水を入れて煮込む。中まで火が通ったら皿に乗せ、つけ合わせの野菜と一緒に盛り付ける。
最後に、煮込んだ汁が残っているフライパンにバターを入れてソースを作り、それを豚肉の上にかければ完成。
Keishi Tanaka | 田中啓史
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。5枚目のアルバム「Chase After」をリリースし、3月25日の大阪野外公演、3月29日の東京公演までツアーが続く。
Akira Yotsumoto | 四本 晶
下北沢の洋食居酒屋「お酒と洋風ごはん おむかい」の店長。飲食店経営の傍ら、Keishi Tanakaのサポートギタリストとしての活動も行ない、自身のインストバンドoysmもマイペースに活動中。9/14にNEW EP「oshigoto_01-EP」をリリース。
Keishiさん着用ウエア:Hipster Shirts、RANDY DENIM PANTS
晶さん着用ウエア:HELLO NEW DAY LOGO LONG SLEEVE WIDE TEE、ZOOTIE PANTS
チェア/NATAL DESIGN × KERMIT CHAIR、NATAL DESIGN × Helinox SUNSET CHAIR ND1、テーブル/NATAL DESIGN × castelmerlino castelmerlino TABLE 120×60、NATAL DESIGN × castelmerlino castelmerlino BENCH 120×30、緑色のお皿/PLATCHAMP × NATAL DESIGN CURRY PLATE 23 OUTDOOR STORE Ver. TEAL GREEN、木皿/WOODEN YABANE PLATE AIOT! ver. Scorched Back M
すべてNATAL DESIGN
https://www.natal.jp/
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PROFILE
ランドネ / ミュージシャン
Keishi Tanaka
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。V6などへの楽曲提供、CM音楽の制作を行うほか、趣味を活かしたアウトドア分野での活動・執筆にも注目が集まっている。 https://keishitanaka.com/
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。V6などへの楽曲提供、CM音楽の制作を行うほか、趣味を活かしたアウトドア分野での活動・執筆にも注目が集まっている。 https://keishitanaka.com/