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斜め横へのテイク・オフをマスターして、横に滑る波をキャッチする|サーフィンの基本

スープ、うねりからまっすぐ波を滑り降りるテイクオフをマスターしたら、いよいよ横へ滑る段階に入ろう。波のうねりをつかまえて、波のフェイスを上下に動きながら横へ走り抜ける感覚を味わってほしい。他にたとえようのない波の上の感覚を知ってしまったら、あなたは確実にサーフィンにハマっているはず。そして将来、サーフィンをやめる自分なんて想像もできなくなっているだろう。

横に滑っていける波とはどんな波か?

横に滑れる波とは、ドミノ倒しのように規則正しく徐々に崩れていく波。サーファーは崩れていく波頭から逃げるように横へ横へと進んでいくことになる。そういった波のことを「ショルダーの切れた波」と表現することも。逆に横に滑っていけない波は、沖から入ってきたうねり全体が一気に崩れてしまう波。いわゆるダンパーと呼ばれる波で、「ショルダーが繋がった波」とも言う。

ダンパーか、それとも横に滑っていけるショルダーの切れた波かを判断するには、うねりの形を見るといい。ブレイクする直前のうねりが山のように三角形をしていたら、切れた波の可能性が高い。逆に山がなく、左右全体が同じ高さだとダンパーになりやすい。

さらに切れた波には、岸から海を見た際に右から左に向かって崩れていくライトブレイクがいい場合、左から右に向かって崩れていくレフトブレイクがいい場合、どちらのブレイクもいい場合の三タイプに大きく分類できる。これらもうねりの形からある程度判断でき、うねりの山の頂点が岸から見て右寄りならライトブレイク、左寄りならレフトブレイク、中心なら両サイドとも滑っていけるいわゆる三角波になりやすい。

横に滑るにはテクニックも必要ですが、それ以上に波の形が見極められるようになることがポイントとなります。

行きたい所の5m先を見る。そうすれば自ずと行ける

ライディング中でも波をよく観察すること。そして波の動きに先行して目線で動きをリードする

サーフィンの醍醐味は気まぐれに形を変える波にボードをアジャストさせて、上手く乗りこなすことにある。動きにピッタリとシンクロさせて波との一体感を味わうことができたら、あなたはもうサーフィンの病みつきになるはずだ。

波と調和したライディングをするコツは、波の動きを予測して早め早めに動作に入ること。そのためには波をしっかり見ることが大切。始めたばかりのころは、どうしても足元を見てしまい視界が狭くなりがちだが、これでは波の変化に気付くことができない。ライディング中は5メートル先を見るように心がけたい。

また波の動きに合わせてボードコントロールするには、目線のリードが重要となってくる。サーフィンは行きたい方向を見ると、不思議とそこに向かっていくもの。ターンするためにはボードを傾けてレールを水面に沈めなければならないが、そういったことは意識せず、ただ目線を行きたい方向に向けてあげるだけでいい。目線を向けることで頭から肩、腰、足、そしてボードへと力が伝わっていき、カラダ全体でボードをスムーズにコントロールできる。

ライディング中も波をよく観察し、 先行動作を意識しながら目線で動きをリードする。これが波の動きに合わせた、つまり横に滑っていくための重要なコツとなる。

斜め横にテイク・オフができれば横に走る余裕が生まれる

波のフェイスを横に滑るには早めのテイク・オフが必要。それを成功させる秘訣が通称・斜めテイク・オフ

初心者サーファーにとって波を横に滑るということは、技術的には難易度が高い。でも、波を横に行けないとアップス・アンド・ダウンスやボトム・ターン、オフ・ザ・リップ、カット・バックといったテクニックを習得するための更なるステップアップに臨むことはできない。

そこでうねりからのテイク・オフ直後にまっすぐボトムまで降りることができるようになったら、次は横に滑って波のフェイスを滑ることが目標だ。うねりに対してまっすぐボトムまで降りると横に進むことができなくなる。そこでここで紹介する有効的なテクニックが“斜めテイク・オフ”だ。波が徐々にブレイクするのではなく、一気に崩れて左右方向ともに走ることができない“ダンパー”は避けて、形のいい波を選ぶのが絶対条件。いわゆる“フェイス”とよばれる走れる部分が徐々に形成されるようなグッドウェーブをチョイスすべし。

斜めテイク・オフは、①「目線を進行方向に向ける」、②「ボードを斜めに向ける」、③「斜め下に滑る感覚」の3つの項目を意識したい。しっかり波に押されていることが確認できるまでスピーディなパドリングを意識しよう。テイク・オフへのアプローチはフロント・サイド、バック・サイドともに変わらないため崩れる方向を見極めることも大事だ。

1. うねりがやってきたらスピード重視のパドリングを

波がブレイクするベストなポジションを見つけてパドリングを開始。この時点から目線は進みたい方向に向ける。

2. 進みたい方向の5m先を目標に目線を預ける

斜めテイク・オフの第一段階である目線を進行方向に向ける。この際手元ではなく、5m先を意識する。

3. スピードに乗り始めたらボードを斜めに向ける

パドリングでスピードが上がり、滑り出したらそのまま目線は5m先にやり、ボードを斜めに向ける。

4. 完全に目線もボードも斜めに向ける

滑り出して安定してきたら、そのまま目線もボードも斜めに向け続ける。この際焦らず一呼吸置くことが大事。

5. ボードに両手をついて上体を反らす

一呼吸置いたことでこのシークエンスで一瞬テイク・オフへの余裕が生まれていることが伺える。

6. 足元を見るのではなく目線は5m先へ

ヒザを胸に引きつけていざテイク・オフへ!この時足元を見てしまいがちですが、動作が遅れる原因になります。目線でしっかりリードしよう。

7. 低姿勢を保ちヒザを柔らかく!

ボードから手を離し、テイク・オフ直後は姿勢を低く、ヒザを柔らかく保ち、前傾姿勢気味になるよう左足に加重しよう。

8. 斜めテイク・オフ成功!

ボードがすでに横に走り始めているので斜めテイク・オフ成功だ。力を抜いて次のアクションへ備える。

9. 体重移動をし始めて波の状況を把握する

前足加重を強めながらさらにスピードをつけるのか、一旦ボトムに降りるのか波の状況を把握してボードに自分の体重を伝え始める。

斜めテイク・オフと同時にボードを倒してレールを入れる

速い波に対しては斜めテイク・オフ後、フェイスにレールを入れると横に走りやすい

横に走れるようになったらサーフィンはますます面白くなる。まっすぐ滑り下りるだけでは波に乗っている時間は一瞬だが、横に滑れるようになると波のパワーをダイレクトに感じて疾走する感覚を味わえる。何よりもスピードさえあれば様々なアクションへの布石になる。そのための第一段階として斜めテイク・オフを成功させる必要があり、そして厚い波、速い波などポイントやコンディションによって波質はケースバイケースだが、特に速い波に対して有効なのが斜めテイク・オフ後に、波のフェイスにレールを入れて横に向かうテクニックだ。

速い波は厚い波よりもさらに素早いテイク・オフの動作が要求される。ボトムに滑り下りるよりも波のハイラインを走った方がはるかにスピードが出るので、進行方向の波が崩れる前に抜けられる確率が増す。

斜めテイク・オフ後にレールをフェイスにセットし、横への直線的なライディングを意識する。速い波の場合パーリングしやすいが、波のフェイスにレールをセットできればパーリングが起きにくくなるというメリットもある。

その後アップス・アンド・ダウンスへ繋げて波のフェイスを駆け抜けることができればスピード感に狂喜し、かつてないロングライドを体感できるはずだ。

1. ボードが滑り出したら斜めテイク・オフを意識する

速い波の場合はよりテイク・オフの動作をスピーディにする必要がある。目線でリードしてボードを進行方向に向ける。

2. 目線、ボード、体を進行方向に向ける

ボードが滑り出す一瞬のタイミングを見計らってテイク・オフを試みる。目線、ボード、体が進行方向に向いていることがわかる。

3. 進行方向に対して前足荷重でボードに体重を伝える

目線でしっかりとリードし、進行方向に対して前足荷重でいざテイク・オフ!斜め下に下りる意識だが下りすぎないように注意する。

4. テイク・オフに成功したらフェイスにレールをセット

波のハイラインを走る意識でフェイスにレールをセットする。ヒザをしっかり曲げて前足荷重でアップス・アンド・ダウンスに備える。

【ここをチェック!】後ろ足のヒザを内側に入れる意識を

テイク・オフをしたら後ろ足のヒザは内側に入れる意識をしよう。ボードに体重を伝えやすいうえ、クイックな動きに対応できる。

 

うねりの波をフロントサイドに滑っていく感覚が味わえれば、サーフィンの魅力のトリコになっているはず。諦めず何度もトライしてみてほしい。

出典

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NALU 編集部

NALU 編集部

テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。

NALU 編集部の記事一覧

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