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東奔西走! 気まぐれ紅葉サーチトリップ・ルートガイド

紅葉を目指して駆けずり回った2日間の登山ルートを見てみよう。紅葉狙いで2日間出かけるなら、1泊2日でひとつの山に登るのではなく、日帰り×2本の山行を計画してみるのも選択肢。この組み合わせは1例だが、ひとつ目の山を基準にしてふたつ目の山を選べるので、紅葉を当てる確率ははかなり膨らむ。

>>>ルポの前編・後編はこちらから

東奔西走! 気まぐれ紅葉サーチトリップ・前編

東奔西走! 気まぐれ紅葉サーチトリップ・前編

2021年09月20日


東奔西走! 気まぐれ紅葉サーチトリップ・後編

東奔西走! 気まぐれ紅葉サーチトリップ・後編

2021年09月21日

文◉池田 圭 Text by Kei Ikeda
写真◉宇佐美博之 Photo by Hiroyuki Usami
取材期間◉2019年10月31日~11月1日
出典◉PEAKS 2020年10月号 No.131

粘りに粘った紅葉ハシゴ登山計画

  • 1日目:雨飾高原キャンプ場→ブナ平→荒菅沢→笹平→雨飾山
  • 2日目:谷厳寺→天狗の飛び石→阿弥陀仏石碑→天狗岩→高社山西峰→高社山

DAY.1

マップ

① 登山口に立派なトイレがあるが、山中には一切ない。ここで済ませてしまうか、携帯トイレ用のブースがあるので携帯トイレを持参しよう。

② ブナの巨木が立ち並ぶブナ平には静謐な雰囲気が漂う。ピクニックがてらのんびりと歩いてきて、ここで折り返す登山者も見られた。

③荒菅沢の谷を一歩越えると登山道の状況は一変し、ガレ場が続く。

④ここまでは初級者でもまったく問題なし。ここから先は中級者向き。

⑤山頂は双耳峰になっており、それぞれが絶景の展望台になっている。新潟・長野エリアの主な山々は、ここからひととおり眺められる。

アドバイス

核心部は荒菅沢からのガレ場の登り下り。紅葉時期の週末は混雑し、コースタイム以上に時間がかかることが多い。駐車場も満車になる。登山口のキャンプ場に泊まれるので、余裕を持って前泊して、朝は早めに出るのがベター。

アクセス

中央道の安曇野ICから国道147号、148号を使って白馬経由で約90分。公共交通機関の場合、JR大糸線南小谷駅で「雨飾高原行」のバスに乗り、終点から約1時間歩く。朝7時半に南小谷駅発の便だと8時11分着。

DAY.2

マップ

⑥入り口にはわかりやすい看板がある。駐車場はお寺の前のスペースを使わせていただく。近くにトイレや湧き水が汲める場所もあった。

⑦登山道はきれいに整備されている。階段は段差が小さく登りやすい。

⑧ブナやカエデを中心に樹種は多様で、植物好きなら飽きずに歩ける。

⑨山容が見えるのは胴結場の分岐前後か下の町からだけ。こちらが西斜面。山頂手前にいくつか大きな岩があり、迫力のある表情のお山だ。

⑩気をつけて行けば、天狗岩の上に出ることもできる。ここから眺める雲海と千曲川、登ってきた尾根を染め上げる紅葉の色彩は見事だった。

アドバイス

紅葉を愛でながら歩いて、登りは大体3時間。危険な箇所はとくになく、道もよく整備されていて歩きやすい。駐車場と山頂(1,352m)との標高差は900mほどあるので、里山といえど登り応えはなかなか。

アクセス

中央道・信州中野ICから県道29号と国道403号を乗り継いで約20分。駐車スペースは限られている。東面からリフトでも登れるが、谷厳寺から西面を歩くのがおすすめ。最寄り駅は長野電鉄長野線・信州中野駅。

下山後はゲキ渋な温泉街・渋温泉へ

※雨飾山では近年紅葉時期の混雑が著しく、2021年10月の土日は入山規制が行なわれます。詳しくは小谷村の公式ページをご確認ください。

出典

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PEAKS 編集部

PEAKS 編集部

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

PEAKS 編集部の記事一覧

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