BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

長谷部雅一さんに聞く子どもと楽しむ外遊びのヒント

テントを張ったら、さてどうしよう……と困った経験はないだろうか? せっかくの自然を存分に堪能できるよう遊びについても真剣に考えてみよう!

子どもに負けないくらいはしゃいじゃおう!

キャンプを始めようと思ったきっかけが、子どもに自然を体験させたかったからという親は多い。しかしいざ外に出てみてもなにをしたらよいのやら……と悩んでしまうのが現実だろう。

「自然がなにかをしてくれるわけではないですからね。それに〝子どもと遊ぶ〞ということは、大人も思いっきり遊ばなくては意味がありません。日常の親子という関係性から少し外れて、子どもも大人も同レベルでムキになるくらいでちょうどいい。それが子どもにとって忘れられない思い出になるはずです」

自分が小さいころに楽しんでいたことを改めて深掘りしてみると、新しい発見がある。トランプやボードゲームもいいが、せっかく自然がたくさんあるのだから、自然のなかを堪能できる遊びや、広い場所を存分に使うなど、その環境ならではのアクティビティを楽しみたい。

湖畔キャンプに行くならぜひ体験したい。

SUP

「湖がそばにあるキャンプ場に行ったらぜひチャレンジしてほしいアクティビティです。カヌーやカヤックとも違う、水面の上を滑るような感覚はクセになります」。

慣れてくると、比較的波がおだやかな湖であればお気に入りの岸辺を探してSUP を漕ぎ出し、着岸後におやつタイムなんていうプチ冒険も楽しめる。ライフジャケットはきちんと子ども用でサイズが合ったものを着せることと、SUP は浮力が高く安定感があるものを選ぶのがポイント。

[おすすめアイテム]

ハラ/ライバルストレートアップ パドル付き

問:エイアンドエフ

投げ合うだけから多彩な遊びに展開できる。

フリスビー

広くて開放感がある場所だからこそ楽しめる遊びの代表選手がフリスビー。遠くに投げる、キャッチボール風、ゴルフ風など、さまざまな遊びに展開できるのも魅力のひとつ。

「シンプルなだけに親子で新しい遊び方を研究してみよう。子どもやほかの人に当たっても痛くない、迷惑をかけないソフトタイプのフリスビーがおすすめです」

[おすすめアイテム]

チャムス/ドッヂビー270

問:チャムス表参道店

体幹とバランス感覚が鍛えられる全身運動。

木登り

禁止されていることが多く、近隣の公園ではなかなかできないのが木登り。キャンプ場は木登りOK の場所が多いので、のびのび挑戦することができる。

「ポイントは、木の低い場所から枝分かれがたくさんある木を探すこと。そうすると、さまざまなルートで楽しむことができます。もしも最初の一手を掴む木がないときは、クライミング用のテープスリングを木にかけてあげると登りやすくなります」

集中力を養い、好奇心を刺激する。

バードウォッチング

「樹林帯のキャンプ場は野鳥天国です。季節によってさまざまな野鳥の鳴き声を聞くことができます。おすすめの時間は、朝、夜、そして夜から朝に変わる時間あたりで、それぞれ違う感覚を味わうことができます。双眼鏡を使うとより子どもの集中力が上がり、さらに間近で野鳥を観察できます」。

使い方は簡単。まずは鳴き声が聞こえる方向を頼りに自分の目で野鳥を見つけ、そのまま顔と目を動かさずにそっと双眼鏡を目の前に持ってくるだけだ。

[おすすめアイテム]

ビクセン/アリーナHD8×21WP

問:ビクセン

火の取り扱いを学ぶきっかけに。

焚き火

焚き火も立派な遊び。薪をくべ、パチパチと爆ぜる火を見ているだけでも十分楽しい。「あらかじめ親がつけてあげた焚き火を楽しむだけから、マッチやライターでの着火、ファイヤースターターを使った着火、薪割りなど、年齢や技術に合わせた遊び方ができるのも特徴です。余裕があれば、焚火でなにか炙って食べると焚き火の楽しさが倍増します」。

焼くものはなんでもOK だが、マシュマロやソーセージなど、すぐに火がとおり簡単に食べられるものがおすすめ。

[おすすめアイテム]

エイアンドエフ/メタルマッチ

棒が長くて太いので子どもでも使いやすい

問:エイアンドエフ

[おすすめアイテム]

コフラン/テレスコーピングフォーク 9670

問:エイアンドエフ

夜更かしができるキャンプならでは。

星空観察

キャンプの醍醐味といえば夜。日常では就寝時間でもキャンプのときはちょっぴり夜更かしをするのも楽しい。

「キャンプでの夜更かしにおすすめなのが星空観察。いま見えている星は何年も前に光った光が届いているという不思議、そして星が形作る星座の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか? ヘッドランプの灯りで星座早見盤&コンパスとにらめっこしながら、どちらが先に目的の星座を見つけられるかを競争するのも盛り上がります」。

星座早見盤や方位などはスマホアプリを活用するのもアリ。

[おすすめアイテム]

ビクセン/LEDコンパス

問:ビクセン

[おすすめアイテム]

ビクセン/星座早見盤 宙の地図(アウトドア)

問:ビクセン

大人のほうが夢中になれるアクティビティ。

虫取り

あこがれの虫や、まだ見たことがない虫に出合えるのが大自然のおもしろさ。飛ぶ虫、跳ねる虫、樹液に集まる虫、よく観察をしないと見つからない小さな虫まで、ゆったりした時間があるキャンプだからこそさまざまな虫に出合えるチャンスがある。

昆虫図鑑と捕虫網、虫を入れる入れ物を持って森のなかに出かけていこう。いつもとはちょっと違うお父さんに変身するなら、特別製の捕虫網を持つのもひとつの手だ。

[おすすめアイテム]

エーワン/虫取り名人 マジカルネット プロ42

問:エーワン

静かな時間の流れが唯一無二の思い出に。

ナイフ遊び/クラフト

ファーストナイフの儀式はキャンプのときがベストタイミング。正しいナイフの使い方を学び、そして身の回りに落ちている木の枝を好きなように削ってみる。それだけで十分楽しい遊びの時間になる。

慣れてきたら木の枝で串焼き用の串や箸、そしてさらにはなにかを削り出して動物などを作ってもいい。親子ともに静かな時間が流れ、いっしょに遊んだ思い出になる不思議な時間がナイフにはあるのだ。

[おすすめアイテム]

ビクトリノックス/マイ・ファースト・ビクトリノックス

刃先が丸くて子ども用にぴったり!

問:ビクトリノックス・ジャパン

ドキドキワクワク探検気分が味わえる。

ナイトハイク

“ちょっとだけ夜更かし”のもうひとつおすすめは夜のハイキング。ハイキングといっても遠くまで行く必要なんてなく、真っ暗なご近所を散歩するだけで十分ドキドキする遊びになる。

「明るい時間にさっきまで遊んでいた場所も、夜になるだけでまったく違う世界を楽しめます。子どもたちにはヘッドランプを装着してあげるのがおすすめ。そうすることで一気に冒険感が高まります」

[おすすめアイテム]

ペツル/ティキッド

問:アルテリア

「命をいただく」を体感できる。

釣り

自分で釣った魚を焼いて食べる。これもアウトドアアクティビティならではの楽しみ方のひとつ。比較的釣果が高い管理釣り場があるキャンプ場であれば、親子でいっしょに釣りを楽しめる。

「自然相手の真剣勝負は、大人も子どもも間違いなく夢中になれるでしょう。自分で釣った魚をさばき、塩を振って焼いて食べる味は、本当のいただきますを体感できるだけではなく、人生でいちばんおいしい魚の味になるはず」

[おすすめアイテム]

ユニフレーム/ユニセラ TG-III

問:新越ワークス

スマホを使ったギア活用で興味を深掘り。

自然観察

日常ではなかなかできない発見や感動があるのが自然観察の醍醐味。「キャンプサイトから少しだけ離れていつもの1/3のスピードで周辺の自然を観察してみてはいかがでしょう? 親が自然に詳しくなくたって、子どもがたくさんの発見をしてくれるはず。子どもの発見に寄り添って、いっしょに不思議を探してみてみましょう」。

スマホでも使える顕微鏡など、自然観察をよりおもしろくするツールもたくさんあるので活用してみるのも手だ。

[おすすめアイテム]

レイメイ藤井/ハンディ顕微鏡 DX

問:レイメイ藤井

教えてくれた人

アウトドアプロデューサー/長谷部雅一さん

7,000m 級の山から近所の森まであらゆる自然と関わりながら、プロジェクトの企画やコーディネート、幼稚園や保育園向けに自然体験のコンサルティングも行う自然遊びのプロ。6歳女児の父

SHARE

PROFILE

フィールドライフ 編集部

フィールドライフ 編集部

2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。

フィールドライフ 編集部の記事一覧

2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。

フィールドライフ 編集部の記事一覧

No more pages to load