The Invitation #2 / 心躍る！道北、水辺アクティビティの誘い。

フィールドライフ編集部

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山と川と湖が広がる北海道北部、いわゆる道北エリアでこの夏注目の遊びとは？　それは非日常の世界に誘ってくれる、水辺のアクティビティツアーだという。北海道は観るだけじゃもったいない！　ということで、懐深き大自然を体験する旅を3回にわたりご紹介。第2回目のフィールドは、上川と利尻、そして東川だ。

上川 / Kamikawa
ラフティングボートに乗ってみんなで水上の冒険へ

大雪山とは、北海道中央部にある旭岳などの山々からなる巨大な山塊の名称で、一帯は大雪山国立公園に指定されている。この豊かなエリアでは、春の雪解けが遅く、秋の紅葉は早め。そして川の水量は季節ごとや日ごとに変わるので、その変化に合わせて旬のラフティングを楽しむことができる。

また、水量が減るサマーシーズンは子ども連れも泳いで遊べ、逆に秋雨シーズンには一足早い増水を楽しめるだろう。キャンプや釣りなどを組み合わせたカスタムツアーや、ホワイトウォーターカヤックのガイドもあるので挑戦してみよう！

▲ツアーで川遊びを満喫したあとは、ガイドのベースにほど近い層雲峡温泉で癒しの時間を

▲層雲峡温泉を足掛かりに、大雪山系の黒岳に登ったり原初の自然も残る峡谷や森林のなかをハイキングしたりするのも、ここでしかできない体験だ

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アルパインリバーガイド
〒078-1732 北海道上川郡上川町字日東439-8
TEL.01658-2-1253
https://www.alpineriverguides.com

【心躍る体験を動画で見てみよう】夏旅道北・かみかわアルパインリバーガイドを体感！

利尻 / Rishiri
海と空の谷間を抜けるシーカヤックの旅

晴れ渡る空に、目を見張るような透明度の澄んだ水と、自然の造形美があやなす豊かな地形。その間をシーカヤックで漕ぎ進めていくときの高揚感は、この地でパドルを握らないと得られない。北海道北部の日本海上にあるほぼ円形の利尻島の魅力は、およそ“北の島”のイメージからは想像できないようなエメラルドグリーンの海だ。

目線の低いカヤックの上からは、海の中に暮らすさまざまな生物を観察できる。また、海鳥やアザラシ、トドなどの野生動物との出会いも期待大。ぜひ感動のクルージングポイントを案内してもらおう。

▲島全体を見渡すシンボルの“利尻富士“こと利尻山や、島内最大の湖沼“オタトマリ沼”など観光スポットにあふれている利尻島

▲稚内から約52㎞西側の沖合にあり、クルマで約1時間30分ほどで一周できてしまう小さな島だが、豊かな自然の美しさと雄大な眺望は圧倒的だ。この絶景を、ぜひとも大海原に浮かんで感じてみてほしい

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利尻自然ガイドサービス
〒097-0101 利尻郡利尻富士町鴛泊字栄町227-5
TEL.0163-82-2295
http://www.maruzen.com/tic/guide

東川 / Higashikawa
湖上で大自然に包まれる特別な時間を過ごそう

大雪山国立公園の麓にある東川町。その中心部から旭岳・天人峡方面へ向かう途中に大きく広がる忠別湖は、森に囲まれた静穏の中に鳥のさえずりが耳心地よく響く、すばらしい環境にある。新緑や紅葉の時期はもちろん、晴れた穏やかな日には鏡のような湖面に映る旭岳の雄大な姿を狙って、多くのカメラマンが訪れる絶景スポットだ。

そんな美しい景色を眺めながら、静かな湖上でゆっくり過ごすなら、SUPに乗ってヨガやクルージングを楽しむ体験がイチ推しだ。青と緑のコントラストに包まれて体を動かせば、自然と心がほぐれていくことだろう。

▲親水広場は湖際が砂浜になっており、ボートやカヤックを接岸させるのにも便利な場所だ