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エルゴノミクスを追求したキーボード、Logicool ERGO K860が快適で、疲れない

最上級キーボードに、快適さをプラス

これまで、我々はキーボードに身体を合わせてきた。

で、肩凝りに悩んだり、腰が痛くなったりしていたわけだが、座って手を前に出した時に、自然な位置にキーを配列したのが、LogicoolのERGO K860ワイヤレススプリットキーボードだ。

LogicoolのERGO K860ワイヤレススプリットキーボード
https://www.logicool.co.jp/ja-jp/products/keyboards/k860-split-ergonomic.920-010115.html
言うまでもなく、特徴的なのは、左右の手をリラックスした状態からそのまま前に出した状態で打鍵できるように、キー配列が左右に開いている。

それだけでなく、中央部は盛り上がっており、より自然に指を動かすことができるようになっている。さらに手前にはパームレストが設けられており、手首にかかる負担を低減している。

どこで分割しているかに注目

キー配列の分離ポイントは、一般的は左右の指の分け方で分割することが多い。

T、G、Bは左手人さし指、Y、H、Nは左手人さし指という配列になっている。ちょっと面白いのが、『6』は左手側に配されていることだろう。『6』は右手で打ついう人も多いと思うのだが。

使ってみると、そのあたりあまり違和感がないのだが、カーブのせいか右手小指で打つあたりの配置のキーが手が慣れるまで打ちにくい。キーボード全体のサイズも大きいから、テンキーはかなり遠くになるという問題もある。

さらに、筆者は新規書類の作成時に『⌘+N』と打つことが多く、それはたいて左手だけでタッチするのだが、その時にNが遠くて困った。今、ゆっくりやってみると、その時は⌘を左手親指、『N』を左手人さし指で押しているのだが、Nが右に開いてしまっているから、遠くて打ちにくい。

まぁ、そういう慣れるのに時間のかかるポイントはいくつかあるが、トータルで言うと手の位置が非常にナチュラルで快適だ。

『ERGO』の名に相応しく、スタンディングデスクにも対応

その他の、キーの数などは基本的にMX Keysに準じる。テンキーの上の電卓を呼び出すキーや、画面ロックキーなども便利。

また、多くのLogicoolのデバイスと同様、Bluetoothまたは、Unifyingで、3台までのデバイスを接続可能。マウス操作だけで複数の端末を切り替えて使えるFlowにも対応している。

駆動は単4電池2本。「リチウム系の充電式じゃないの?」と思うかもしれないが、この単4電池2本で約2年持つらしから、これで十分とも思える。また、リッドの中にUnifyingのドングルを収納しておくことができる。

パームレスト一体型なので、サイズはかなり大きい。フルサイズのMX Keysと比べてても、これほど差があるのだ。

単純にキーボードの形状だけでいうと、ヒジが開いた状態になり、肩は下がってリラックスした状態になる。

しかし、それは、椅子の高さを上げられた場合で、椅子の高さがそのままだとちょっと手ひらの位置が高過ぎて、少し肩がしんどい。ERGO K860を快適に使うには机に対して、椅子の高さを少々上げる必要がある。

キックアップ用の足は手前についてて、これはむしろスタンディングデスク用。『ERGO』シリーズだけあって、スタンディングデスク使用者にも対応しているというわけだ。

身体のコンディションに気を遣う方、長時間キーボードを使ってる方には、ぜひ利用いただきたいキーボードだ。

(村上タクタ)

(最新刊)
フリック!9月号で、より詳細にレポートしています。
flick! digital 2021年9月号 Vol.119
https://peacs.net/magazines-books/flick-906/
デジタル超整理術 リモートワーク編
https://funq.jp/flick/magazines/20164/

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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

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