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編集長愛用のLogicool最新型MX MASTER 3『超電磁スピン』は最高だが、不満点も!

超電磁スピンなホイールが最高!

さて、概要についてはこちらに書いたが、いよいよ使ってみよう。レポートした時点で、だいたい1週間ぐらい使っている。

磁力でスピンをコントロール! 最高級マウスLogicool MX MASTER 3登場!https://funq.jp/flick/article/512241/

結論からいえば、相変らずデカイ高性能多機能マウス好きにとっては最高のマウス。キーボードとパームレストも一緒に使うとさらに快適。特に超電磁スピンならぬ(古い)、電磁気スクロールホイールが最高。物理的にクリック感を作ってるわけではないから、経年変化もなさそうで上質。

箱は前モデルほど大げさではなくなったが、十分に高級。というか、それほど箱にコストをかける時代でもなかろう。

なぜ、USB-CタイプのUnifyingドングルじゃないのか?

大きな変更点では、充電ポートがUSB-Cになったこと。

作業環境を、USB-C、Thunderbolt 3、Lightning系に統一しようとしている筆者(を含むMacユーザー)にとってはありがたい。

が、同梱のケーブルはUSB-C to USB-A。これはC to Cでいいと思うのだが。

そして、何よりUnifyingのドングルがUSB-A。これは筆者的には今回一番のがっかりポイントで、多くのMacBook Proユーザーは2016年からかれこれ3年もUnifyingのために変換アダプターを持ち歩いてるのである。いいかげん、USB-Cにしてくれても良くないか?

もちろん、大多数のユーザーはUSB-Aを使っているといえばそうなのだが……充電ポートをUSB-Cにするなら、こっちもUSB-Cにして欲しい。せめて、別売りでもいいからUSB-CタイプのUnifyingドングルを作って欲しい。お願い。

裏面は購入時は取り扱い説明グラフィックが描かれた、ご覧のようなステッカーが貼ってある。ワイヤレスって、最初は分かりにくいものだから、これは親切といえるだろう。

というわけで、裏面はこんな形状。接続先の切り換えボタンは長押しすると、BluetoothやUnifyingの設定モードになる。

ボディ前面のポートはUSB-Cに。これはうれしい。

親指周りの操作系は変わらないが、デザインは変わった。横スクロールのダイヤルは分かりやすくなったし、『進む』『戻る』ボタンは従来よりどちらが『進む』で、どちらが『戻る』か、わかりやすい。けっこう凝ったデザインだが、同時に分かりやすく、扱いやすくて素晴らしい。

全モデルと較べてみた。まぁ、ほとんど変わらないといえば変わらないが、全体の『ゴム感』は増しており、グリップはいい。ウェーブ状の造型もグリップ感を増している。

相変らず筆者イチ押しのマウスであることに変わりはない。

(出典:『flick! digital (フリック!デジタル) 2019年10月号 Vol.96』)

(村上タクタ)

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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

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