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40年ぶりによみがえった古道 「伊藤新道」に 避難小屋を建てる プロジェクトが進行中

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「フィールドライフ 2023年秋号」より、誌面記事の一部をご紹介します!
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約40年ぶりによみがえった伊藤新道をより安全に歩くために

かつて多くの人が歩いたものの、荒廃が続き、使われなくなった道。日本各地にあるこのような廃道が再び歩けるようになることは非常にめずらしいが、今年の夏、あるひとつの道が約40年ぶりに復活を遂げた。

伊藤新道――その名の通り、北アルプスの三俣蓮華岳近くに建つ三俣山荘の主人であった故・伊藤正一さんが、ふもとの大町から小屋へ向かう最短ルートとして1956年に拓いた道だ。吊り橋の損壊などによって1980年前半ごろから通行困難となっていたが、この道を再び歩けるように整備を続けたのは、正一さんの長男である伊藤圭さんと奥さんの敦子さん。自身の子ども時代に興奮とともにこの道を歩いた体験を胸に、「みんなが夢を見られるフィールドを作ろう」と思い立ち、2020年から本格的に再生へと取り組むことに。

2022年、クラウドファンディングで整備に必要な資金を集め、3つの橋の架橋(ひとつは補修)などを実施して、2023年8月、晴れてよみがえった。

▲行程の約半分は湯俣川を遡上していく。徒渉やへつりなどを繰り返すため、水量によって難度が大きく左右される。
▲湯俣川から離れると壮大な風景が。避難小屋が建設されるのもこの付近。
▲最後は鷲羽岳の山肌をトラバースして三俣山荘(写真中央の建物)へ。重要な山の交差点であり、多くの人でにぎわう。

だが、沢沿いを歩き、徒渉を繰り返すルートだけに増水の影響を受けやすく、リスクが高いのも事実。そのため、少しでも安全にこの道を歩けるように、2024年7月の完成を目指して道の途中に避難小屋の建設を予定している。

資材を運ぶだけでも大変な場所なだけに、工事には莫大な費用がかかる。そのため、今年もクラウドファンディングを実施し、資金調達の支援を求めている。

いま、当たり前のように歩けているさまざまな道。その裏には、フロンティアたちの熱い想いと、想像し得ないほどの尽力が潜んでいる。ここもそんな熱意と人の力によって、奇跡のように再生した道。伊藤新道を歩いてみたい、あるいはそのバックグラウンドに共感する人は、この再生ストーリーに加わってみてはいかがだろうか。

▲2022年10月に完成した第三吊り橋。
▲5)2023年9月、伊藤新道の起点である湯俣の湯俣山荘も約40年ぶりに復活

 

【北アルプスのラストフロンティア】復活! 伊藤新道~避難小屋建造プロジェクト~

クラウドファンディングは「キャンプファイヤー」で実施。目標金額は750万円。支援額が施工費(935万円)を上回った場合、太陽光パネルの設置使用に充てられる

募集期間:2023年11月19日まで
詳細はこちらからチェック


【北アルプスのラストフロンティア】復活! 伊藤新道~避難小屋建造プロジェクト~

▲内部は約8畳のスペース。避難場所として、さらには登山道整備の資材置き場などとしても使用予定。

 

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PROFILE

フィールドライフ 編集部

フィールドライフ 編集部

2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。

フィールドライフ 編集部の記事一覧

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