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物価高のいま注目!3万円台で買える2025最新レインウエア9選

寒さがゆるんで春を迎え、今年の登山計画を本格的に考え始めている人も多いのでは。そうなるとそろそろ気になるのが、日本の気候では避けて通れない、レインウエア選び。食料品から日用品まであらゆるものが物価高のいま、やはり「少しでも安く……」と思ってしまうのは正直なところ。

しかし、山行の安全に直結するアイテムだけに、妥協はしたくない。防水性と透湿性を兼ね備えた素材を使用しており、雨の侵入を防ぎつつ体内の蒸れは外に逃がす。また、軽量で収納性に優れ、バックパックの中でかさばらない。歩行をさまたげないことや、視界を確保するフード形状も大切。

登山に必要な機能性はもちろん備えながら3万円台で買える、コスパのいいレインウエアを集めてみた。

編集◉PEAKS編集部
文◉PEAKS編集部、大堀啓太
写真◉熊原美惠

コスパのいい登山レインウエアの選び方

登山において、天候の変化は避けられない。突然の雨に備えるレインウエアは、安全性と快適性を左右する重要なギアだ。しかし、高機能なレインウエアは高価なものも多く、予算と相談しながら選ぶ必要がある。コストパフォーマンスに優れた登山用レインウエアの選び方とは?

A:防水性で選ぶ

レインウエアの性能を示す重要な指標が耐水圧。これは、生地が水を通さずに耐えられる水圧を表し、登山用レインウエアの場合、最低でも10,000mm以上の耐水圧がほしい。ただし、耐水圧が高ければ高いほどいいというわけでもなく、過度に防水性が高い耐水圧は透湿性を犠牲にする危険もあるので注意したい。

B:透湿性能で選ぶ

内部の湿気や汗を外に逃がす能力のことで、前述のとおり、登山では汗をかくので透湿性能はたいへん重要。透湿性が低いとレインウエア内部が蒸れて不快になり、長時間の登山で体力を奪われる原因になる。

C:素材で選ぶ

レインウエアの素材は、性能とコストに大きく影響する。高機能な素材ほど高価になる傾向があるが、コスパを重視するなら、メーカー独自素材の2.5レイヤー構造や3レイヤー構造の素材を選ぼう。2.5レイヤー構造は、防水膜の裏地側に薄いコーティングを施した構造で、軽量かつコンパクト。3レイヤー構造は、防水膜を保護層でサンドした構造で、耐久性に優れている。

D:機能性で選ぶ

レインウエアの機能性もコストパフォーマンスを左右する重要な要素だ。必要最低限の機能を押さえつつ、過剰な機能を省いたモデルを選ぶことで、コストを抑えることができる。

登山用レインウエアに必要な基本機能は、

  • 完全シームシーリング
     生地の縫い目に専用のテープや溶剤を施し、縫い目の隙間から雨の浸入を防ぐ加工が施されていること。
  • 頭部にフィットするフード
     隙間から雨が浸入しないよう、顔まわりや後頭部にギャザーでフィットできるか、絞って調整できること。
  • 止水ファスナー
     雨の浸入を防ぐ特殊なファスナー(止水ファスナー)が望ましい。
  • ベンチレーション機能
     脇の下などにファスナーがあり、開けておくことで内部を換気できる機能。またはポケットの内側がメッシュ素材となっている。

日常生活用のレインウエアと異なり、登山用のレインウエア選びでは複数の要素を総合的に判断することが必要。必要十分な性能をもちながら過剰な機能を省いた製品を選ぶことで、予算を抑えつつ満足度の高いアイテムを選べるだろう。

【2025年最新】コスパのいいおすすめレインウエア9選

では、2025年春夏の現時点で最新の、3万円台で手に入れられるおすすめレインウエアを見ていこう。

ハイキングからタウンユースまで。【サロモン】

ソリッドなデザインで、山に街にと着回しが効くレインウエア。通気性も備えた2.5レイヤーの防水透湿素材を採用し、快適な着用感が一日中続く。パンツの着脱をスムーズにする2ウェイサイドファスナーは、ウエア内の換気にも役立つ。

サロモン/アウターパス2.5Lジャケット

  • ¥22,000
  • サイズ:S ~ XL
  • カラー:ディープブラック/グレープリーフ、他2色
  • 重量:300g(M)
  • (問)サロモン
  • ※ウィメンズモデルあり

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サロモン/アウターパス2.5Lパンツ

  • ¥15,400
  • サイズ:S ~ XL
  • カラー:ディープブラック
  • 重量:237g(M)
  • (問)サロモン
  • ※ウィメンズモデルあり

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だれもが知るレインの新たな一歩。【モンベル】

登山者全般に愛用者が多い、あの“ストクル”が環境にやさしくなる。防水透湿メンブレンに、高い透湿性を備えたPFASフリーの独自素材スーパードライテックを採用。裏地は保水しにくい高密度ニットを配置して、サラッとした快適な着心地が続く。

モンベル/ストームクルーザージャケット

  • ¥22,000
  • サイズ:XS ~ XXL、M-R、L-R
  • カラー:ブルー、他4色
  • 重量:254g(M)
  • (問)モンベル
  • ※ウィメンズモデルあり

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モンベル/スーパードライテックレインパンツ フルジップ

  • ¥18,000
  • サイズ:S ~ XL、M-S ~ XL-S、S-L ~ XL-L
  • カラー:ブラック、他1色
  • 重量:216g(M)
  • (問)モンベル
  • ※ウィメンズモデルあり

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スムーズに行動できるシェル。【アウトドアリサーチ】

急傾斜の登りやクサリ場などの通過でも、ストレスなく動けるストレッチ性を備える。2.5レイヤーの防水透湿素材Ventiaは透湿性が高く、やわらかな着心地。パンツにはフルレングスのサイドファスナーを備えて、スムーズに着脱できる。

アウトドアリサーチ/ストラトバーストレインジャケット

  • ¥29,700
  • サイズ:S ~ L
  • カラー:レンジャーグリーン、他4色
  • 重量:241g(M)
  • (問)エイアンドエフ
  • ※ウィメンズモデルあり

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アウトドアリサーチ/ストラトバーストレインパンツ

  • ¥24,200
  • サイズ:S ~ L
  • カラー:ブラック、他1色
  • 重量:269.3g(M)
  • (問)エイアンドエフ
  • ※ウィメンズモデルあり

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使うシーンを選ばない。【カリマー】

ソフトな風合いで、レインウエアとは思えない着心地。風のバタつきを抑えながらもリラックスしたシルエットは雨天だけではなく、風をよけたい稜線や肌寒い休憩時の防寒にと幅広いシーンで着用できる。パンツにはショート丈サイズも展開。

カリマー/WTX LTレイン ジャケット

  • ¥31,900
  • サイズ:XS ~ XL(ユニセックス)
  • カラー:デジタルライム、他2色
  • 重量:340g(L)
  • (問)カリマーインターナショナル

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カリマー/WTX LT パンツ

  • ¥22,990
  • サイズ:XS ~ XL、MS、LM(ユニセックス)
  • カラー:ブラック
  • 重量:257g(M)
  • (問)カリマーインターナショナル

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手乗りサイズのコンパクトさ。【ラブ】

上下合わせても、わずか200gという究極の軽さ。防水透湿素材にはパーテックスシールドを採用。風のバタつきも軽減する無駄を削ぎ落したシルエットながら、ストレッチ性と体の動作を考えられたデザインによって動きやすさも確保。

ラブ/ファントムジャケット

  • ¥31,900
  • サイズ:S ~ XL
  • カラー:ライトジンク、他1色
  • 重量:116.5g(M)
  • (問)ランドアール
  • ※ウィメンズモデルあり

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ラブ/ファントムパンツ

  • ¥22,000
  • サイズ:XS ~ XL(ユニセックス)
  • カラー:エボニー
  • 重量:84g(M)
  • (問)ランドアール

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ベーシックこそ使いやすい。【マウンテンハードウェア】

着用してすぐに透湿性を発揮するオリジナルの防水透湿素材Dry Qを採用したシェル。ヘルメット対応フード、脇下ベンチレーション、フロントのダブルファスナー仕様などの機能を備え、すっきりしたシルエットと立体デザインで動きやすい。

マウンテンハードウェア/コヒージョンジャケット

  • ¥36,300
  • サイズ:XXS ~ XL(ユニセックス)
  • カラー:ゴールデンブラウン、他2色
  • 重量:353g(XS)
  • (問)コロンビアスポーツウェアジャパン
  • ※ウィメンズモデルあり

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マウンテンハードウェア/コヒージョンパンツ

  • ¥28,600
  • サイズ:XXS ~ XL(ユニセックス)
  • カラー:ブラック
  • 重量:222g(XS)
  • (問)コロンビアスポーツウェアジャパン
  • ※ウィメンズモデルあり

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より万全な濡れ対策に進化。【ファイントラック】

驚異的なストレッチ性や快適な着心地に定評のあるシェルが、耐水性を高める。フロントファスナーやパンツのサイドファスナーに、フラップなしでも十分な耐水圧を備えた新型止水ファスナーを新たに採用し、ファスナーからの浸水を軽減する。

ファイントラック/エバーブレスフォトンジャケットMen’s

  • ¥38,500
  • サイズ:S ~ XL
  • カラー:ロイヤルブルー、他4色
  • 重量:300g(M)
  • (問)ファイントラック
  • ※ウィメンズモデルあり

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ファイントラック/エバーブレスフォトンパンツMen’s

  • ¥27,280
  • サイズ:S ~ XL
  • カラー:ブラック
  • 重量:235g(M)
  • (問)ファイントラック
  • ※ウィメンズモデルあり

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目に楽しい北欧のカラーリング。【ピークパフォーマンス】

コンパクトな収納性と快適な着心地を追求。独自の防水透湿素材HIPEを採用し、雨から体を守りながら蒸れを確実に排出する。シルエットはきれいめなレギュラーフィットで、腕上げしやすいラグランスリーブを採用し、ストレスない着用感。

ピークパフォーマンス/トレイル HIPE 3L ジャケット

  • ¥39,600
  • サイズ:S ~ XXL
  • カラー:アビッドベージュ、他3色
  • 重量:323g(M)
  • (問)ピークパフォーマンス
  • ※ウィメンズモデルあり

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ピークパフォーマンス/トレイルHIPE 2.5L シェル パンツ

  • ¥28,600
  • サイズ:S ~ XXL
  • カラー:ブラック
  • 重量:258g(M)
  • (問)ピークパフォーマンス
  • ※ウィメンズモデルあり

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機能的で環境性も優れる。【パタゴニア】

リサイクルナイロンの採用や、PFAS不使用の撥水性など環境配慮されたシェルでありながら、機能も万全。独自基準のたしかな防水透湿性は繰り返しのテストで実証され、ヘルメット対応フード、ハーネスに干渉しないポケットなどを備える。

パタゴニア/グラナイト・クレスト・レイン・ジャケット

  • ¥39,600
  • サイズ:XS ~ XXL
  • カラー::タイダルティール、他4色
  • 重量:400g(M)
  • (問)パタゴニア日本支社
  • ※ウィメンズモデルあり
▲脇下のベンチレーションは大きく開放できて、蒸れを効果的に排出できる。

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レインウエア選びのQ&A

レインウエアの耐水圧はどのくらい必要?

登山用レインウエアの耐水圧は、最低でも10,000mm以上がほしい。多様な条件下での使用も想定し、20,000mm以上の耐水圧をもつ製品を選ぶのがおすすめ。

  • 10,000mm:中程度の雨に対応
  • 20,000mm:強い雨や長時間の雨に対応
  • 30,000mm以上:豪雨や水圧のかかる状況にも対応

レインウエアの透湿性はどう判断する?

レインウエアの透湿性は、一般的にg/㎡・24hという単位で表される。数値が大きいほど透湿性が高く、汗による蒸れを軽減できる。以下の基準で判断するといいだろう。

  • 5,000g/㎡・24h未満:低透湿性
  • 5,000〜10,000g/㎡・24h:中程度の透湿性
  • 10,000g/㎡・24h以上:高透湿性

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グリーンシーズンの登山に必要な装備を網羅!『PEAKS No.171』は2025年3月14日(金)発売

グリーンシーズンの登山に必要な装備を網羅!『PEAKS No.171』は2025年3月14日(金)発売

2025年03月13日

※この記事はPEAKS[2025年5月号 No.171]に基づいており、製品のスペックや価格は誌面掲載時のままとなっております。

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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