ソロキャンプ愛好家こだわりのキャンプ道具8選|オートキャンプ編
PEAKS 編集部
- 2022年02月26日
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ソロキャンプ愛好家の人が使っているキャンプ道具をご紹介。バックパッキング、ツーリング、オートキャンプとそれぞれことなるスタイルにフィットする、こだわりの詰まったアイテムの数々。きっと、つぎのキャンプの参考になるはず!ここでは、キャンプコーディネーター・佐久間亮介さんのオートキャンプスタイルをご紹介。
文◉ヤマシタユウスケ
写真◉矢島慎一
出典◉CAMP TOOLS 2021
佐久間さんのオートキャンプスタイル
ひとたび出かけたなら、キャンプも外遊びも心ゆくまで楽しみたいという欲張りな佐久間さん。「ミニ」の名前ながら十分な積載量の「クロスオーバー」が、彼のわがままなスタイルにもバッチリ応えてくれている。たくさんのアイテムに囲まれた、どこに出かけてもアウトドアを満喫できるベース(基地)を作るには、やっぱりこれくらいの荷物が必要だ。
もともとアウトドア全般が好きでキャンプを始めた佐久間さんだが、3年ほど前から外遊び熱が本格化。となると、キャンプ道具も外遊びの道具も余さず持って行きたくなるわけで、大量の荷物でも苦にならないオートキャンプが必然の選択となる。
そんな佐久間さんの愛車は、義理のお兄さまから譲り受けたミニの「クロスオーバー」。アウトドアと相性のいいSUVで、どこまでも走って行きたくなる走破性の高さが気に入り、いまでは“相棒”と呼ぶ存在になっている。
もっとも、よくばり始めるとキリがなくなり、もっと荷物を持っていきたくなるのがキャンパーの性。クルマの買い換えを視野に入れつつ、ルーフキャリアを取り付けて積載量を拡張することが目下の夢だとか。
①サイトのイメージを決定づけるランタン
ソロの割には広めのサイト面積だから、全体を照らす強い灯りがほしくなる。灯油ランタンの代名詞的存在のペトロマックス「HK500」は、マントル発光の圧倒的な明るさに加えて、なによりも存在感が抜群。これひとつでサイトの雰囲気がワンランク上に。
②焚き火台はソロ調理の立派な熱源
佐久間さんがよく訪れる有野実苑オートキャンプ場と、ヒラノの焚き火台「CORN」のコラボモデル。焚き火台本体は軽量ながら、重厚な鉄板を組み合わせることで肉を焼いたり鍋を温めたりすることが可能に。ソロでは不足しがちな、調理の熱源を補ってくれる。
③ランタンハンガーにもこだわりを
めずらしい木製のランタンハンガーが、その絶妙な風合いで佐久間さんの心を捉えた。台湾のウッドギアブランド、ブラックデザインによる「シダレ桜」は、オーク材のしっかりした造り。ポールは金属パーツで継ぐ仕組みで、高さを3段階に調整できて使いやすい。
④バトニングはキャンパーの嗜み
佐久間さんが「何度もバトニングしているけれど、まったく傷まない」とお墨付きを与える、ベアボーンズ「№6フィールドナイフ」。美しい曲線の持ち手はウォールナット製で質感も高く、手にもよくなじむ。ワックス処理されたキャンバス地のシースもかっこいい。
⑤連れ出しやすい背負えるクーラー
外遊びでサイトから飛び出すことの多い佐久間さんは、背負えて両手が自由になるソフトクーラー、オッターボックス「トルーパー」の高い携行性を支持。もちろん機能面も文句なしで、しっかりと保冷剤を仕込んでおけば、2〜3日はキンキンに保冷してくれるそう。
⑥シリアルナンバー入りの宝物
アウトドアチェアの大定番「カーミットチェア」をサンセットクライマックスがカスタムした逸品は、佐久間さんいわく「シリアルナンバー入りで、宝物として扱いたいほど思い入れがある」。座面と背面の生地は日本製バリスターナイロンで、座り心地も抜群。
⑦長期滞在なら睡眠の質は大事
ナンガのソトソトデイズ別注寝袋とアウトプットライフの「イージーコット」を組み合わせて、寝床を設営。ただでさえ広いガレージテントの寝室なら、安らかに眠ることができる。長期滞在キャンプの多い佐久間さんにとって、睡眠の質の確保は重要だ。
⑧現在は川遊びに病みつき
佐久間さんがいま、もっとも夢中な外遊びがパックラフト。スリルと達成感、ぷかぷかと浮ぶだけの気持ちよさのいずれも最高なのだとか。パックラフトをしながら河原でキャンプをしたり、テントを拠点に日帰りで川遊びに出かけたりと、その楽しさの病みつきに。
教えてくれたのは
キャンプコーディネーター
佐久間亮介さん
ライター、テレビ出演、モデル、キャンプシーンのコーディネートまで、キャンプにまつわる仕事はなんでもお任せ。2021年4月に上梓した初の単著『キャンプ職業案内』は、重版出来
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。