【VOLVO】かつてビーチを占領した憧れの車。いまも変わらずサーフィンに合う5つの理由
FUNQ NALU 編集部
- 2021年09月28日
INDEX
90年代、まさにビーチ沿いの駐車場を占拠したボルボ。当時ボルボ850や940、240に憧れたサーファーも多かったのでは。ということで、その親和性を掘り返す。ボルボはサーフィンにピッタリの海クルマなのだ。
◎出典: NALU(ナルー)no.122_2021年10月号
齢四十路以上のサーファーにはおわかりいただけると思うが、ボルボとサーフィンの親和性は高い。90年代の海岸線には多くのサーフボードを積んだボルボワゴン(エステート)が連なっていたほどだ。当時それなりの価格をしたボルボがあれだけ毎週末のように海に集まっていたのだから、今考えるとすごいことである。
それを今日に置き換えると、クルマ選びが多様化したこともあり、ボルボが目立って多いわけでもない。が、あらためてその親和性を探ると色々な要因を感じる。
【理由1】かつて海沿いの道を占拠していたボルボ
第一は、過去にそれだけ流行ったという事実。ワゴンボディとサーフボードの相性はピッタリだった。要するにかっこいいのだ。
▲90年代のボルボのステーションワゴンはサーファーの間で大流行りした。850や940、もしくはその前の240シリーズにサーフボードを積んでみな週末の海に集まったのだ。そのイメージは今もしっかり生きている
【理由2】エステートもSUVもお好みでどうぞ!
第二は当時にはなかったSUVラインナップが現れ、選択肢が増えた。XC40シリーズ、XC60シリーズ、XC90がそれで、背の高いSUVの転倒を実験する施設まで設けて安全性にも取り組んだ。
▲SUV用の安全試験場を作るなどして積極的にモデル展開してきたボルボ。結果、SUV としてXC40、XC60、XC90 を、エステートとクロスカントリーとしてV60、V90をラインナップする。100%電気のC40なんてのも今秋デビュー予定だ
【理由3】スウェーデン生まれの恩恵
第三はそもそもアウトドアとは切っても切れない関係にあること。サーフィンに限らず、ボルボユーザーは幅広くアウトドアを楽しみ、メーカーもその用途を熟知している。よって、カーゴスペースやルーフの活用性がいいのだ。これは使っているユーザーの声を聞けばわかる。
▲大自然と人間が共存する国スウェーデンで生まれたボルボは、アウトドアライフを前提に開発されているといっても過言ではない。そのためカーゴルームは広く出っ張りはなく荷物を積みやすい。ルーフキャリアの装着も容易だ
【理由4】北欧デザインに癒される
第四はデザイン。言わずもがなドアを開ければそこに北欧デザインが広がる。センスの良さはもちろん、癒される空間はさすがボルボとしか言いようがない。
▲センスのいいインテリアは海ライフにピッタリ。ウッドパネル、シート、ドアトリムの仕上がりは北欧家具でアレンジされたリビングのよう。このまったりした雰囲気はメローなロングボーダーにウケること間違いなし。癒されます!
【理由5】どこよりも前へ前へ進んでおります
そして第五は、環境問題に正面から対峙するスタイル。すでにすべての市販車を電動化し、温室効果ガスの排出量を減らす活動に出ている。地球温暖化はサーファーにも直面する事象だけにここは深く同意したいところである。
▲どのメジャーなメーカーよりも早くラインナップの電動化を築き上げたボルボ。100%電気自動車、プラグインハイブリッド、マイルドハイブリッドで勝負する。と同時に、“ボルボコンセプトリチャージ”で未来の電気自動車のハードウェアとデザインの提案も行った
ということで、ボルボが海クルマとして相応しいことがおわかりいただけたであろう。イマドキのボルボは知れば知るほど深掘りしたくなる魅力がいっぱいなのだ。
デザイン、装備も充実だがXC90は走りも手応えあり
3列シートを有するラージサイズのXC90だが走りは至ってスムーズ。特にT8と呼ばれるプラグインハイブリッドモデルは、ガソリンエンジンにモーターがうまい具合にサポートし、数値以上の力強い走りを見せる。高速道路での安定性はピカイチで、ロングドライブも疲れない。サーフトリップにオススメの一台だ(九島編集長談)
SPEC.
ボルボXC90
SUV3兄弟の中での長男に位置するラージサイズSUV。パワーソースは2種類で、プラグインハイブリッドと48Vマイルドハイブリッドがある。駆動方式は全てAWD。シートは3列シートの7名がけ。価格は834万円~。
問合せ/ボルボカスタマーセンター TEL:0120-55-8500
https://www.volvocars.com/jp
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PROFILE
FUNQ NALU 編集部
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。
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